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『誹風柳多留』(柄井川柳)

2017-06-20 | 生物暗記法

配布やな義太夫唐千里。

誹風柳多留(はいふうやなぎだる))(柄井(からい)川柳


[句意]配布するのが難儀でかったるい川柳だ、という句。


[ポイント]

1.『誹風柳多留』は、柄井川柳撰の川柳句集。

[解説]

1.柄井川柳(1718~1790)は、浅草の名主の家の生まれ名主を継ぐ。前句付けの点者(評者)として名声を確立した。

2.「川柳」は18世紀半ば、前句に対し、五七五の長句(附句)をつけて、両句の間に醸し出されるウィットやユーモアに風刺(滑稽穿ち(うがち)、軽み(かるみ)の3要素)を競い合う短詩文芸。前句から切り離された長句を川柳と呼ぶようになった。江戸川柳のうちでも、柄井川柳が評に当たった1757年(宝暦7)から1789年(寛政元)にいたる33年間の選句を、とくに「古川柳」と呼ぶ。


3.柄井川柳が、例えば「切りたくもあり切りたくもなし」という前句を発表し、これに対して各町内に投稿場所を設けて投句を募る。「泥棒を捕えてみれば我が子なり」といった句が応募してくる。年10回くらいの募集機会があり、1回16文(500円ぐらい)で応募できる。優秀作が柄井川柳の撰で次号の『誹風柳多留』に掲載され若干の商品も出るという仕組み。


4.「川柳」は我が国で唯一、個人名が文芸の名称となった文芸。当時、数万の江戸市民が川柳を楽しんでいたと推定される。18世紀後半と言えば、アメリカやヨーロッパでは戦乱や虐殺が絶えなかった時代、この時代に優雅な遊びに我が国の市民が興じていたことは、誇るべきことである。

2016法大・法(政法)国際キャリア:「
問1「さまざまの事おもひ出す桜かな」。これは、江戸時代に作られた[   ]である。

 ア今様 イ発句(俳諧)
 ウ小歌 エ川柳 オ狂歌
 カ狂詩」

(答:イ)〉

2004大学入試センター試験追試:「

問4 下線部c政治や社会を風剌する川柳や黄表紙に関して、当時の世相を風刺した次の川柳の背景について述べた文として正しいものを、下の1~4のうちから一つ選べ。

 役人の子はにぎにぎをよく覚え(『誹風柳多留』)


 1 これは、意次の時代に銀座が設立されたことを詠んだものである。

 2 これは、意次の時代に賄賂が横行したことを詠んだものである。  
 3 これは、定信の時代に武道が奨励されたことを詠んだものである。
 4 これは、定信の時代に学問が奨励されたことを詠んだものである。」

(答:2)〉

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