備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『オペラ座の怪人』村@怪人×3 KAAT公演

2017-06-22 18:52:17 | 国内ミュージカル
過去の村@怪人レポとか、
オペラ座まとめはコチラ

今回は主にフィルマンと怪人しか観てない。

"プロローグ"
オークショナーの声が軽い。
もっと、重厚なイメージだけど、
軽いというよりは、優しい口調。
若干、ファミミュ寄り。

それに対する、安定のマダムの低音。


『これでございます』という係員の
台詞がカタコト日本語の印象が強かったが、
普通なので、ちょっと拍子抜け。

しかし、その売り物ポスターを
仕舞うときのガサツさがスゴい。
丸めずに、早々に二つ折り。
そのテキトーさ(笑)

老いた設定のラウルだけど、明るいハッキリした声。
これは、演技云々以前に、役者の声質の問題。

”オーバーチュア”
今回、指揮者がいるけど、
冒頭はヘッドホンをして居るだけ。
途中の盛り上がりで、指揮をするので、
途中から生オケに変わるという事に気づく。


"ハンニバル"
ドタドタと走ってくるピアンジ。
なんかこんなにドタドタだっけ。
第一印象は、歌よりも小柄な体型。

レイエの声も軽い。
というか、聞き取りやすい。
意外と年齢を重ねた顔。
メイク?実年齢?

終始、ご機嫌なアンドレと、
暇さえあれば時計を見て、
時間を気にするフィルマン。

アンドレのカーラへのリクエストも、
余計なことを、といった表情をするフィルマン。

カーラへの拍手もとりあえず。
イントロを二小節依頼するカーラに、
二小節聞けば十分と言ってしまう。
そして、ワンコーラスで拍手をし、
曲がまだ終わってないとアンドレに注意される。

この辺りの芸術への興味のなさと、
カーラが居なくなって、直ぐにチケットの
払い戻しの心配をする、金の亡者的反応が如実に。

その一方で、アンドレのミーハーさは抑えめ。


"スウィングオブミー"
出だしは小さい声で歌うので、
いわんこっちゃないという表情のフィルマン。

思い切り舞台上で葉巻をくわえ、
アンドレに止められる。

舞台は本番に。

ここで、さっとボックス席に走る支配人二人。
上手待機はこのためか。
ドタドタ感、満載。

ラウルに喜んで貰い、
とりあえず一安心するフィルマン。
所詮、金蔓。

終演後、ワインを用意するも、それを取られ、
二人きりで会うという提案に残念な表情。
二人は知り合いらしいと、謎の客席解説。


ここの怪人の『ブラヴィ』は軽い。


"ザ・ミラー"
エコーは控えめ。
また、コブシも控えめで、
声の大きさだけで天使感。

顔だけが鏡に浮き上がるが、デカいと思う。
これ、二階上手補助席からは死角。


"オペラ座の怪人"
まず正面を通り過ぎるダミーファントム。
顔の大きさが違うので、さっきと別人だな、と。

次の橋桁ファントムは細い体型。
ゴンドラに乗って登場するファントムとの差。
というか、このゴンドラファントムは本人?


"ミュージックオブザナイト"
出だしのオルガンソロで、
余りにも弾いてない感漂う、
鍵盤への手の置き方。

とりあえず、手を置いてるけど、
音が出るのは、足捌きによるモノ。
と、言うくらい、足を使う。

微妙に独特な節回しで歌い出す。
散々、聞いているこの曲を、
この文節で区切るのかと言わざるをえない。

さっと、マントを広げ、
ちょっとネジって、まとめる、
コナレたマント捌き。

『静かに』からは普通の歌い方に。
『君は私のもの』の、
クリスが怪人に身を委ねる
雰囲気で親子感がマックスに。

クリス人形を隠していた布を
さっと、取る手際の良さ。

気絶したクリスに対し、
布を掛けるが、自然に。
ここに投網感を期待してしまう。

二回目観たときが、バサッと投網感。
至近距離で見ると、違うのかも。


"怪人の隠れ家"
仮面を外そうとするクリスと、
タイミングよく、離れる怪人の攻防。

羽ペンでの作曲も、ペンの位置が、
左のページ、次に、右のページ上と細かい。


仮面を取られ怒るシーンに
あまり怒りを感じない、静かな怒り。

ここの匍匐前進も短い、すり寄り。
そこまで、クリスに近づかない。
立ち上がって、一気に詰める。

『まだ、離さぬ』の『まだ』に力が入る。
この連れ去りが機敏。


”支配人のオフィス”
新聞投げの正確さ。
金儲け主義のスキャンダル待ちなフィルマン。

からの、カーラのために、
椅子を用意するタイミングの良さ。

”プリマドンナ”
ラウルの高音と、
支配人二人の低音が際だつ組み合わせ。

CD版よりも、ゆっくり目。
そのため、余計に中盤の支配人ソロが聞き取りやすい。

"イル・ムート"
熱心に見ているアンドレと、
ほとんど、背を席から離さず、
寝ているのでは?という演技のフィルマン。
実際、欠伸をしたり。

チビカエル辺りから、
ボックス席で立ち上がり、動揺し始める。

観客には、ボックス席から呼びかける。
そのかわり、アンドレが降りてきて、説明。

"オール・アイ・アスク・オブ・ユー"
ここの怪人高音がかなり、ツラい歌い方。
敢えて、違う音域で歌ってる感。

二人のリプライズに、
耳を押さえ、『あーあー』という聞こえないポーズ。

からの高笑いで、シャンデリアを落とす。


"マスカレード"
手当たり次第に、会った人の
手の甲にキスをするフィルマン。
一幕の社交性の無さはどこに?

フィルマンの振り付けは、
細かい動きでなく、大味な振り付け。
特に、手の動きとか、大げさ。
それでも、群舞だと影に隠れてしまうので、
見えにくく、階段に登るまでは探すの大変。

メグに杯を渡し、その後、
メグから返されるが、杯をひっくり返し、
もう空だ、という演技をするフィルマン。
え、ボーイでなく、支配人に渡すんかい、メグ。


このレッドデスが本人なのか、
ダミーなのか、判断がつかない。
ただ、二回目で、体系から本人と判断。


"支配人のオフィス"
自分たちも怪人から注意され、
ハッと顔を上げる支配人二人。

からの、出演者による規則的な動き。


"墓場にて"
十字架からスッと出られる幅。
ここは小柄な方が特。

こっちは、一幕最後と違い、
無理の無い高音でまさに天使。

後ろに雷に、火薬。
火柱では無いので、
最前でも熱さを感じない。


"PONR"
声質はやはり、こっちが合う。

さっとカーテンを開け、すっと閉める。
ピアンジとの身長差が無い。
ダミー怪人とは体格差を感じたが、
ピアンジは怪人に合わせた体系?

最後の怪人ソロ。
このメロディの違和感の無さ。
一幕最後と同じ音域なのに、
先ほどとは違うハッキリさ。

そして、ここの連れ去りが一番機敏だった。

"怪人の隠れ家"
連れ回してる感は有るモノの、
指先に色々と神経を使っているカンジ。
特に、ラウルを招き入れる時の、腕の上げ下げ。

ベールを掛ける仕草が確実に花嫁の父。
掛けた後、一回、ヨシっと、うなずくし。

クリス人形を投げるが、
若干、客席から見える位置に。
何時、引っ込めるのかと思ったら、
ラウルの首吊りのタイミングで、引っ込んだ。

キスをされた後も、手が震え、
抱きしめそうになるけど、抱きしめない。

それを二回ほど。

そのまま、呆然と動き、縄を切る。

クリスのベールを拾い、
『クリスティーヌ』と口パクで呟く怪人。
この瞬間が一番の鳥肌ポイント。

サルゴールの顔を隠す仕草。
自分の手を仮面に見立てつつ、
『仮面に隠れて』と歌う怪人。

このラストが一番、声が出ていた。

布を掛けてからの、スムーズさ。
居なくなったというのが、分からない。
ただ、最前だと装置の音が聞こえる。


山本@クリスティーヌ
大変な小娘感。
ま、怪人よりはラウルを選ぶのは
当然な若さ溢れるクリス。

裏声を使う事はないし、
安定した歌声のクリスだけど、
如何にも、四季のクリスと言った
前に出てこない、調和の取れたクリス。


神永@ラウル
ヒゲラウル。

地声が甲高く、台詞の部分に違和感。
ソンハ氏とか、あれ系の高さ。
カタコト感はそこまで感じず。

怪人に対しての、高音で、
墓場の三重唱でも、目立つ。

ただ、宣戦布告はもう少し、
落ち着いた声で聞きたい。


河村@カルロッタ
傲慢なベテラン女優ではなく、
可愛いタイプで、別に彼女でも良いのでは?
なにがダメだったのか、怪人に聞きたいタイプ。


松尾@メグ
キャピキャピ感の無い、
落ち着いたメグ。

甲高い声のイメージの役だけど、
このメグは落ち着いていた。


佐和@マダム
何処の元締めという、
貫禄十分なコーチ。

フェルブールが頼るのも納得。


青羽@アンドレ
ミーハー度が低く、
でも、芸術に関心のある支配人。
支配人の高い方だけど、
そこまで高い事はなく。

平良@フィルマン
本日のお目当て、その1。
聞こえてくる歌声、
全てがツボにハマり、
久々にフィルマンに注目。

動線も覚えた(笑)


永井@ピアンジ
小柄。
歌い上げる役のイメージだけど、
それ以上にカーラ第一主義という
キャラが立ったピアンジに。


深見@レイエ
あまり、レイエに
注目した事が無いのだが、
今回、台詞が大変に開口。

ただ、それが不自然でなく、
そういう喋り方な役という印象に。

ともかく、軽い話し方で、
それでいて、若干のイヤミも。
怪人の存在よりも、
オペラを成功させる事に、
情熱を燃やすという役に。


橋元@ブケー
ソロは少ないけど、
低音なので、怪人で聞いてみたい。



村@怪人
一回目が二階上手補助席。
二回目が最前センター。
三回目が二列目下手。

一回目は怪人の普通のソロが、
オケに埋もれるという印象。
もちろん、ここぞという歌は迫力が
あるし、そこは音響が調整してるのかな、と。

一番は録音部分と生歌の部分に、
差があり、録音部分の方が安定。
自分の聞きたい歌い方で歌う印象。

やはり、年によるものか?
と、思っていたけど、
二回目以降の前方席で聞くと、
普通のソロでも良く聞こえる。
自分の理想的な歌い方。

なので、やはり、席位置は重要。
そして、歌は勿論なんだけど、演技の細やかさ。

多分、ルーティンな演技だし、
三回観て、歌い方を変えても、
基本的な演技や表情は変えない。

それでも、それが自分の好みと合致。
特に、前回の札幌公演とで、
違いが有るのか、言われても、
答えようがないが、氏の持つ、
独特の雰囲気と声がツボなんだと思う。

なにげに、四季だけでなく、
海外を通しても、二回以上観た怪人は、
JOJ氏と氏だけで、三回観ても、
まだ見飽きたり無い怪人でもある。


勿論、『誰の怪人が観たいか?』と言われれば、
『今井清隆』と即答するし、どの怪人が
一番かと聞かれれば『Howard McGillin』
と答えるけど、現役で観られる怪人で、
という条件がつけば、氏の名前が上げる。

この先、まだ、観れるのか、観れないのか。
それは、分からないけど、可能な限り観たい怪人と再認識。
ジャンル:
モブログ
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