何年経っても

東日本大震災から６年経ちました。

まだまだ余震と思われる地震も多く、
街の復興も徐々に進んでいるとはいえ、
震災前の日常には程遠い状況のようです。

たしかに「もう大丈夫」などという判断は
何の根拠もないもので、
天災にしても、事故にしても、犯罪にしても
いつなんどき、自身の身にふりかかってくるかは
誰にもわかりません。

それでも、生きているうちは、
日々の中で、苦しみながらも喜びを見つけたり、
楽しい中にも悲しい思い出に引っ張られたり
暮らしていかねばならないのですよね。

社会人になるまでは大きな天災や事故などに、
あまり反応しなかった自分なのですが、
85年の日航機事故、
95年の阪神淡路大震災、
05年のＪＲ尼崎事故、
11年の東日本大震災、
16年の熊本地震、
そのほかにも交通事故で犠牲になった子供たち、
無差別な犯罪に遭われた方々。

大勢の方の命が失われるたびに、
心が痛むようになりました。

自分の人生を大切にしなければ。

…などとエラそうなことを言っても
安穏とダラダラ暮らしているンですけどね。


生きているワタシたちにとって大切なことは
やっぱり、
「忘れないこと」
かな。

あなた方のことを忘れていない人たちが
たくさん、たくさん、いますよ。