大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

生物多様性の維持なんか幻想だ―京都議定書の愚を繰り返すな

2010年10月18日 23時19分39秒 | 地球環境

 いわゆるCOP10(10th Conference of the Parties)の本会議が始まりました。これまでの数日間はその準備会議で,生物資源由来の薬剤などの産物の利益配分を検討していたはずですが,はやくも暗礁に乗り上げたようです。
 準備会議の成り行きを見ていますと,懸念していたとおりの進行であり,要するにアフリカや東南アジアなどの開発途上国で採取した植物,動物,果ては病原菌などを先進国が持ち帰って薬品その他の有用物質に利用して巨額の富を得ているにも拘わらず,もとの開発途上国には見返りがない,あるいは少ないからもっと寄こせという利益の取り合いです。折り合うはずもありません。永久に平行線を辿るのではないかと懸念されます。
 日本のお人好し,あるいは無知の閣僚あるいはマスコミは,生物多様性の維持のための会議であって将来の地球を救う大事な会議だと,高らかに謳っている,もしくはそのフリをしていますが,会議の実体は上に書いたような開発途上国と先進国の利益配分という,どろどろしたものなのです。
 この構図は見たことがある,と感づかれた方も多いと思いますが,かつて1997年京都において開催された第3回気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議、COP3)で,議長国日本が主にイギリスなどのヨーロッパ各国の策謀に敗れ,ほとんど一方的に不利な温暖化ガス抑制を押しつけられて京都議定書なるものを成立させてしまった経過と酷似しているのです。
 もともと国際交渉にナイーブな日本は,議長国の面子だけを重んじて議定書成立だけを急ぐあまり,将来に重大な禍根を残す京都議定書を押しつけられてしまったのです。それなのに,NHKをはじめとするマスコミは”Save the future!”と叫んで,京都議定書の成立をはやし立てました。
今回の生物多様性維持会議でも,NHKはそっくり同じセリフ”Save the future!”を叫んで,いかにも地球の守護神のごとく振る舞っています。全く救いようがないマスコミです。
 さいわい温暖化防止の方は,もともと人為的二酸化炭素を主原因と決め付けるIPCCの作為的虚構が,当然のことながら行き詰まり,実現困難なことが昨年開催されたCOP15に至り世界的に明らかになり,IPCC内部のスキャンダルなどもあって(いわゆるClimate scandal),本年12月のCOP16をもって胡散霧消する可能性も濃くなってきました。
 CO2抑制の方は,我が日本の史上最悪の愚かな総理,鳩山由紀夫が総理就任早々の国連総会で胸を張って宣言してしまった,できもしないCO2抑制目標が,日本の生産活動,さらには経済活動の障害になってしまいましたが,COP16をもって終わりにしてくれるかも知れません。
 しかし,生物多様性維持を表向きの主たる目的にした会議の方はまだこれからです。そして,鳩山由紀夫は数ヶ月で退陣しましたが,依然としてその後継菅直人内閣は続いています。愚かなことでは鳩山由紀夫ととんとんです。どんな愚かな人間が日本に不利な議定書を,地球を救うとか勘違いして提案してしまうかも知れません。受け入れてしまうかも知れません。
 これまで1年近い民主党内閣のやりようをみていると,どこそこの国に何百億,どこそこの国に何十億と大盤振る舞いして平然としています。それらの原資はみんな国民の経済活動,国民の税金で蓄積されたものの筈です。今回の生物多様性維持会議でも,低開発国に大盤振る舞いする懸念が十分あります。
 根本的に考えれば,そもそも生物多様性など維持できるものなのでしょうか。
 CO2の時と同じように,今回も自分の顔と名前を売り込もうとしかつめらしい,あるいはこの世の終わりと云わんばかりの顔をして,生物多様性の維持が如何に大切かとマスコミで説きまわったいる連中がいます。しかし,彼らは「本気で」可能だと思っているのでしょうか。
 私は,生物多様性なんて維持できるものではない,と考えています。かつて繁栄した種が,環境の変化で絶滅してしまった例は,過去にもいくらでもありました。人類の活動だけが原因ではありませんでした。
 人類を考えてみましょう。人類の起源はアフリカにあると云われていますが,人類誕生直後しんの人類と現代の人類を比較すれば直ぐに判ります。現代では人種が多様に混淆して,すでにそのルーツを辿ることもできなくなっています。人がホモサピエンスから進化?して,俗にホモモーヴェンスと云われるように移動を繰り返すようになった現在,よほど未開の地ならばともかく人種は混淆してしまっています。そのなかでそれぞれの地域の人種を特定することの意味すら危うくなっています。
 人類という,云うなれば生物社会の最高の位置にある種ばかりでなく,たとえばアメリカ固有の貝が輸送船のバラスト水の中に取り込まれ,日本に移動し,そこに定着して日本在来種に取って代わる,といった混淆もあります。
 本来移動できないはずの植物ですら,貨物に混じってはるか彼方から日本にまで運ばれ,根を下ろして定着してしまいます。原始の時代から,鳥に食べられた果実の種は遠いところまで拡散していました。ただし,動物にしろ植物にしろ,運ばれた先の生存条件が異なればそれなりに順応が生じて,その地の固有種になることはあり得ます。しかし,それには気の遠くなるような時間が必要で,それらをいちいち分類して生物多様性などと云ってしまってよいのでしょうか。
 要するに,種の拡散は当然の現象であり,これに抗することは植物動物,いや細菌さえも不可能です。
 熱力学で創始されたエントロピーの概念は,その後情報理論に拡張され,「乱雑度」の数学的表現と見なされていますが,生物でもエントロピーは増加する一方であり,どこまでが固有種と云えるかどうかもどんどん曖昧になっていきます。コーヒーの中のミルクは,一度拡散してしまえば分離は不可能に近いのです。
 そんな中で,生物多様性などと唱えても,幻想に過ぎないのではないでしょうか。
 むしろ今回,いや今後展開される生物多様性維持の議論は,あくまでも建前であって,本音は冒頭に挙げたような遺伝子資源の分け前争いなのではありませんか。
 一例を挙げれば,エイズウイルス(HIV)はアフリカから始まったとされており,HIVウイルスを発見し,そのウイルスを根絶するための研究を進めて治療薬を開発した国が利益を得たからと云って,極端な話ですが,HIVのウイルスを提供した国が利益を寄こせ,というのもおかしな話ではありませんか。
 じつは今回の会議前にも,たとえば鳥インフルエンザもしくは新型インフルエンザのワクチン製造の元となるウイルスもしくはウイルスを保菌するニワトリを提供した側が(主として開発途上国ですが),ウイルスもしくはそれを保菌するニワトリの提供を渋る,ということが起きていたのです。
 こんな経過を見てくると今回も,生物多様性維持などと云う幻想ときれいごとだけに振り回されて,またまた京都議定書と同じ愚を繰り返すのではないかと心配するのです。
 臓器移植を受けた世界中の患者に欠かせない免疫抑制剤に「タクロリムス」(FK506)という薬剤があります。日本の藤沢薬品(現アステラス製薬)が,筑波山の土壌細菌を採取して薬剤として完成した日本独自の極めて優れた薬剤です。これは日本の土壌から採取された細菌が原料であり,日本の技術で開発された薬剤ですから他国からとやかく云われるべきものではありません。しかし,これがアフリカや東南アジアの密林から採取された土壌から得られた細菌であったとしたら,一筋縄ではいかなくなる,というのが今回の会議なのです。
 たしかにFK506は製薬会社にとってドル箱かも知れません。しかし,その利益を茨城県あるいは筑波学園都市に還元せよ,などと云い出したら収拾がつかなくなるでしょう。
 くれぐれも議長国日本と云うことに惑わされてはなりません。もしかするとこの会議も日本をターゲットにした西欧の製薬会社の陰謀かも知れません。

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小沢一郎を中国に派遣せよ―媚中売国か愛国か直ぐ判る

2010年09月21日 19時12分42秒 | Weblog

 尖閣諸島近くでの中国漁船と日本の海上保安庁巡視船の衝突事件は,中国政府の強硬対応で,予想以上の複雑な政府間問題に発展しつつあります。
 そもそもは,尖閣諸島の帰属問題であり,近年東シナ海での海上覇権を拡大強化しようとしている中国が,新任の丹羽中国大使を深夜に呼びつけたり,かねてから予定されていたはずの日本の青年約千名の上海万博訪問団の受け入れ拒否,さらには上海市内でのSMAPの公演中止までエスカレートしています。
 日本側が,逮捕した衝突中国漁船の船長の拘置延長を発表したことで,中国側はさらなる強硬策に出る,と公式に発表する事態に立ち至っています。
 ここまでこじれると,中国側も容易なことでは挙げた拳を下ろせないでしょう。そして,その影響は日中間の貿易,中国国内に進出している日本企業への様々な圧力へとエスカレートしていく危険性が明らかです。
 対中強硬派と云われている前原氏が外務大臣に就任した直後であり,当然のことながら中国側はこれに敏感に対応した,とも考えられます。
 しかし,この問題を放置しておくわけにはいきません。日本側もなんらかの対応策,ソフトランディングの道を探らなければならないことは当然であります。
 ではとりあえずどうしたらよいか。私は,小沢一郎を急ぎ中国に派遣すべきだと考えます。
 先の民主党代表選で,少なくとも表面上は菅直人に敗れた小沢一郎は,「一兵卒に戻って党のために尽くす」とか殊勝な言葉をまきちらしていますが,内心は判ったものではありません。
 しかし,この訳の判らない男は,依然として民主党内で最大勢力を占めているのです。これをどう扱うかは,消去法で国民が仕方なしに容認した菅直人にとっても,重要な課題であることは誰もが認めるところです。
 大多数の日本国民にとって,もはや有害無益な小沢一郎をどう処分するか。私は,小沢一郎を緊急に中国に派遣することを提案します。民主党代表であり内閣総理大臣である菅直人が命令すればよいのです。特命大使とかなんとか肩書きをつけて。
 昨年9月の衆院選勝利以来,民主党内には依然として小沢信仰が充ち満ちているようです。そして,小沢本人も,美人ばかり集めたいわゆる小沢チルドレン(小沢一郎の「歓び組」)を従えて,党内に君臨しているつもりです。
 その勢力を見せつけたのが,昨年末2009年12月11日の,国会議員140名を含む総勢600名の,中国詣ででした。胡錦涛主席と会談した小沢一郎は,「私は人民解放軍野戦司令官」と自称したとかしないとか。要するに中国への忠誠を誓ったふしがあります。そしてそれに応えたかのように,胡錦涛主席は総勢600名と一人ひとり握手して,それぞれのツーショット記念写真まで撮影するサービスまでしたそうです。
 小沢一郎が,これほど誇示する太いパイプを中国首脳陣との間に持っているのであれば,今回のような尖閣諸島領有問題に端を発した軋轢の解決にもってこいではありませんか。ただし,これは小沢一郎があくまでも日本人であり,日本側に立ってことに臨めば,の話ではあります。
 小沢本人が,いや尖閣諸島はそもそも中国の支配下にあり,中国側が領有権を主張するのが当然である,と考えているのであれば何をか況んや。
 ですから,いま尖閣諸島問題で小沢一郎を派遣すれば,媚中売国の徒か,多少とも愛国の心が残っているのか,リトマス試験紙のように小沢一郎の本心が顕れるのではないでしょうか。

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小沢一郎サン,2週間の作り笑い,お疲れ様でした―悪党の笑顔ほど嫌らしいものはない

2010年09月14日 21時16分34秒 | Weblog

 民主党の代表選挙は今日の午後に結果が出ました。決して菅直人が良いわけではありませんが,小沢一郎が総理になったら起こるであろう諸々を考えると,遙かに小物であろう菅直人をねじれの参院でいじめ抜いた方がましだと思うからです。
 そうでなくとも,最近の尖閣列島をめぐっての中国の居丈高を見,史上最悪の愚かな総理・鳩山由紀夫が引き起こした普天間基地移転問題の解決法として成立した窮余の一策である日米合意さえも覆そうとする発言,そして総理になったら説明するとまで先送りしようとする政治資金疑惑,等々全てを考慮すると,小沢一郎だけは政界から葬り去らなければならない,と信じています。
 その悪党あるいは悪党面の小沢一郎が,今回の代表選挙に先立つ2週間の運動期間中,少なくとも外面は笑顔に終始していました。その不自然なこと,見ていて「ああ無理しているな,お疲れ様」と思わず苦笑せざるを得ないような毎日でした。
 これまで笑った顔が皆無に近かった小沢一郎が,それが本物であれニセ物であれ,満面に笑みをたたえた顔をマスコミ,つまり世間に晒すことは,さぞかし疲れたことでしょう。
 しかし,小沢一郎本人よりも疲れ,毎日不愉快だったのは,どう見ても悪党の笑顔としか思えない顔を連日見せつけられた国民の方だったのではないでしょうか。
 他の人はいざ知らず,少なくとも私は毎日不愉快でした。
 こうまでして権力を握りたいのか。いや,総理になっておけばいかに検察審査会が10月に強制起訴との結論を出そうとも,憲法だか何だかで閣僚の起訴は免れ得ることを知った上での立候補だ,とも囁かれていたのです。
 菅直人よりは数等も数十等も悪人然としたこの男小沢一郎がもしも,もしも民主党代表になり,すなわち総理になったとしたら,平然と日本を中国に売り,日本をして中華人民共和国の日本省(財務省とかではなく広東省とおなじ中国の地方自治区としての)としかねないでしょう。その懸念はこの男を政界から放逐しない限り拭いきれないでしょう。
 日本のマスコミが何を考えているのか。マスコミが,やれ豪腕の男だとか,壊し屋だとかはやし立てているからこそ,マスコミに対して妙にナイーブな一般国民が小沢一郎に対して独特の思い込みをしているのです。おそらく裏でなにがしか掴まされているのかも知れません。実体は,豪腕でも何でもない,ただの「張り子の虎」に過ぎないのに。
 それにしても小沢一郎サン,不自然な作り笑いの2週間,本当にご苦労さまでした。


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恥というものを知らない鳩山由紀夫と民主党―小沢一郎なんか論外だ

2010年08月30日 21時43分55秒 | Weblog

 通常の神経の持ち主ならば到底できないことです。
 本人の政治資金問題,いわゆる個人献金についても出所(母親)はともかく使い方については何ら説明もせず,それよりもなによりも普天間基地移設問題での失態は日米同盟を危うくしたものでした。加えて,小沢一郎の政治資金問題は本人が何ら説明もしないままであり,その責任を取って,つい3ヶ月足らず前に総理の座を菅直人に明け渡したばかりではありませんか。
 それがノコノコと出てきて菅直人・小沢一郎の仲介役のつもりとは。 
 6月当時の鳩山由紀夫・小沢一郎の辞任は,その後に行われた参院選を有利に進めるためであったと云われたものですが,鳩山由紀夫,いや民主党全体がそのような見方を否定してきました。しかし,真相はまさに選挙のための一時隠しだったのです。
 それにも拘わらず民主党は大敗して今日に至った訳です。
 ところが昨今は,その事実をまるで忘れたかのように,今度は菅・小沢の一騎打ちとばかりに,民主党内は菅陣営と小沢陣営に二分して争っています。
 鳩山由紀夫なぞ,小沢一郎と共に少なくとも数年間は蟄居謹慎していなければならないはずなのに,舌の根も乾かぬ内に菅・小沢の間を取り持とうなどと政界をうろうろいているのですから,まさに醜態,見苦しい限りです。
 首相在任中から,「史上最悪の愚かな総理」と自他共に認める存在だったのですから滑稽というか珍妙そのものです。恥というものを全く知らない,通常の常識を越えた存在です。もっとも,佐野真一氏によれば,恩人の妻を寝取って女房にした後始末も,母親の鳩山安子さんに委せっぱなしだったというのですから,鳩山由紀夫の破廉恥は徹底したもののようです。
 最近の異常な円高など何処吹く風,民主党どころかマスコミ各社までが菅だ小沢だとうつつを抜かし,真の日本の危機にはまったく頭が回らない有様です。
 情けないことに,民主党内部が全てこの有様で,昨年の衆院選での大勝だけを頼りに,本当の政治は小沢先生に任せなければ,なぞと選挙前にはフリーターだった連中までが興奮しています。
 マスコミ各社は,いまだに小沢一郎の豪腕に期待する,とか云って小沢一郎神話を信奉した話題作りに汲々としています。小沢一郎を「張り子の虎」と云ったのはみんなの党の渡辺喜美でしたが,まさに勉強不足のマスコミが勝手に創った豪腕神話のお粗末です。(このブログでは,数年前に小沢一郎を張り子の虎と書いています。)
 その間に,世界における日本の評価はどんどんと下がり,その間に新興各国が台頭するなど,やがて数年を経ずして日本は世界から見捨てられる恐れも出てきました。もっとも小沢一郎が総理になったら,日本を中国の管轄下に置くこともありそうです。それは,小沢一郎が直接引率して実施した中国詣でを見れば分かるでしょう。小沢一郎は,中国の胡錦涛主席の前で感涙にむせんだものです。
 民主党なんか四分五裂してしまえばよいのです。政党として存続する価値もありません。
 そもそも連合を第1のタニマチとしながら,公務員改革を標榜するなど,口先で云っていることと実行することとは大きく乖離しているのが民主党の実体です。仙石官房長官始め,大臣副大臣の多くが,連合配下の公労協その他労組出身者ではありませんか。
 このまま日本を民主党に委せたら,数年を経ずして日本は没落してしまいます。国民の中の無党派層は,何処まで考えて政権を委ねているのか。
 恥を知らないのは,鳩山由紀夫ばかりでなく,民主党員全員でしょう。あってはならない事態ではありませんか。

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鳩山由紀夫はニワトリか―たった3歩で過去を忘れる

2010年08月23日 21時00分20秒 | Weblog

 かつての大戦直後,食糧難の時代には,東京など都会の家庭でも卵や肉を得るため
ニワトリを飼っていました。
 これらのニワトリは,犬・ネコに襲われないように,材木にトタンと金網で組み立てられた鶏小屋に収容されており,日中小屋から出されて露地の虫などを啄ませたりしていました。
 ちょっと観察していると,露地に出されたニワトリは夢中になってエサを食べ過ぎ,胃袋が丸く突き出ていました。夢中になるあまり胃がパンパンにふくれてもまだ食べています。
「ニワトリは3歩歩くと食べたのを忘れるから,胃があんなにふくれても食べ続けるのだ」と年配者がよく語ったものでした。ですから,ニワトリは忘れっぽい,という認識が定着していたものです。
 なぜこんなつまらないことを長々と語ったか,と云うと,先日軽井沢で開催された鳩山由紀夫主催の民主党議員らの会合のTV報道を見たからです。
 鳩山由紀夫は,いまどきの若者の結構式衣装のような真っ白の上下を着て参会者から浮き上がって見えましたが,本人はそれが嬉しいらしく,盛んにはしゃいでいました。鳩山由紀夫がいつもけったいな服装をするのは,エキセントリックな女房の容喙によるものでしょう。悪趣味そのものです。
 それにしても変ではありませんか。鳩山由紀夫は6月始めまで日本の総理大臣であったのに,自身の政治資金問題,いわゆる故人献金問題に関してその顛末を明らかにはしておらず,さらに重大な普天間基地移設問題について日米間の政治的合意事項について全くの無策に終始してその言をくるくると変え,日本の安全保障を根底から危うくしたことで,史上最悪の「愚かな総理」と自ら認めて辞任したばかりではありませんか。
 3ヶ月足らず前の辞任当時には,次期衆院選には出馬することなく,事実上政界を引退するようなことを明言していたはずです。
 ところが,最近は民主党の代表選挙にも介入しようとしているではありませんか。「舌の根も乾かぬうちに」と云いたいところですが,これでは3歩前に食べたエサを忘れるニワトリよりも程度が悪い。この男の言葉は全く信用できません。
 衆参両院の民主党議員ばかりでなく,民主党に共感する周辺の人たちは,こんなニワトリ以下の鳩山由紀夫をいまだ支持しているのでしょうか。自他共に認める「史上最悪の愚かな総理」が,またまた復活するのでしょうか。もしそんなことになれば,世紀の悪党・小沢一郎と共に,日本を滅亡に導く事態となることは明らかです。
 それにしても,これほど自身の発言をころころと変える男,ひどすぎませんか。それともこれは,いわゆる「団塊の世代」に共通する傾向なのでしょうか。

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エコ幻想が高齢者を熱中症で殺す―「欲しがりません,勝つまでは」世代の悲劇

2010年08月09日 21時42分37秒 | 地球環境

 高温多湿が続く今年の夏(何年ぶりの現象であっても,決して初めてではないのですが)は,熱中症の季節です(熱中症死の多発は初めてでしょう)。
すでに多数の死者が出ており,しかも年齢別としては高齢者,しかも後期高齢者といわれる70歳以上が70%以上に上る,という特性があります。加えて,後期高齢者の熱中症死が室内,それもエアコンも完備している室内で起こっているのです。
 エアコンをつけて居さえすれば決して起こらなかったろうという状況での熱中症死なのです。
 なぜ,こんなことが起こるのか。私なりに分析しました。そして一つの結論に達しました。
 熱中症死を遂げられた人たちの多くは,エアコンがありながらつけていなかった,と云うことに問題があります。
 高齢者は,エアコンについて,とくにいわゆるクーラーとしての使用についてある種の固定観念がある,ということです。第1は,高齢者に特有の「クーラーに対する特異な恐怖心」,第2はいわゆる「勿体ない」の強い良心的呵責です。
 第1の「恐怖心」は,エアコンがほとんど各戸各室に備わっていることが常識になっている現代の人たちには理解できないくらいです。後期高齢者のひとりである私自身は,理系の人間でもあるせいか,この恐怖心はほとんどないのですが,かつてはマスコミや本,雑誌などもクーラーは身体に悪い,とする傾向が強かったのです。もちろん「冷やし過ぎ」の問題なのですが。
 私自身の経験として,子どもがあせもになりやすい体質だったので,当時の先端だったクーラーを子どもの部屋に入れました。ところが,母親が来るたびにクーラーを止めさせるのです。理由は「身体に悪い」でした。そのうちに撤去せよとまで云い出しました。
 仕方なく,母が来るたびにクーラーのコンセントを引き抜き,家具の後ろに隠したものです。その分,母が帰った後であせもの治療に苦労しました。
 母も執拗で,子どもが凍え死ぬ夢を見た,などと電話で云ってきたりして,応対に困ったものでした。おとぎ話のようなこの話は事実です。ブラック・ユーモアではありません。
 もちろん当時のクーラーはコントローラーも大雑把で,エアコンとは呼ばずにクーラーと呼んでいましたが。
 しかし,母の恐怖心は,決して母ひとりの思い込みではなく,当時,かなりの人たちに共通していたものでした。
 ですから,現代の後期高齢者においても,エアコンは就眠時だけ,その後は停止するようにタイマーをセットする,などしている人が少なくないはずです。そして,寝入った後でエアコンがオフになっても,面倒だとか,無意識で,ふたたびオンにすることもなく,汗だくになったまま,最悪の場合に熱中症死に至るのです。
 第2の「勿体ない」の良心の問題は,今日の後期高齢者が,かつての太平洋戦当時に経験した「欲しがりません勝つまでは」の標語と強く結び付いています。
 この標語は,国家規模で強制されたもので,太平洋戦争当時には街のそこここにもポスターとして張られてもいました。当時の小学生(つまり現在の後期高齢者)などにはほとんど固定観念として植え込まれていたものです。潜在意識化していたとも云えます。
 IPCCが主張し始めて,京都議定書として国際条約レベルになってしまった,温室効果ガスの抑制は,今年の猛暑には無関係であることが明らかになっています。猛暑の原因とされている偏西風の蛇行,エルニーニョあるいはその後のラニーニャ現象などは,大気中の人為的二酸化炭素濃度の上昇などでは説明できません。
 そもそも最大の温室効果ガスとされている二酸化炭素が,今年,あるいは最近の世界気象に影響を与えているかも怪しくなってきています。IPCCは,今世紀末の気温上昇,という長い(半長期的?)スパンで,大気中の人為的二酸化炭素濃度の上昇を,ある種のモデルでシミュレーションして議論していたに過ぎません。しかも,現実には人為的二酸化炭素は増えていない,と主張している人たちも存在するのです。
 それなのにNHKを始めとする日本のマスコミは,「エコ,エコ」と日夜叫んでいます。異常とも云える社会現象です。日本のマスコミが異常なのかも知れません。それが証拠に,昨年末に今後の温室効果ガス抑制の世界的方針を協議するはずだったCOP15,あるいは本年12月予定のCOP16は,各国の主張が衝突して,なんら具体的な数字を決定できない見通しになっています。
 にもかかわらず日本では,朝から晩まで「エコ,エコ」とまるでエコを唱えなければ日本,いや地球全体に対して悪を為しているかのようです。
 ですから,第1の前提,つまり幼少年期を「欲しがりません勝つまでは」の環境で育った現今の後期高齢者の中には,エコをしなければそれは国家に対する犯罪とさえ思い詰める人たちがいてもおかしくないのです。
 結局,第1と第2の前提が互いに作用しあって増幅され,後期高齢者はエアコン使用を躊躇し,挙げ句の果てに熱中症死を遂げるのです。
 それでは,日本のマスコミの中でもとりわけ熱狂的にエコを叫ぶNHK自らは,現実問題として日々エコに励んでいるのでしょうか。
 NHKは,「NHK環境白書」を発行していますが,NHK社内のエコ実現度は全くと云ってよいほど進んでいないのです。数年前の同白書を調べてびっくりしました。1日のコピー用紙消費量がなんと36万枚(1日ですよ)で,しかも年々減るどころか増えているのです。電子化などで合理化する気もないようです。後期高齢者がこの数字を知ったらびっくりするでしょう。いや,想像もつかない,と云ったほうが当たっているかも知れません。
 国民に「エコ,エコ」と強制しながら,自分たちは一向にエコでないNHKの欺瞞放送を見て,それを真に受け,自らは罪悪感に苛まれてエアコン使用を控えて熱中症死を遂げる馬鹿馬鹿しさを指摘せずにはいられません。

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帽子を取れ,無礼者!―芸人・テリー伊藤の非礼

2010年08月07日 19時45分22秒 | Weblog

 この稿の内容については,その前提となることを少しお断りしておかなければなりません。2つあります。
 第1に,少なくとも現在の日本においては,男性の帽子は警察官,消防官などの特殊任務を除き,屋外での着用を前提としており,一般的に屋内での着用は非礼とされています。この日本の常識とも云える前提に異論をとなえる方は少ないと思っています。それでも,いや芸人が着用しているのは一向に差し支えないじゃないか,と仰有る方もあるでしょう。舞台,あるいテレビ番組でのステージとして設定された場所であれば,仕方ないでしょうが,たとえばテレビのクイズ番組などで被っているのはどんなものでしょうか。なんとなく違和感を感じてしまいます。そんなのはファッションでも何でもない。失礼の部類に入るのではないでしょうか。そういった非礼の帽子の着用がいつの間にかファッションになってしまい,観る者に不快感を与えていたのが,昨今当然のようになってしまいました。悪貨は良貨を駆逐する,です。
 うまいもの巡りなどと称して料理店に出向いた場合,帽子を被ったままでものを食べるのは如何なものでしょうか。場末のラーメン店ならばともかく。
 以前偶然に見た「ちい散歩」という番組では,地井武男なる年配の俳優が,こともあろうに上級らしいホテルのレストランに入って,ハンチングを被ったままで高級らしい料理を食べて見せたのには愕然としました。かなりの年齢であり,ハンチングを被ったままで食事をする,という礼儀を失した行為には驚き,「ああこの人は子どもの頃に碌な躾けも受けなかったのだな」と哀れに思ったものです。もっとも,地井武男は見知らぬ人に初めて挨拶をする際にもハンチングを取らないことが多いようですから,いい歳して挨拶の礼儀も知らないのでしょうね。
 女性の帽子については,アクセサリの一部との見方が,特に西洋にあり,私もかつて英国内での昼餐会で,一段高いところに着座されたエリザベス女王が白い広つぱの帽子を被ったまま食事をされたのをテレビで見た記憶がありますが,滅多にある光景ではないようです。アメリカ映画でさえそんな場面は少ないようです。
 2番目の問題は,ここで話題にする「テリー伊藤」なる人物が芸人なのか,と云う点です。ウィキペディアなどによりますと,公式の職業はテレビ番組などの演出家だそうです。
 しかし,私が問題にしようとしているこの者のテレビ出演の際には,真っ白な帽子(中折れ風)に真っ白な枠のメガネであって,その姿形は三流芸人そのものです。コメンテーターのつもりのようですが,中身は空っぽで,異様な姿形だけが目立つに過ぎません。
 ですから,こんな姿形で出てくるテリー伊藤は,芸人に過ぎないとみて差し支えないと思います。
 したがって,ここでは芸人・テリー伊藤として問題にします。これが第2の前提です。
 さて,こんな中身もない芸人にコメンテーターもどきを勤めさせようとするテレビ局もテレビ局ですが,いい歳した本人があっけらかんと出演料を稼いでいるのは自覚がなさ過ぎるのではないでしょうか。
 この芸人・テリー伊藤がもっとも大きな非礼を犯したのは,昨年秋頃に行われた麻生太郎首相(自民党が大敗した衆院選挙直前の,自民党最後の総理大臣)との対談でした。こともあろうに天下のNHKの番組でした。
 この対談にも,この芸人は帽子を被り,同色の珍奇なメガネを着用した姿で現れたのです。もちろん中身の薄い対談でしたが,選挙直前でもあって麻生首相(当時)は真摯な態度に終始していました。
 しかし,観ていて不愉快であり,この番組は民主党寄りのNHK労組が自民党及び麻生首相を公共放送の場で貶めようと仕掛けた番組であろうと気が付きました。
 恐るべき公共放送の悪用です。そして,その意図に乗った芸人・テリー伊藤の非礼は許されるものではありません。
 こんな芸人風情が増えてきて,悪いことに若者達がそれを良しとして真似るようになっていくことが,日本の滅亡への道を早めているのではないでしょうか。

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謝罪どころか釈明もしない民主党―「直近の民意」はすでに民主党にはない

2010年07月15日 19時18分07秒 | Weblog

 7月11日の参院選挙の結果は明らかで,民意は与党民主党から離れ,自民党などの現野党に移ってしまいました。
 民主党の参院選大敗の主な原因は,菅直人総理の唐突な消費税発言だとされています。しかし,奇妙なことは,菅総理自身が明確に述べていたように,そもそもは自民党の谷垣総裁が今回の参院選での提言として10%消費税を挙げ,菅総理は自民党の提言を参照しつつ,云って見れぱ自民党の提言に乗ったのです。
 ですから,消費税論議が現政権にとって致命傷となった,と云うのはおかしいのであって,10%消費税の是非が参院選の結果を左右したのであれば,自民党あるいは自民党の谷垣総裁にこそ真っ先に逆風が当たったはずです。
 いや,10%消費税をめぐっての菅総理の迷走ぶりが,民主党に対する逆風になったのだ,と云い立てるマスコミもあるのですが,それも十分な説得力があるとは認めがたいでしょう。
 今回の参院選における民主党の大敗を10%消費税論議に帰するのには無理があるのではないでしょうか。
 昨年秋の「政権交代」以後の初代民主党総理,と云うよりも自称「愚かな総理」鳩山由紀夫の,ほとんどすべての政策における迷走ぶりと,小沢一郎の存在,さらには鳩山由紀夫と小沢一郎のそれぞれの政治資金問題こそが,今回の参院選の民主党大敗の根本原因だったのではありませんか。
 参院選を総括するマスコミの態度,各党の姿勢,それぞれに「?」を付けたくなります。
 それにしても昨年の衆院選以来10ヶ月ほどの間,民主党の議員らが嬉しそうに,そして得意そうに繰り返していた「直近の民意」は,いまや民主党から失われたのです。
 ところが,民意が去った民主党であるのに,民主党の議員達,とくに中堅・若手の連中は,いまだに民意は我が党にあり,と勘違いしているようです。
 先ず,菅内閣で幹部に成り上がった連中の傲慢な態度,いまだに自民党を始めとする野党の幹部議員すらも睥睨しているように昂ぶっています。
 例えば,政調会長の玄葉光一郎,国対委員長の糠床いや樽床伸二の傲慢そうな顔は見るのも不愉快,テレビならばチャネルを切り替えるかスイッチを切るほかありません。
 むしろ,かつての自公政権が苦しんだ衆参ねじれ現象を見てきた菅総理以下の最高幹部の方が,これから直面するであろう重荷を想って,深刻な顔になっているように見えます。
 しかし,もっともいけないのは,今回の参院選大敗を,民主党内の誰彼を問わず,総括もせずに知らぬ顔をしていることです。
 根本原因であった鳩山由紀夫,小沢一郎の政治資金問題は勿論のこと,北海道教員組合の問題,鳩山政権の迷走…。民主党の誰一人として謝罪も釈明もせず,知らん顔ではありませんか。
 第一,昨年の衆院選のマニフェストが,その内包する矛盾,杜撰さからどんどん修正を加えられようとしている現状に対しても,論理の一貫性を守るわけではなく,変更の理由すら知らん顔で逃げようとしています。
 千葉景子という法務大臣は,今回の参院選で議席を失ったにも拘わらず,法務大臣席に座り続け,自らが固執する「夫婦別姓法案」「外国人地方参政権法案」は否定された訳ではない,とうそぶき,民主党内部の多くがそれを容認している。
 これが民主党の実体だ,ということに大多数の国民もようやく気付き始めたのかも知れませんが,遅すぎました。日本の将来を危うくする民主党の永久追放を期待します。

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W杯後にHIVとブブゼラを日本に持ち帰るな―日本のエイズは増えている

2010年06月23日 19時47分00秒 | Weblog

 サッカーに特別の興味があるわけではありませんが,NHKは異常に頻繁にW杯関連の放送が多いようですし,他の民放も同様,さらに大新聞もW杯に紙面の多くを割いています。
テレビのチャネルを回せば,いやでもW杯に行き当たってしまう中,南アフリカのサッカー場はすべて熊ん蜂の巣じゃないかと思われるようなブンプンと云う騒音が湧き起こっています。
 新聞などによると,アフリカの民族楽器ブブゼラ(Vuvuzela→Wikipedia)を観客が吹き鳴らす音だそうです。
 しかしうるさいですね。情報によると,うるさすぎて選手や監督の声もお互いに聴き取れないほどだとか。また,長時間ひっきりなしに鳴らされるので,観客席でも難聴になる,とか。
 W杯が終わって,いや日本勢に決着がついて,わざわざ現地に出向いた日本のサポーターとやらが帰国したら,こんどは日本各地のサッカー場で,このブブゼラが吹き鳴らされるのでしょうか。
 南アフリカの広大な土地の中で吹き鳴らされるのならばいざ知らず,狭い日本の中で,しかも住宅地に近接したサッカー場で吹き鳴らされたら,周辺住民は堪ったものではないのではありませんか。
 そうでなくとも,これまででさえ日本国内のサッカー場周辺の住民からは騒音に関する苦情が出ていたと云います。W杯後にブブゼラの騒音が加わったら,周辺の住民は地獄でしょう。
 たまたま見たW杯会場の観客席の場面では,現地の人が耳にしっかりと耳栓をつけてからブブゼラを吹き鳴らし始めるのが,ほんの一瞬でしたが間違いなく見て取れました。
 つまり,南アフリカの現地の人でさえ,ブブゼラの騒音が耳に良くないことを承知しているのです。
 日本のサッカー場は,ブブゼラの吹鳴を禁止すべきでしょう。吹きたいから吹くんだ,とお調子者が主張するのは目に見えています。しかし,W杯会場の騒音を狭い日本に持ち帰っては堪りません。
 もう一つ,と云うより今回のW杯騒ぎに伴う深刻な問題があります。
 それは,HIV(ヒト免疫不全ウイルス―エイズ発症につながるウイルス)の持ち帰りです。
 そもそもHIVは,アフリカ原産でした。それが世界中に拡散するようになったのは,アフリカの奥地に閉じ込められていたはずのサルや類人猿由来のウイルスが,奥地開発とともに広まってしまった,と云われています。エボラ出血熱と同じです。映画「アウトプレイク」です。
 それはともかくとして,南アフリカにおけるHIV蔓延の現状は恐るべきもので,住民の5人に1人はHIV感染者だと云われています。
 そして,HIVはヒトの体液を経由して感染します。精液はもちろん,唾液からも感染します。
 想像をたくましくすれば,南アフリカで現地人が試しに吹き鳴らしたブブゼラを日本人が購入し,そのまま消毒もせずに唇をつけて吹き鳴らせば,HIVに感染することもあり得るのです。
 売春婦との接触はもちろん危険ですが,感染経路はそれだけではありません。
 決して南アフリカの人たちだけが悪いわけではありませんが,危険は危険です。
 ところが不思議なことに,W杯が始まる前から,このことを積極的に公知させた機関はありませんでした。あったとしても,ごく地味に触れただけで,W杯狂いのNHKでさえ,公知に積極的ではありませんでした。ましてや,民放テレビでは皆無に近く,新聞雑誌もほとんど触れていません。
 日本のHIV人口と,エイズ発症人口は,先進諸国の中では絶対数としては少ないのですが,その増加傾向は先進諸国中では最悪に近いのです。東南アジアも含めて,エイズ人口が頭打ちになっている国もあるというのに(タイなど),日本は依然として増加傾向,しかも指数的に増加している,と云えるのです。(→「HIV感染者及びエイズ(AIDS)患者報告数の推移」
 かつて国立の感染症関連施設の研究者を訪れたとき,研究者から「実は中学生の少女が入院しているのですよ」と囁かれたことがあります。いまや治療(多剤併用療法)が適切に行われれば,エイズは死に至る病気では無くなりつつありますが,大変な費用がかかります。南アフリカが,HIVに関しては決して安全な国ではありません。
 W杯後の日本のHIV人口に変化が起きることが無いよう祈っております。

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「はやぶさ」に想う―蓮舫に仕分けされなかったプロジェクト

2010年06月14日 21時03分12秒 | Weblog

 民主党政権の目玉として行われたにすぎない公開の事業仕分けパフォーマンスは,結局大した成果も上げずに終わりました。
 しかし,その事業仕分けで残されたのが,蓮舫議員の次世代スーパーコンピュータに対する「なぜ世界一でなければいけないのですか,世界第2位じゃ駄目なんですか」という迷台詞です。
 この迷言を科学技術分野の事業仕分けの尺度にすれば,7年前の2003年5月9日に打ち上げられて3億キロの彼方にあるわずか540m×270m×210mの小惑星イトカワに着陸し,地球に戻ってくる,という快挙(実飛行距離約20億キロ)を成し遂げた「はやぷさ」など,なんの意味もない科学者の好奇心,税金の無駄遣いとしか思わないでしょう。
 ましてや,日本に対して愛国心のカケラもない帰化人・蓮舫にとっては,はやぷさの帰還が混迷する民主党政権下の日本人にとって世界に誇れる偉業だとは思っても見ないでしょう。
 ほとんど全ての日本人が,満身創痍のはやぶさの帰還を心待ちにして,それぞれの心の中にほとんど擬人化したはやぶさを描いていたのです。
はやぶさの本体は大気圏突入と共に燃え尽きて,その直前にわずか6kgのカプセル―小惑星イトカワの表面の土埃を持ち帰ったかも知れないカプセルを,まるで火の鳥が卵を生み落とすように,オーストラリアの沙漠のアボリジニの聖地に,ほとんどピンポイントで着地させたカプセルを迎えて,国民の多くが「ご苦労様でした」との感慨を懐いたのではないでしょうか。
このような擬人化した感覚は,おそらくは日本人にしかない感覚ではありませんか。そして,はやぶさが人類初の快挙であったことを誇りに思うのも,日本人だけの感覚でしょう。
蓮舫議員は,国務大臣就任後記者会見場などに入退場する際,日本国旗に対して何らの敬礼もしないそうです。(→読売新聞など)
彼女にしてみれば,単なる有利な生計の場に過ぎない日本の国旗なぞに敬礼する必然性などないじゃないか,と云ったところでしょう。
はやぶさには日本の科学技術の粋が数多く詰め込まれていました。NECが開発したクセノンガスのイオンエンジンは,この概念の世界で最初の実用化です。そして,はやぶさに搭載した化学エンジンが全て駄目になったときに,このイオンエンジンが推進力として最後まではやぶさを地球に帰還させたのです。
この技術も,地上の推進力として直ちに利用されると云うものではありませんが,将来―と云っても10年20年先という近未来ではなく,惑星間飛行などが視野に入ったときに使われるエンジンですが,現時点で実用できることを証明した意義は大きいのです。
JAXAは,はやぶさの後継機を想定して研究を続けたいようですが,民主党政権では満足な予算が付かないようで,はやぶさは一代限りで終わってしまう公算が強いようです。
 日本人として,こんな近視眼的政権に将来への希望を閉ざされてよいものでしょうか。
選挙目当ての安っぽい子ども手当や農家個別補償に中途半端な国費を使うよりも遙かに低い投資ではやぶさの後継機研究を継続することができるのです。
民主党の水戸黄門とあだ名される渡辺恒三氏は蓮舫を「テレビ用大臣」と評して,菅直人内閣の客寄せパンダとまで言い切ったのですが,まずいと思ったのか,直ぐに訂正してしまいました。
もう一つ気を付けなければいけないのは,蓮舫議員の菅内閣入閣が噂されたときに,真っ先にその情報を歓迎したのが中国でした。この問題はまた書くつもりですが,蓮舫が中国の対日本政策に利用される可能性は大であることを,常に心にとめておくことが必要でしょう。
ともかく,こんな愛国心のない人物を内閣の一員とすることには情報漏洩など国家的危険が伴います。それを忘れてはなりません。 

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樽床伸二?Who?―多数決主義の恐怖

2010年06月04日 18時49分42秒 | Weblog

 「愚かな総理」が辞任して,民主党は急遽衆参両院議員のみの投票によって代表選挙が行われました。結果はすでにマスコミによって報じられていますが,菅直人の対抗馬として突如現れたのが樽床伸二なる人物でした。
 この男,民主党の議員総会の前に突如として現れた感じがしますが,みなさん知ってました?私は全然知りませんでした。
 出てきた人物は,失礼ながら目つきが悪く,しかも目が落ち着かず,それでいてかなりの自信家らしく高慢横柄な感じがして,これは菅直人に対するただの当て馬,候補者一人の出来レースではまずいから,というだけの候補者,しかも小沢一郎派の当て馬だと見ました。
 しかし,こんな男でも,小沢一郎派以外の派閥の(民主党内では派閥はない,と云いたいかも知れませんが,やはり派閥でしょう)調整に齟齬があれば,民主党代表に選出され,それはイコール内閣総理大臣に就任することを意味していたのです。
 いや,そんなに面倒に考えなくとも,小沢一郎が代表選において本気になれば,この男樽床伸二なる人物が総理大臣になったかも知れないのです。まさに多数決主義の恐怖です。
 こんな恐ろしいことがあるでしょうか。ある政党のある派閥が圧倒的多数を占めれば,極言すればどんな馬鹿,いや極悪人でも総理大臣にすることができるのです。それを許すのは,結局はさして深くも考えずに,その時々の思いつきで投票してしまう,まさに愚民の一票です。
 そもそも昨年9月の衆議院選挙そのものが,単に自民党嫌さ,憎さだけから出た結果だったのではありませんか。
 確たる財源の手当もなしにバラマキ政策をマニフェストに羅列して,自民党憎しの国民感情に媚びただけの選挙ではなかったのではないでしょうか。
 本日新聞に踊った「民主党支持率上昇」の文字は,またまた国民に昨年の衆院選と同じ轍を踏ませようというのでしょうか。
 新聞,テレビで樽床伸二なる人物を眺めるうちに,こんな男が日本の内閣総理大臣になる悪夢を思い,慄然としました。
 それにしても,鳩山由紀夫・小沢一郎が表面上退いて,菅直人に交代した,というだけで民主党政権を期待する国民の軽率さに,この国には健全な民主主義が育っていないことを痛感しました。
 忘れてならないのは,今回の民主党代表選で選出された菅直人の,民主党代表としての任期は9月までで,その間には参院選があり,8月には沖縄普天間基地移設問題の日米間政府合意の期限(具体的計画の策定期限)がやって来ます。菅直人も安泰でいられるかどうか。
 どうなることやら,今後の展開が読めません。

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日中韓首脳会談にまで女房を連れて行った馬鹿―この時期にどう云うつもりだ

2010年05月30日 21時49分18秒 | Weblog

 いやはや呆れたものです。自分がどんな状況に置かれているのかまるで判っていないのではないでしょうか。まさに愚かな総理,愚かどころか馬鹿殿様並みです。
 一昨日昨日と,韓国済州島で開催された日中韓首脳会談は,北朝鮮の潜水艦による至近距離からの魚雷攻撃で韓国軍艦が撃沈され,一瞬にして40数名の韓国軍人が犠牲になった事件に対する今後の日中韓の態度を調整しようとして,韓国李明博大統領が呼びかけたものです。
 つまり,極めて深刻な,そして今後の東アジア情勢に及ぼす影響大な会談だったはずです。
 そして,各国首脳の夫人が列席するわけでもなく,夫人同士の交流すらなかったはずです。
 しかるに能天気な鳩山由紀夫夫妻は,済州島で開催されるこの会談に,手をつないで出かけたのです。夫人の同行にいかなる意味があったのでしょうか。
 会談に先立って,韓国国内(テジョン?)の墓地に,今回犠牲になった兵士の慰霊のため参拝したとき,同行した女房の方は,黙祷もせずに終始目を開いていました。(この女房は,日本の天皇皇后両陛下が,諸外国の墓地を参拝される際の様子すら見ていないようです。)
 そして,本日帰国した際には手をつないで夫婦で嬉しそうにタラップを降りてきました。出かけたときには,女房の方がそそくさと機内に隠れるように入って行き,鳩山由紀夫だけがタラップ上で手を振っていました。きっと,こんな時に女房を同行することに多少の羞恥心は働いたのかも知れませんが,それも「往き」だけ。帰国の際にはその羞恥心もすっかり無くなっていたようです。
 女房の方は有名な韓流狂いで,首相官邸に何度も韓流スターを呼び込んでいるそうですから,今回の日中韓首脳会談が韓国第一級の観光地済州島で開催される,というので旦那にねだったのかも知れません。
 これが平常時ならば細かいことは申しません。しかし,出発前日には福島瑞穂を大臣席から放逐したばかりであり,普天間基地移設問題は自ら国民に固く約束したはずの5月末決着が全く絶望的,口蹄疫は未だ進行中。自分のクビすら危うくなっている時です。帰国した本日は,社民党が政権離脱を決定し,明日からの週には鳩山由紀夫を総理の椅子から引きずり落とそうとする動きが,野党のみならず民主党内部からも起ころうとしているのです。
 そんな時期に,女房と手に手を取り合ってのこのこと訪韓するなんて,この男にはまるきり空気が読めないのでしょうか。危機感ゼロです。
 こんな人間が,「沖縄の人たちの苦しみはよく分かります」などと空虚な妄言を繰り返しても,なんの益もありません。益どころか厄を蔓延させるだけです。まるで口蹄疫のウイルスのようなものです。
 民主党自体からの「ノーモア鳩山由紀夫」が湧き起こることを期待していますが,全く自浄作用のない民主党には無理なのでしょうか。
 国民が,この愚かな総理をリコールする手段はないのでしょうか。

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鳩山政権では大規模災害に対処できない―今,大震災が起こったら日本は壊滅する

2010年05月29日 19時24分48秒 | Weblog

 普天間基地移設問題,口蹄疫問題と,政府の決断が求められる場面で,鳩山由紀夫はすべて後手後手に回り,まともな解決ができない状態に陥っています。
 今や,鳩山由紀夫を信頼するに足る首相としてみる人は,全国民の20%以下となってしまっています。これは,鳩山由紀夫の危機どころか,日本国民の危機であります。
 しかし,冷静に考えてみれば,沖縄の基地問題は直ちに日本国民の生命を危殆に陥れるものではなく,近い将来において日本の安全保障について好ましくない状態に導くものである,といういわば強毒性であっても遅効性の毒をもつ問題と云えます。
 宮崎県を源とする口蹄疫問題も,人体に感染するものではなく,あくまでも感染牛の殺処分という,育牛農家を中心とする経済的損失ではあります。
 愚かな総理・鳩山由紀夫に率いられる?現政権の迷走は,すでに生じているこれらの問題の解決をほとんど怠っている,と云えますが,これらの問題は,繰り返しますが,今すぐに国民の生命それ自体を脅かすわけではありません。
 しかし,これが大震災のような国民の生命に対する直接的脅威だったらどうなるでしょう。
云わずと知れたこと,とも云えますが,大地震の発生直後からの展開を時系列的に考えてみましょう。
 まず,地震の発生は時と場所を選びません。もちろんある程度の予測は可能な場合もあり,東海地方などには多数の地震計が埋設されて,ある程度の予知ができるとは云われておりますが,この予知能力を過信してはいけません。地震そのものは予知不能と断言している研究者もいるのが現実です。
 そして,ひとたび大地震―ある程度マグニチュードで表すこともできますが,ここでは単に大地震もしくは大震災としておきます。なぜなら発生場所との関連で被害も異なりますので―発生したら,総理官邸に直ちに対策室が設けられるはずです。「はずです」と云うのは,実際の地震発生から総理に報告されるまでの時間差が懸念されるからです。
 そして,いかなる大地震といえども,連続して揺れが続くわけではなく,最初の揺れから断続的に揺れが繰り返されます。
 しかし,建物の倒壊,出火,…などの被害はすでに始まっています。消防,警察などは初動開始していなければなりません。
 そして,被害の拡大が続き,総理官邸に刻々と被害状況が報告される段階にいたり,自衛隊の救助派遣が決断されなければなりません。
 この過程で,鳩山由紀夫は決断できるでしょうか。普天間基地移設問題にしても,口先では「国民の皆様,特に沖縄県民の皆様の安全を第一と考え…」などと云いながら,結局何もできなかったではありませんか。
 そしてもっとも問題にされるべきなのが,自衛隊を何時,何処に,どれだけの規模で派遣するかの決断です。
 忘れてはならないのは鳩山政権が民主,社民,国民新党の連立政権であることです。それぞれに自党の主張を押し通そうとして,これまでにも普天間基地移設問題を始めとする重要懸案を混迷に導き,ないがしろにしてきた鳩山政権において,特に有害なのが社民党です。何故,こんな吹けば飛ぶような泡沫政党並みの頭しかない社民党を連立の相手にしてしまったのでしょうか。
 もちろん,選挙第一の闇将軍・小沢一郎の差し金であることは公知なのですが,これほど有害無益な政党はありません。
 そして,社民党の前身である社会党には,過去の大震災―阪神淡路大震災において自衛隊の救助派遣にとんでもない横やりを入れて,助かるべき人を見殺しにした前科があります。その罪はどんなに云い繕おうとしても拭い切れるものではありません。
 阪神淡路大震災当時,内閣総理大臣は社会党の村山富市でした。云わずと知れた呉越同舟のいびつな自社さ政権であり,政権構造は今日の鳩山政権と酷似しています。
 そして,村山富市が大震災を知ったのは,たまたまつけていたテレビを通してであり,官房を通してではありませんでした。しかも村山富市は,大震災が起きつつあることを感じつつも,間近に迫った通常国会への対応や,当時の新党問題への対応などを優先した,と後の国会で非難を浴びました。
 しかし,忘れてならないのは,社会党,あるいはその後継である社民党が,本来自衛隊を否定していることです。もちろん村山政権において,村山富市は総理として自衛隊の存在を否定することはできず,やむなく容認せざるを得ませんでした。しかし,今日に至るまで,ことあるごとにこの村山富市の自衛隊容認を誤りとしているのが社民党です。
 阪神淡路大震災当時の自衛隊派遣を逡巡したのは,村山富市並びに社会党の連中であったと見てよいでしょう。
 そして,今日の鳩山政権においても,社民党を抱え込んでいるのです。さいわい,硬直した福島瑞穂は,昨日大臣を罷免されましたが,まだ社民党そのものを政権から排除するか否かは確定していません。そこには,愚かな総理・鳩山由紀夫の優柔不断,闇将軍・小沢一郎の存在が,社民党排除を妨げています。
 もし,いま阪神淡路大震災級の大地震が発生したら,日本は壊滅してしまいます。

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「首長」を「クビ長」だって―驚くべき福島瑞穂の国語力

2010年05月25日 18時54分25秒 | Weblog

 こんなに驚いたことはありません。これが日本の政治家,しかも小なりとは云え一政党の党首の国語力とは。
 たまたま,本日午後5時頃のTBSテレビ,堀尾正明が司会するNスタを見ていたら,大変衝撃的な場面にぶつかりました。
 番組が始まって直ぐに,社民党党首の福島瑞穂が沖縄に行く直前のインタビューがありました。その中で,福島瑞穂は「沖縄のクビ長さんたちと直接お話しするために…」と云っているのです。一瞬迷いました。はて,組長さんとは変だな」と。
 テロップには首長とはっきり出ていたのです。そして,「首長」を「クビ長」と云ったのだな,と気が付きました。
 これがメモでも読んでいるのではなく,全くの口から出た言葉であることに驚きました。
 口から出たわけですから,福島瑞穂の頭の中では「首長」イコール「クビ長」なのでしょう。
 ひどいものです。一般の中学生でも「クビ長」とは云わないでしょう。活字を見てもまさか「首長」を「クビ長」とは読まないでしょう。(もっとも福島瑞穂の出自を考えれば,むべなるかな,かも知れませんが。)
 私の聴き間違えとは到底思えません。
 他のチャンネルでも出てくるかも知れません。みなさん,耳を澄まして聴いてみて下さい。
 「クビ長」では冒険ダン吉の世界ですね。

(冒険ダン吉:1933年から講談社の少年倶楽部に連載された島田啓三の冒険マンガ。戦前戦中を通じて絶大な人気がありましたが,戦後の民主主義に反するとか,差別用語があるとか指摘されて,現在では過去のマンガとしてほとんど葬り去られています。→Wikipediaを参照して下さい。私が冒険ダン吉を持ちだした意味も分かって頂けるでしょう。)

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何を根拠にしてオバマ大統領に“Trust me!”と云ったのか―中身空っぽの鳩山由紀夫

2010年05月24日 17時59分46秒 | Weblog

 鳩山首相自身が沖縄普天間基地移設に関する合意のデットラインと公言していた5月31日まで,残すところわずか1週間。行き着くところは事実上のいわゆる現行案回帰であることが明らかになってしまいました。
 鳩山由紀夫がどんなに云い繕っても,沖縄県民のみならず,全ての国民が,過去13年間をかけて日米両国が合意に至った,そして愚かな総理がそれを一瞬にして否定し去ってしまった辺野古への移転を主体とした現行案が結論であるとの認識に至っているのです。
 とすると,昨年11月にオバマ大統領が来日した際に,鳩山由紀夫が直接オパマ大統領に伝えた“Trust me!”は,一体何を根拠にして発した言葉だったのでしょうか。
 まさか,あれこれ見せかけの曲折を経るかも知れないが,結局は現行案に落ち着かせるから“Trust me!”だったのでしょうか。
 それとも,なんの確信もないままに,ただ出任せに“Trust me!”と口走っただけなのでしょうか。
 何度も繰り返していますが,最高権力者の言葉は「綸言汗のごとし」で,一度発せられた言葉は取り返しがつきません。
 一体何の根拠があって“Trust me!”だったのでしょうか。
 たまたまテレビドラマ「TRICK」の一話を見ていたら,阿部寛演ずる物理学教授・上田次郎が,仲間由紀恵演じるヒロイン山田奈緒子に向かって,“Trust me!”と叫んでいる場面が出てきました。もちろん,信用されていないからのひと言であって,決して自分が間違いなく実行するから信用してくれ,という意味で使われた言葉ではありませんでした。
 最近の雑誌の見出しにも,作家・曾野綾子さんの一文の見出しとして「“Trust me!”と云われたら信用するな」と云った表題が掲載されていました。
 つまり,“Trust me!”は,いい加減なのです。このブログの中でも,映画ビバリーヒルズ・コップ2の中でのエディー・マーフィーの“Trust me!”を挙げたことがありますが,要するにいい加減なのです。
 そんな使われ方をする“Trust me!”を,こともあろうにオバマ大統領に対して使った鳩山由紀夫。自らのいい加減さを表明したようなものであり,しかもそれが全く空虚な口から出任せであったことを自ら示してしまった鳩山由紀夫。
 日本という国は,こんな男を首相にしたまますでに6ヶ月以上をムダに費やしてしまっているのです。
 自他共に許す「愚かな総理」を引きずりおろす手立てはないものでしょうか。

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