大福日記

毎日ひたすら豆大福を食べ続ける(はずだった(笑)日記です
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本日「あんこぱん」を発売いたします!

2012年03月11日 09時24分57秒 | 日記
本日「あんこぱん」を発売いたします。奇しくも丁度一年前の今日、東日本大震災が起こりました。この大福日記も、それを機に書き始めました。

 「あんこぱん」の特徴は米粉を使ったパンです。というよりも最初から米粉を使うことを決めて開発を始めました。
 昨年の10月から試作を始めましたが、当初は上手くいかなくて試食してもらったスタッフからは酷評状態でした(苦笑)

 曰く「パンが固くてパサパサしている」「あんが先に消えパンだけが口の中で、もごもご残っている」etc etc(涙)

 何度試作しても上手くいかないので米粉を使う事を諦めて小麦粉に切り替えようとも考えました。
 そう思った矢先、ほとんど無意識、閃きのおもむくまま出来たのが今日から皆さまに食べていただく「あんこぱん」です。

 その新試作をスタッフに食べてもらった時の顔が今でも忘れられません。
「社長つかみましたね!」「サクッとふんわりして美味しい!」etc etc

 そう最初は小麦パンに似せて作ろうとしたのですが、お米はお米の特徴
長所を活かすべきだと考えを切り替えた途端、原型が生まれたとも言えます。

 もちろん、中に詰めるつぶ餡は餡を詰めて焼くのではなく後入れだからこその水瑞しい「あんこぱん」専用のとろっと口どけの良いものです。

 それを店舗スタッフが毎日心を込めて手作りで焼き上げます。その為どうしても1日に出来る数が限られてしまいます。 

 そして本日、発売に漕ぎ着けるまでには多くの社内外スタッフ全ての協力のおかげだと感謝しております。

 お米を作って下さっている篤農家の方、パン作りを指導して下さったパティシエール、「あんこぱん」の袋をデザインして下さったデザイナーの方々、そして何よりもパン作りは始めてにもかかわらず、諦めずに何度も練習を続け発売に間に合わせてくれた店舗スタッフ、あんこぱんつぶ餡、原材料を準備してくれる製造スタッフ、皆さんの協力が有ったからこそです。

 「あんこぱん」の発売を今日としたのは311に合わせたのではなく、じつは上記のパティシエールの方が11日が都合が良いという事で決まりました(笑)

 正直なところ、昨日まで「あんこぱん」発売日=311=1年前の東日本大震災と言う事に気づいておりませんでした。

 でも、もともとの開発コンセプトが米粉を使ったお菓子を発売したいと言う事でしたので今は何かのお導きのような気がしています、、、 4月には今年もお米をお願いしに東北の農家の方々にお会いしてこようと思っています。 

 それではどうかこれからも「あんこぱん」を応援して下さいます様お願い申し上げます。

 いつもありがとうございます。


 

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