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(2006年8月以前はこの限りではありません)

経営学

2005-08-23 22:48:59 | Weblog
ヤマト運輸元会長の小倉氏の著書。ヤマト運輸の宅急便事業の顛末を基に、経営とはどういったことなのか、について論じている。
実体験に基づく論理のため、分かりやすく、またひとつのドラマとしても面白い。つい、電車を一駅乗り過ごしてしまったくらいである。

トレンダーズ社長、経沢氏がGQ JAPANの特集で紹介していたが、読んで良かった、と思える本だった。

「人員が増えると人件費が増えるというデメリットは結果であって、その前に生産性が上がる、収入が増えるというメリットがあるはずである」
まさにその通りであって、そうでなければ新卒採用など出来ないはずである。メリットを優先して考え、あくまでポジティブな発想が大事だと気付かされた。

「社長の役目は会社の現状を正しく分析し、何を重点として取り上げなければならないかを選択し、それを論理的に説明すること、つまり戦略的思考をすることに尽きると思う」
この本の中で繰り返し出てきた言葉「戦略的」。「戦術的」との対比で強調されているが、全体を捉えて思考することが大切だと感じた。

「優秀なプレーヤーは、失敗した時のリカバリーも優れている」
人間誰しも失敗はする。それをどう先につなげるのか、が重要。

「社長の老害については身にしみて感じていた。だから、自分がまだ元気なうちに役員の定年制をつくり、実行するつもりでいた」
多くの成功者、と呼ばれる人たちはやはり去り際が美しい。こういう発想は持っているべきである。

「(1999年の時点で)今後、インターネットを利用した商品売買が普及すれば、宅急便事業を軸にさらなるビジネスチャンスも期待できるだろう」
6年前にこの未来を見通せる思考が出来るのは、ただただすごい、と感じた。

「考える力がなければ経営者とはいえない」
経営者に限らず、考える力がなかれば仕事にならない、と思う。常に思考し、自分の存在価値を高めていかなければ。

「総会で、株主の質問に答えるのは、経営者の最高の責任ではないか」


小倉昌男 経営学

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