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大愚記 花房東洋 

大 愚 言・馬鹿の道号について 大愚叢林庵主 大愚東洋

2016年10月14日 21時51分22秒 | 大愚言
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わが小庵では、同人諸兄に「愚」を配した道号をつける約束事がある。それは僕の号「大愚」から起因する。
「大愚」は師・三上卓の号「大夢」(晩年は大悲)と師から拝与された「馬鹿になれよ桜青葉に向きて云ふ」の句から命名したものである。
かつて、僕が畏敬してやまない東大寺管長だった清水公照老師に「偉そうな号をつけたな」と冷笑かされたことがあった。
そこで、僕が「老師の号ほどではありません」とヘラズ口を叩いたら、当分口を聞いてもらえなかった。
後に知ったことだが、「大愚」はあの良寛和尚の号であった。なるほど、過分に偉そうな号であった。
僕の道友・森田忠明は若くから「狂雲」と号していたが、何とあの一休禅師の号であった。彼もそうとは知らずに号していたようだ。
それを互いに知ったとき、二人して「図らずも、良寛和尚と一休禅師とは・・・」と、その奇遇を肴に馬鹿酒に酔い痴れたものである。
そうとなれば、良寛和尚目当てに大愚道を歩いてみようと、歩いてはみたが、馬鹿酒が効き過ぎての千鳥足。足をとられてドブに嵌まるわ。崖から堕ちるわ。満身創痍の人生だった。
やっぱり良寛和尚にはなれそうにもない。
今更ながらに、公照老師の「えらそうな号をつけたな」のお言葉が、僕の胸を深く抉るのである。

(平成二十八年十月十五日認)
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