D.D.のたわごと

現在ツイッターのまとめを上げてます

『ハチワンダイバー』最終回

2008-07-20 02:23:21 | 2008ドラマ

ハチワンダイバー
(YJコミックス)

柴田 ヨクサル
集英社
第10回
菅田健太郎(溝端淳平)は、「鬼将会」大将・桐嶋清十郎(石橋蓮司)が、中静そよ(仲里依紗)の父親だと知り愕然とする。一方のそよは、拳を握り締め、怒りに震えている。桐嶋はそよに、自分が憎ければ将棋で勝負しろと言うと、菅田が名乗り出る。そして、命を賭けた対局が始まる――。
 ところが、あらゆる戦術を吸収し、千手先まで見通せるという桐嶋に、菅田は手が出ない。桐嶋は、この程度の男では自分のいる将棋の高みには届かないと菅田を見下す。するとそよは、桐嶋は高みになんていないと反論。そして、自分は「関ヶ原の対局」のことを知っているのだと言う。「関ヶ原の対局」とは、18年前、東西の天才棋士が対局した真剣勝負で、関西最強の真剣師に対し、関東からはプロ入りを控えた桐嶋が選出。桐嶋は1億円を賭けたその勝負に勝利するが、警察に踏み込まれ逮捕されてしまう。当然、プロ入りもなくなり、出所した桐嶋は荒れた挙句に「鬼将会」を作ったのだ。しかしその後も、将棋に夢中で家族も省みず、病弱だったそよの母・凪(戸田菜穂)は亡くなってしまう。
 それを聞いた菅田は怒りを爆発させるが、桐嶋は、最強の将棋を目指すとはそういうことだと言い、だから、菅田も師匠・鈴木歩人(小日向文世)も自分を越えられないのだと切り捨てる。鈴木の名前を聞き菅田は驚くが、16年前の凪が亡くなった日、桐嶋が勝利したプロが鈴木だったのだ。信じられない思いでそれを聞いた菅田は、記憶を払うように駒を指すが、ついに桐嶋に捕らえられ敗れてしまう。激しく動揺した菅田は、椅子から転げるように落ちると這うように桐嶋の元へ行き、涙ながらに命乞いをする。 すると、桐嶋は、「お前にとって死とは何だ?」という問いに答えられない菅田にある映像を見せる。そこには、鬼将会の農場だという場所が映し出され、死んだと思っていた妹・歩美(大政絢)や、春日兄弟(袴田吉彦/忍成修吾)が生きていた。桐嶋は、彼らの限界を超えさせるために命を賭けるように指示していたのだ。そんな彼らに比べ、覚悟もなく命を賭け、負けた途端に命乞いをする菅田は本物の負け犬で、殺す価値もないと言い放つ。
 その頃、角田(伊達みきお)と飛鷹(富澤たけし)は、月島文郎(渡辺哲)からの情報で、桐嶋が暮らした家でビデオテープを探すが見つけられないでいた。焦る角田は六車里花(安田美沙子)に、助っ人に来てくれるように頼む。
 鬼将会の建物を飛び出した菅田は、打ちのめされ砂浜に突っ伏していた。するとそよが来て、自分の戦いに菅田を巻き込んだことを謝ると、ここからは自分ひとりで戦うからと別れの言葉を口にし菅田に背を向けて歩き始める。そんなそよに菅田は、自分はそよに出会えたことで救われたのだから、逃げることなく最後までそよと戦うと宣言する。その言葉にそよもうなづき、ふたりは鬼将会へ戻る。
 再び現れた菅田とそよにあきれながらも、桐嶋はふたり同時に相手をすると言って、ふたつの将棋盤の前に向かう。桐嶋は千里眼で菅田の手が見えてきたというが、覚醒した菅田は力強く攻め続ける。一方のそよも、凪の恨みとばかりに激しく指す。そんな中、興奮した菅田は突然、「お譲さんを僕に下さい!」と桐嶋に切り出す。これにはそよも驚くが、桐嶋にあっさりと却下される。それでも、何度も何度も許しを請ううちに、菅田もそよも将棋の突破口を見つけ出す。そして、ついに桐嶋に勝利する。すると、桐嶋はそよに向かい、「もう、寂しい思いはしなくていい」と、苦しそうに告げる。菅田のプロポーズを承諾したのだ。急に、父親らしいことを言う桐嶋にそよは戸惑う。
 そんなところへ、鬼将棋のお手伝い・御門(ふくまつみ)が来て、角田たちが持ち込んだビデオテープの映像をスクリーンに映し出す。それは、死期が迫った凪が桐嶋に宛てたビデオレターだった。ビデオに映る凪は、誰よりも将棋を愛していた桐嶋がプロの道を捨てて、そよを救ってくれたことが嬉しかったと語る。さらに、プロでなくても最高の棋士になってほしいという自分の願いを叶えるために戦う桐嶋をずっと応援していると、夫への深い愛情と感謝があふれるメッセージが流れる。思いも寄らない母の言葉に、そよは困惑する。すると御門は、そよが1歳の頃に重病を患い、治療のために莫大な費用が必要だったこと、その治療費のために桐嶋が「関ヶ原の対局」を受けたことを明かす。自分のために、「関ヶ原の対局」を戦い、凪の思いに応えるために鬼将会を作ったのだと知ったそよは、すべての誤解を解き、父親の元へ歩み寄る。そして、「お父さん」と声をかけると、ゆっくりと手を差し伸べる。桐嶋は穏やかな涙を流しながら娘を見て、自身の手を伸ばそうとする……が、手は交わることなく、ガクリと落ちる。死の病に冒されていた桐嶋の最期だった。 あまりに突然の父の死に、そよはその場に泣き崩れる。
 桐嶋の死により、桐嶋自身の夢も、凪の夢も、多くの真剣師たちの夢も終わってしまった。鬼将会もこれで終わりだと、御門がもらしたとき、父の手からこぼれ落ちた「鬼」の駒を握り締め、そよが言う。「鬼将会は……私が継ぐ」と。メガネを外し、決意の表情を浮かべるそよに菅田は絶句ー。


毎回毎回CGで無理やり盛り上げているw81ダイバーでしたが
ラスト前の先週,ラスボスとの対決に
衝撃の展開ってことで相当盛り上がりました。
そしていよいよ最終回の大団円!


最終回!さよならハチワンダイバー
菅田健太郎(溝端淳平)は、中静そよ(仲里依紗)が父親・桐嶋清十郎(石橋蓮司)の死を受け、「鬼将会」の大将を継ぐと宣言したことに驚愕する。鬼将会が最強であることを証明するために、すべてのプロを倒すと言うそよ。菅田はそんなそよに、あなたを倒してでも連れ戻すと宣誓。そして、ふたりの対局がはじまる。
 桐嶋の退会駒を得たそよは、父の魂が自分を導くといって、父と同じ戦法で菅田の手を見切り、早々に勝利を収める。
 そんなところへ、師匠・鈴木歩人八段(小日向文世)がやってくる。師匠の顔を見た菅田は、父親への想いをさらなる力にしているそよには勝てないと明かす。
 菅田と対峙した鈴木は、何もない盤上に駒の配置を示すと、それが江戸の名人が残した詰め将棋であると言う。「大迷路」と呼ばれる超難関の百番で、鈴木がかつて桐嶋を破るために一晩かけて戦ったものだ。それをお前ならどう解くかと、鈴木は尋ねる。“ダイブ”し覚醒した菅田は、目隠し将棋をするが、やがて行き詰まる。すると、鈴木は、それが今のお前の限界だ、将棋盤に潜るだけではこの難問を解くことはできないと言う。しかし、それでも諦めないという菅田の意思を知ると、将棋盤に潜るだけでは届かない境地があると教える。そこは、一局のすべてを悟り得る場所で、自分の殻を突き破らなければ到達しないという。しかし、そこにたどり着けば勝てると教えられた菅田は、力を得て、そよの元へ向う――。


鬼将会の大将を継いだというおっそろしい存在の受け師さんと対戦するのに
「私が勝ったらもう二度と会わない」
「僕が勝ったら,僕とずっと一緒にいてください」

なんかすごい甘っちょろい条件で対局する2人。
これが「命の次に大切な物を賭ける」ってやつなんでしょうか。
(そう考えるとこの話の中では辻褄が合ってるような気も)

父親譲りの千里眼
決着までの手順はおろか残り時間まで見通してしまう受け師さん。
当然ヘロヘロにあっさり負ける菅田。
溝端くん,けっこう板についてると思うな~。

何度目かのどん底状態の菅田のもとに
お師匠登場。
退会後の菅田の暮らしを考えたら全然接触なかったと思うんだけど,すげえな。
ちょっと待て!
「積むや積まざるや」の「大迷路」ですか,はいそれはいいです。
81マスの先(今は時節柄「味の向こう側」とかぶってしまうフレーズに
なっちゃってしまってますが)があるんですか,その
将棋盤に潜るだけでは届かない境地が
明鏡止水て。

将棋盤に潜っちゃうほうがすごいと思うのは俺だけ?
「明鏡止水」っていいながら,BGMガンガンで
目の中で盤面がビュンビュン展開して,
思いっきり賑やかなんですけど。あれ?
明鏡止水って,すごく静かな悟りの境地みたいなイメージのある俺,まちがってる?!

まあそれはそれ,
千里眼で先を見通し,圧倒的に優位な状勢で攻める受け師さんに対して,どう考えても賞賛がないのになんですぐ再戦しに来るかな~第1回から全然学習してねーじゃねーかこのバカと思ってたら,角田からのSOS電話を受けて菅田の部屋から彼を勇気づける物を探してきた里花が1人で飛び込んできた!警護のメンツに取り押さえられながらも菅田に向かって投げつけたのは退会駒。勇気を取り戻した菅田は,決してあきらめない我慢の将棋で粘り強く指し続ける。二コ神さんや文字山ジローさん,斬野(キリノ)シトさんらの乗り移ったような手と必殺技?「明鏡止水」でついには逆転,ついには受け師さんに「負けました」と言わせる(投了)。

「なにあっさり負けてんだよ!」とみさきが
鬼将会を辞めることなど認めないって乗り込んできたりも
したけれど,御門おばさんがその追っ手をぶっとばしてくれて
手に手をとってラナウェイする菅田と受け師さん。

負けて逃げ出した受け師さんを許さないとムキー!な
みさきに対して,おやじさん,前向きに頑張り続けた
菅田を認めてやれるはずだと諭す。

そして里花も「あきれめんともがいとったら,道は続くの…ずっと」
そりゃあなた次クールのドラマレギュラー決まったもんね。
(その監督がレオってところがちょっと怖いですけど。
 「2人だけで演技指導しようか。ホテルの部屋へおいで」なんて。
 逃げて~~~~!!!
 そんなもん最初から想定内って子も,この芸能界,
 いるかもしれませんが。瀬川瑛子さんは父親からそういう
 ことがあるから受けろと教えられ,覚悟してデビューしたとか)


野山の道をかけていく菅田と受け師さん,そんだけでも
夢の中か回想シーンかって妙に幻想的な雰囲気なんですが
木陰で2人休んでいるとそこへ突然現れる鈴木八段。
どう考えても夢の世界だろこれは?!
それかお師匠,すでに死んでて霊が来たとか。

そしてサンドウィッチマンコンビ(角田と飛鷹)や
安田美沙子さん(六車里花)も追いついてきてマジ夢オチフラグ。

ですが,これは夢でなくて現実のようです。

師匠「今回の働きを評価して,もう一度プロになるチャンスをくれるそうだ」

あり得ねぇ~~~!!
いくら将棋のことがわからない俺でも
これが絶対ないと思う。
だって,これで菅田プロになってみ?どうマスコミに説明するの?
どう『近代将棋』や『週刊将棋』で説明すんの?!

とまあ,どう考えても夢の中へ行ってみたいと思いませんか
ンフッフ~♪
な展開の連続でツッコミどころ満載の
ドラマ『ハチワンダイバー』でしたが,
結構楽しくて面白かったですよ。

原作が連載されているヤンジャンでのインタビュー記事で
サンドウィッチマンの富澤さんが「皆まじめな顔してなにやってんだ
って,心の中で爆笑しながら演技してる」って語ってましたけど
僕もそう思いながら見てましたw
皆さんお疲れさま!バイビー!

ドラマ『ハチワンダイバー』公式ページ(フジテレビ)

仲 里依紗-アミューズ オフィシャル ウェブサイト


■キャスト
ハチワンダイバー・菅田健太郎(溝端淳平)
“アキバの受け師”=メイドのみるく・中静そよ(仲里依紗)
真剣師・角田吾郎(伊達みきお/サンドウィッチマン)
真剣師・飛鷹安雄(富澤たけし/サンドウィッチマン)

Make my day

※新垣結衣ちゃんのED主題歌,けっこうよかったなぁ
自称女優・六車里花(安田美沙子)
秋葉原将棋道場店主・月島文郎(渡辺哲)
店主の娘・月島みさき(木下優樹菜)
菅田の師匠・鈴木歩人八段(小日向文世)
真剣師・マムシ(姜暢雄)
ホームレスの真剣師・二こ神(大杉漣)
売れっ子マンガ家・文字山ジロー(劇団ひとり)
真剣師・斬野シト(京本政樹)
プロ棋士・海豚一郎七段(池田鉄洋)
菅田の妹女子高生・歩美(大政絢)
春日兄弟〔兄・陶芸家〕春日京介(袴田吉彦)
春日兄弟〔弟・フラワーアーティスト〕春日智也(忍成修吾)
鬼将会のお手伝い・御門(ふくまつみ)
菅田の奨励会同期・粕谷義英(つるの剛士)
鬼将会大将・桐嶋清十郎(石橋蓮司)
そよの母・中静凪(戸田菜穂)
監督(森本レオ)


S-MANGA.NET - ハチワンダイバー~集英社

********************
この駄文を読んで,参考になったという方は
 →人気ブログランキングにジャンプ
もしくはにほんブログ村 テレビブログへブログランキング にほんブログ村
********************
真剣師小池重明 (幻冬舎アウトロー文庫)
団 鬼六
幻冬舎

このアイテムの詳細を見る

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 竹島問題・狂気の韓国,誇り... | トップ | 毎日新聞変態ネット記事「お... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2008ドラマ」カテゴリの最新記事