gooブログはじめました!どうぞよろしく!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
ラジオとウォーキングが好きなおばさん。今日はどこへ行きましょうか?

九州オルレを歩く 第1弾 唐津コース

2017-05-29 09:54:11 | 日記
「オルレ」というと韓国「済州オルレ」が有名だ
実際私も昨年4月に1コースと7コースを歩いた

そして日本にも「九州オルレ」があることを知り
早速資料を取り寄せてみた

九州オルレは済州オルレの姉妹版で2012年からスタートした
済州オルレのように全コース踏破すると
島を一周できるというわけではないが
各県が地元住民らと協力して
自然や歴史、地元の生活に触れながら4~5時間で歩ける
10キロ前後のコースを作り済州オルレから認定を受けたという

最初は4コースから始まり現在は19コースとか

日本にもオルレがあるならぜひ踏破してみたい
済州オルレを一緒に歩いた友達も共感してくれて
第1弾をどのコースにするか検討した

スタート地点までの交通手段が便利なこと
近くに宿泊するホテルがあること
2泊3日で行けること
オルレ以外にも楽しめるところがあること
(折角九州まで行くのだから他にも観光したい)

こんな条件で探してみた結果
佐賀県「唐津コース」に決定

5月11日(木)快晴 
前日から泊まっている唐津市内のホテルから
バスで呼子を経由してスタート地点の「名護屋城博物館入口」へ

10:00 観光案内所でアドバイスをもらっていざ出発  

ここでスタンプラリーのスタンプを押してもらうべきだったのに
先を急ぐあまりにすっかり忘れてた

ここが唐津コースのスタート地点。。。ちょっとしょぼいね


木漏れ日がさす気持ちのいい山道を行く
(写真が横向きで残念

済州オルレでおなじみの目印のリボン
見失わない程度の間隔で木の枝などに結ばれている

ただ、周囲の枝が伸びて見えにくかったり
劣化してよれよれになったりしてわかりにくいものもあった
(点検して直してね

このコースは名護屋城跡周辺に点在する名だたる大名の陣跡を
巡りながら波戸岬までの約11.2キロ歩くコースだ

前田利家の陣跡
名護屋城築城に関わり、豊臣秀吉とも密接な関係だった

旗を立てるための旗竿石が残っている


分岐点で進行方向を表す矢印

青は正方向 赤は逆方向を指す

田植えが終わった田んぼを眺めながらのんびり歩く

苦手なヘビやカエル、トカゲにも遭遇しながら・・・

要所要所にカンセ(済州島の馬)クンがいる
頭の方向に進めばいいのね
ここは堀秀治陣跡

越前の大名で朝鮮出兵時、留守番部隊として陣を構えた
風流な人らしく陣内には能舞台や茶室もあったとか
31歳の若さで亡くなったこともやけに印象に残った

アザミがいっぱい

ウマノアシガタだよね


そろそろ肥前名護屋城跡の中心部に近づいてきた

名護屋城
豊臣秀吉が朝鮮出兵の本拠地として築城
総面積17万㎡で当時は大阪城に次ぐ規模だった

黒田官兵衛の設計でわずか5ヶ月で築かれた

徳川家康をはじめ約130の大名が集結し最盛期には人口120万人

カンセ君がいる大手門口

廃城して解体され、現在は石垣や土塁だけが残っている

お堀や池の周りには緑に囲まれた美しい庭園があり
疲れが癒される

天守閣があった場所から玄界灘を望む

この向こうは朝鮮半島
秀吉はここに立って海外進出の野望を膨らませていたのだろう

名護屋城博物館に立ち寄り朝鮮出兵を中心に
日本と朝鮮半島の交流史の一端を見ることができた
名護屋城を名古屋城と思ってたくらいで
知らないことだらけだった
いい勉強になりました

葉タバコなんだって


海が近くなってゴールまであと一息
気温も上がり、足も疲れてきて、結構しんどいぞ

玄界灘には7つの島が浮かんでいる
この島は馬渡島かな??

10キロ地点では玄武岩の柱状節理が目の前に
(もっといい写真を撮ればよかったと後悔しきり。。。
スマホではバッチリ撮ったんだけど
まるで済州島の風景を見てるようだ

海草を採っているのかな

波戸岬海水浴場

14:30 ついにゴールイン

距離11.2キロ 所要時間 4.5時間

トルハルバン(済州島の守り神の石像)が迎えてくれた


待望のサザエのつぼ焼き屋台へ直行

カンパーイ 冷たいビールが全身にしみわたるよ

サザエとイカの塩焼き  香ばしくてサイコーに美味しい

この屋台で隣に座ったカップルと楽しくおしゃべり
福岡から彼女の運転でやってきた二人(彼は飲む係り)
お笑い系で三枚目(を演じてる?)彼と
「添乗員さん」と呼ばれているしっかり者の彼女
絶妙な組み合わせでお似合いの二人
屋台のおばあちゃんを交えてたわいない話に花がさく

まるで済州島にいるようで懐かしい風景だ

汗を流して歩いて歩いて「最後が海」っていうのがうれしい
海の風に疲れも吹っ飛びまた歩き出せそうだ

この先オプションコースを岬神社まで歩きたかったが
呼子に戻るバスに間に合わないのでやむなく断念した


九州オルレ第1弾、大成功
お天気に恵まれたことも大きな要因だ
地元の人たちは意外に「オルレ」を知らなかった
もっと広くPRしたらいいのに

第2弾はどのコースにしようかな

最新の画像もっと見る

コメントを投稿