備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『レベッカ』東宝初演

2008-05-07 19:25:45 | 国内ミュージカル
死んだ前妻と向き合う若妻の話。
(パンフ続き)前妻の死が、夫の手によるものと知り、夫を支える決心するわたし。そして、従兄弟の脅迫も逆に利用する。そこで、レベッカの手帳に書いてあった医者を訪ねるわたし。そこで、レベッカが余命半年のガンだったということがわかり、レベッカのマキシムを陥れる罠だったことを知る。帰宅すると、ダンバースにより、屋敷に火をつけられ延焼してしまう。そして、冒頭に戻り、過去を振り返り幕。

山口。歌よりもセリフ多し。役は『女神の恋』風味。ボケキャラの引き出しはあれなのかも知れない。歌が少ないので、主演としては弱い。また、わたしを抱きしめた後の手の位置が気になった。そして、ズンドウに見えるのは気のせいか?
大塚。歌声が高橋由美子を彷彿。悪くはないが、旋律的に、『笹本なら、新妻なら』とつい想像してしまう。
シルビア。相変わらず、日本語なまりが。鼻に掛かった発声は問題はないが、役柄的に元ヅカの男役だった人で聞いてみたい。
吉野。シカネーダーを彷彿。声量はそれなりにあるのに、歌い方が平坦なためどうも、くせを感じてしまう。
寿。ナニゲにドスが聞いている。元男役だったというよりは、肝が座ってる。ちょっと、テナ妻を聞いてみたい。
石川。やはり、正統派の綺麗な声。前回の悪役と違い、今回は良い人だったので、違和感なし。
阿部。ソロパートが少なく、あまり目立たない。もっと聞いてみたかった。
伊東。四季でもヅカでも、歌のお姉さんでもない歌い方。もう少しちゃんと聞いてみたい。
治田。歌う曲全てが、半音ずれる曲なので、聞いてて気持ち悪い。一曲くらい普通の歌があれば良いのに、と思う。

全体的に何処かで聞いたことがあるなぁと思う楽曲。でも、アンサンブルの曲は明るい系も緊迫系も好きな楽曲。見ていて、ウーマンインホワイトを思い出してしまった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『カラミティジェーン』 | トップ | 『センポ』初演 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国内ミュージカル」カテゴリの最新記事