紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

まず初めにすること。

2016年06月20日 | 家を建てる方に知って欲しい事。設計

今日は蒸し暑い一日です。今日は体調もイマイチって方も多いかもしれません。

やっぱり日本って、梅雨が大変ですね〜。

さて、私、ここ最近「設計士さん」「建築家」をバリバリやっております。大変ありがたいことに、新築やリノベーションのプランを結構な軒数をご相談いただいておりますので、必死に図面を考えて書いております。

「社長は社長業やらなきゃ」と言われることもありますし、それはまったく正しい部分もあるのだけれど、

結局、やっぱりどこまで行っても、設計や現場で家づくり現場に携わっていたいんですね。だって面白いし好きですからね。

展示場にご来場いただいたり、資料請求いただいたりしたお客様が、見学会や家づくり教室に参加してくださったりしながら、またはそのまま、家づくりのご相談をくださる。

そして、実際お会いしてお打ち合わせいただいて、生活習慣や今の暮らし、お望みの暮らしなどをお聞かせ願って、設計に入っていきます。

それからまずすること。

それは敷地にいくこと。(リノベーションなどは今のお家を拝見することと打合せが一緒ですね)

敷地に行って、光や風を感じ、眺めを確認して、そして全体的な雰囲気を感じます。もちろん隣地や、周辺状況なども確認。晴れ間ばかりじゃなくて雨の時も見たいし、昼間見たなら朝も見たい。そんな事を繰り返して、敷地から求められるお家のカタチというのを考えていくのです。

なんて難しく言いましたが、敷地で見て感じた後、僕らはこういう写真を撮ってきます。

敷地の真ん中にたって、四方をみた写真。

「ここちよいお家」は、極論すれば要は敷地のどこに座ってどちらを向けば気持ち良いか!を探すって事です。

もちろんそこには色々な複雑な条件も絡むし、お客様のご要望もありますから、一朝一夕にはいきませんが、そこが一番大切です。色々な条件が上手くまとまらない場合などは、ついついそこを忘れ去りたい時もありますが、やっぱりここが一番の肝ですから、ここを捨てちゃうとどんなにまとまっても、気持ち良い家にはならないわけですね。

皆様も敷地に立ってどちらを向けば良いのかな?なんて考えてみれば面白いですよ。(それが難しい敷地もあるんですが、そんな場合は…………また今度(笑))

ではまた次回〜

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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