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明日に架ける虹
家族の大腸がん、自身の卵巣腫瘍などの体験記と日々の日記
はじめに
生前の父と母の最後の2ショット
◎将来的には3人に1人の確率で癌になると言われていますが我が実家は4分の3の確率でした。
母はすでに旅立ち、父は現在も闘病中、私はサバイバーです。
家族と自分のがん体験記そして 持病の子宮内膜症治療とチョコ膿腫摘出などの記録 その他日々の所感について綴っています。
◎たいした内容はもりこんでありませんが、闘病記など特定のジャンルのみ閲覧希望のかたは、 カテゴリ表示で絞ってご覧下さい。
お知らせ
2010年12月12日
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大腸がん 父の闘病
今日まで、約4年間にわたり、母⇒私⇒父の 闘病について 備忘録代わりに書いてきました。
コメント 掲示板とも 沈黙のままでしたが アクセス数はどんどんカウントされているので
もしかしたら このBlogを見て 色々な思いを持たれた方も いらっしゃるとは思いますが
当初の目的が この経験を どこかに残したくて 書いたものですから
不定期ですが 何とか 続けてきました。
さすがに今は あの長い夜を しばらくは考えないで 心のリハビリをしたいです
ですので 更新は 当分は お休みします
本人やご家族が 今を闘っている方の 参考になるかは 分かりませんが
こんな思いを持った家族もいるという 1つの参考にして頂ければ幸いです
今まで 読んで頂いた方へ ありがとうございました
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「生んでくれて ありがとう」〜告別式の日〜
2010年12月10日
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大腸がん 父の闘病
2010.12.7 14:28PM
父がとうとう 最愛の母の元に旅立った
3年2か月前 母を亡くしてからというもの
ひとり暮らしの 始まった父
心配で 電話をすると
「順調だ 何かあったら 電話をするので
そんなに 頻繁に かけなくてよい」が
口癖だった 父
その言葉に 甘えて 調子のよい時は
母の 思い出が多すぎて 辛くなるからと
あまり 実家には 顔を出さなかった私
久しぶりに 実家に泊まり 葬儀の準備をして驚く
1つの ファイリングの中に 住所録 年金証書 から
遺影にして欲しい 写真まで 順々に閉じられていた
きっと 8月に 一時帰宅をした時に
少しでも 調子のよい時に 少しずつ少しずつ
準備をしていたのだろう
自分の最期が そんなに先ではないと 感じていた父は
どんな気持ちで このファイルを作ったのかな
お焼香に来た人の 数名からは 同じ頃
「自分が作った さつま芋が採れたが
もう そんなに食べれないので 子供のいる家で
分けて下さい」といって 配ってくれたんですよと聞いた
誰よりも 自分の命の時間を 一番分かっていたのは
父だったのかも知れない
父の家と その周りには 私の知らない父の生活が
いくつも 転がっていた
私と父の間には 言葉にするのは難しい
様々な葛藤があったけれど 最終的には
父と母 二人がいたから 今の自分がある
二人とも この世にはもう いないけれど
二人の遺伝子は 私を通して 孫たちに残されている
ルーツって こうして いつまでも どこまでも
続いていくんだね
これからも 悔いのないように 1日を大切に生きたい
大変な闘病生活を通して 二人が 教えてくれました
最後に 伝えたい言葉
私を この世に 生んでくれて 本当に ありがとう
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容態悪化〜最期の時
2010年12月07日
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大腸がん 父の闘病
12月16日 勤務終了後 病院に行くと
そこには 心電図をつけた 父がいた
びっくりして 話しかけると 意識はまだある様子
尿量を確認してみると ついに 30CC/日 まで落ちる
今まで 教えてもらった話から 推測すると
ついに 父の残り時間は 1日〜2日かもしれない
このままでは 自宅に帰っても 眠れる訳がないので
一旦自宅で 入浴後 着替えて 病院に向かう
待合の長いすで うとうとしつつ
1時間ごとに 様子を 見に行く
それでも 真夜中の 2時位までは 呼びかけると
薄目を開けて 反応があった
しかし その後は 瞳孔が開いてしまい
呼びかけにも 反応しなくなった
この頃が 一番苦しかったのか 夜中に何度も 手を上げて
力尽きて ぱたんと下ろす それの繰り返しだった
そうして 首に手を回し 酸素マスクも 外してしまった
朝方4時20分 外れた酸素マスクを ナースコールをして
装着してもらうが その途端 呼吸停止
このまま 心停止まで いってしまうのかと ひやひやしながら
看護士さんと一緒に 呼びかけたら 2〜3分後に 呼吸再開
そうして 何とか 落ち着くものの 5時半ごろからは
VFが出始めて 心電図が鳴りっ放しに
何度か 他の家族にも連絡しようかと迷ったが
9時ごろには 少し小康状態になる
今のうちに 仮眠を取ろうと 車に行く
少しだけ うとうとした時に 電話が鳴る
病院からの 指定着信音だったので すぐに飛び起きて
他の家族に電話して 病室に向かう
VFは続きっぱなし 心電図も鳴りやまない状態だか
それでも父は 顎を全開に開き 必死に呼吸していた
心臓も悲鳴をあげているに違いない
それまでは 「大丈夫 大丈夫 そばにいるよ」の
繰り返しだった声かけが
「よく頑張ったね もう充分だよ ゆっくり休んでいいよ」
に変わる 心の中で 母にも 迎えに来てあげてと 頼んでいた
父は 本当にその後も よく頑張った
午後2時過ぎに おむつ交換の 看護士さんが来たので
廊下で待つ
「終わりました〜」というので、病室に戻ると
少しでも呼吸を楽に してあげようと 思ったのか
ベッドを随分 起こしてくれていた
近くで よく見てみると 目は開いたままではあるが
呼吸を1つもしていない
すぐに ナースコールをして 皆で呼びかける
2、3度のなまあくびをするものの のちに完全に 呼吸が止まる
12月7日 午後2時28分 こうして父は 最愛の母の元へ旅立った
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腹水
2010年11月28日
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大腸がん 父の闘病
昨日父の病院に行った時の事
ベッドの上に、看護指示を書いた
ホワイトボードがあるのですが
「11月25日から 食事禁止」と書いてあった
気になり さっそく 看護士さんに事情を聞くと
今や 胸水の他に腹水も溜まり
イレウス(腸閉塞)を起こしかけている状態との事
体を見せてもらうと お腹はたぬきの様にふくれあがり
足も 3倍ほどの太さにむくんでいる
癌性腹膜炎
先生も 食べたら辛いだけと 苦渋の選択をされたようだ
とても痛ましくて あの姿を見るのは 本当に辛い
とにかく 少しでも 楽にしてあげたい
今の願いは ただ それだけ
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父の近況
2010年11月25日
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大腸がん 父の闘病
お見舞いに行く度 日増しに 弱る父
今や から元気すらない父
最近は お見舞いに行くと
いつも 眠っている父
もしかしたら このまま 目を開けて
くれないかも しれないと いつも恐れているから
何度かゆすって やっと 目を開けてくれると
心から ほっとする
今日は 少し気分がよかったようで
泣きながら ほほ笑んだ
やせこけた顔で ほほ笑む姿は とても 痛ましくて
今まで ずっと 我慢していた 私の涙腺の鍵を 外した
「もう 病院で 寝てばかりなので 死にたい」という父に
「たった一人残った 親でしょ まだ おばあさんの所じゃなくて
私たちの所にいないと 嫌だよ だから頑張って」と励ます
そう言いながらも 痛みに耐えながら
日々寝て暮らすばかりの 父を見ていると
頑張れという 言葉自体が 酷なのかも知れない
帰りの車の中で 久しぶりに 思い切り泣いた
母の時も そうだった
家に帰れば 子供たちの前で 泣いてばかりもいられず
いつの間にか ひとり泣きたい気分の時は いつも車の中
リハビリの先生に 「座ってお話をしよう」と言われ
私の手を握りながら こわごわ座った父
なみだで べたついた目を 熱いタオルで ふいてあげた
ついでに 頭も 軽くマッサージ
やっとのおもいで ひとかけのパンと いちご牛乳を飲む
それだけの動作なのに とても疲れたようで
もうゆっくり休むから 帰っていいよという父
可愛そうだとは 思うけれど たったひとり残った
あと1日でも 長くと 天国の母に祈る
不治の病 一番つらくて 苦しいのは 本人だけど
患者を看取る 家族の気持ちも とても切なくつらいもの
何でもない日でも 今日も元気で過ごせる 幸せを忘れずに
1日を過ごしたい
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