マルギのウメ

デイリースポーツのレース担当記者。

ブービーからはい上がる

2010-01-09 22:00:00 | 競輪選手
予約するべきタイミングが分からない。
ウメです。


小田原競輪の二日目に行ってきました。太陽が出て良い天気でしたね。風もそんなになくて、しのぎやすい方だったと思います。









拙ブログ、97期生のトップバッターを御願いしたのは、準決勝を勝った福島の佐伯翔選手です。

「落合さんが斬って、自分は三番手に入るのかと思いました。でも一車だったのでハマりました。早めに行かないと落合さんにまた行かれちゃうので、早めに(二角で)交わしに行きました。そうすれば岩崎(淳一)さんも呼べるかなって思ったので。
 昨日は三コーナーで休んじゃって怒られたので、流さずに行くことを心がけました。」

前日は眠れなかったと言ってたね。

「緊張があって、疲れも出て、昨晩はよく眠れました。」

気分よく参戦だ。

「決勝に乗れば星野(辰也)さんと戦えると思って来てたので、とりあえず準決をクリアして嬉しいです。」


高校はどこなんですか?

「平工業です。(佐藤)一伸や猪狩(卓男)と一緒です。小野(大介)さんが先輩で、一個下が(伊藤)勝太です。ショウタは高校の時は目立たなかったんですが、学校を出てから強くなりましたね。」

在校成績は72位なんだね。

「ブービーでした。出てからが勝負だと聞いていたので、先行してきました。でも久木原(洋)さんも同じような考えで、負けたくなかったのですが、叶わなかったです。
 学校では順位を気にせずに先行していました。焦りはなかったですね。追い込みとかで勝っても、特に凄いとは思ってなかったです。先行してる方がいいなって思っていました。」

卒業してからデビューまでの期間が良い過ごし方だったようです。

「師匠に車で引っ張ってもらったりしてきました。街道での乗り込みと、もがきが中心です。練習では山崎(芳仁)さんとも一緒にやらせてもらっています。山崎さんは凄い選手だけど、威張ったりした感じがなくて優しいです。質問にも丁寧に答えてくれますし、もがきの時はこーした方がいいとか、あーした方がいいとか。セッティングや運びのアドバイスもしれくれます。練習方法も、同じ長距離出身なので、ダッシュ力の付け方も教えてくれます。山崎さんの所には、いろいろな選手が練習を一緒にするために来るので、とても刺激になります。」

さていよいよ決勝戦だ。

「二日間とも先行できていなんで、逃げの決まり手を付けるようにしたいです!」



他レースからもコメントを少々。

1R 2着だった東京の飯田義広選手。「十一月の宇都宮の時も、マクリ追い込みだったよ」と、自力発揮に揚々。

4R 人気に応えられなかった落合達彦選手。「自力選手に入られたと言っても・・・。力不足です。気持ち切り替えて明日頑張ります。」

12R 敗れた緒方剛選手。「もっと中団の取りっこになってくれれば良かったんですが・・・。飯田(威文)さんが決勝に乗ってくれたんで、仕事は果たせました。 <最終日は特選レースに出走> 須永(啓嗣)さんとは連係あって、須永さんが1着ってのがあります。ワンツー決められるように、自分が4コーナーで先頭に居るように、自力自在で頑張ります!」

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