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椿山課長の七日間 試写感想

2006-11-12 14:09:05 | 本・コミック・かってに配役
YahooBBのネット試写会に当選!
よかったですよ。

詳しくはのちほど。はい,1日遅れですがアップします!
当ブログでも4月に原作本の感想を書きました『椿山課長の七日間』
「2006年春テレビドラマ化決定!」と帯に書いてあったのが
なぜか2006年映画化に。

笑わせて泣かせる浅田次郎ワールド,この本も全開中の全開で,
中年のオッサンが主人公の話なのにすごく感情移入をもって
読ませるすばらしい作品だっただけに
今回の映画化には,思い入れもありましたんで是非ぜひ試写会で
公開前に見たいと思っていましたが,願いかなって見ることができて
すごくよかったです!
主演俳優や監督の舞台あいさつとかよく報じられる割には
実際には邦画の試写会ってあまりないですからね…。


その内容ですが,あの,ある意味ハチャメチャな展開,
複雑な3人の死者のファミリーをめぐる人間ドラマを
2時間(119分)きっちりにおさめるため
枝葉の小ネタ(現世に戻るまでのあの世での細かい決まりなど)や
ややこしくてドタバタ要素の強かった武田親分の兄弟分たちの人間関係などを
刈り込んで,すごくスッキリして見やすい筋立てにまとめてありました。
原作では椿山課長が自分に下された「邪淫の罪」を晴らすという
設定がありましたが,映画では「重大な秘密を知らないまま死ぬのが不憫だから」
初七日までの現世帰還を許すという話に。そのほうが自然でいいですね。
※死後の世界では生前の名前(俗名)ではなく戒名で呼ばれるという
 設定は当然のごとくカットされてましたが,
 それだと,なんで陽一君がこの世に戻るときの名前が「蓮子」
 なのか全然意味不明なんですよね。

私の感想記事では恒例となっている「かってにキャスティング」,
主人公の椿山課長はドラマを前提にしていたので西田さんは想定してなかった
ですけど,配役を聞いて,さらに映画を見てしまうと
もう彼しか考えられませんね。
椿の役については,原作のイメージだと伊東美咲さんでは
ちょっとシュッとしすぎ…よりあの女優さんのほうが
同じ美人でも人間味があって合っているのでは?
と思っていましたが,
映画を見たらバッチリでした。
「若い美女の肉体を持った中年男」の小ギャグとか,自分の未亡人に
愛人と間違われての修羅場とか,細かく掘り下げて引っ張らずに
映画進行でサクサク進みましたからちょうど伊東さんのキャラで見やすかったですし
ややもすると表情が硬く見えるモデル顔が
敏行さんの声が重なったり,あの顔でワンワン泣きながらやけ酒飲んだりする
数々のシーン,現実離れしたファンタジーにマッチしていて
いい雰囲気で見られたと思います。

あと,私の「かってに配役」で指名した,
部下の嶋田係長役の沢村一樹さん
同期の同僚・佐伯知子役の余貴美子さんのデパート同僚2人が
本当にその通りのキャスティングで登場したときには
すげーと思いました。(なにがすごいのかよくわかりませんが)

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キャスト**************************
◆復活する死者の方々
椿山和昭  …西田敏行
ヤクザ武田勇…綿引勝彦
陽一    …伊藤大翔(実写版『ちびまる子ちゃん』の大野君)
◆世をしのぶ仮の姿
和山椿(椿山課長の親友?)…伊東美咲
竹内弘(武田の息子・ヘアスタイリスト。名字が異なるのは
  カタギの里親に育てられた設定だから)…成宮寛貴
蓮子(陽一の親友?)…志田未來(『14才の母』主演放送中)

マヤ(中陰役所のナビゲーター)…和久井映見

◆遺された方々
泣いて、叱る―ぼくの体当たり教育論
桂 小金治
講談社
椿山昭三(課長の父)…桂小金治
椿山由紀(課長の妻)…渡辺典子
椿山陽介(課長の息子)…須賀健太
 (『ALWAYS三丁目の夕日』
市川大介(武田の後継者)…國村隼
市川静子(大介の妻)…市毛良枝
引用は大歓迎ですが一言ご連絡を。
椿山課長の部下・嶋田…沢村一樹
椿山課長の同期・知子…余貴美子
無断コピペはご遠慮下さい。
施設の先生…茅島成美
陽一の育ての母…西尾まり
若い衆・純一…松田悟志
若い衆・卓人…青木崇高

喫茶マイルスのマスター…藤村俊二
バーゲン客…山田花子

監督 河野圭太(ドラマ「白い巨塔」「古畑任三郎」シリーズ,
  映画「こぎつねヘレン」)

主題歌「あなたへと続く道」コブクロ
撮影協力 Hilton Tokyo Bay
  港北東急 tokyu C&C
  高島屋 宇都宮観光コンベンション協会
  松ケ峰教会 松が峰幼稚園
****************************************

おじいちゃんのボケ状態と,椿が施設そばの公園で出会った姿との
ギャップ最高w。小金治師匠,すばらしい存在感でした。
マヤの和久井映見さんも,「天国は本当にあるんですよぉ~」
「まだ重大な秘密がほかにもあるんですよぉ~」と
死者にとって重大な話をやんわりと,
「あなたは熱から?鼻から?のどから?」レベルのノリで
一方的に通告するキャラが絶妙!
『ALWAYS』のオードリー・ヘプバーンを超えましたね。

子役の須賀君と志田未來さんのコンビは粒ぞろいと言われる
今のU-15世代でも最強といえるくらいの豪華キャストですね。
椿山課長の忘れ形見の一粒種・陽介君…死んで初めて
ヘビーな家庭の秘密を次々と知ることになった椿山和昭本人より
そうとう辛い境遇ですよ。フジカラーで撮ってもらった写真を
いつまでも送ってくれないなんて仕打ち,話になりません。
※フジカラーCMライブラリ

で,うちで小説の映画化になると話題になるのが
「読んでから観るか,観てから読むか」。
『亡国のイージス』などは,原作のあまりのスケールの大きさと迫力で
どっちかというと後者かなという例ですけど,
この『椿山課長の7日間』は,どっちもOK!
切り口が全く違いますからね。
映画はスッキリ・キレイ・生身の人間が演じるあたたかみが素晴らしいですし
小説は細部にこだわる内容タップリ・小ギャグ満載・
「あんたって人は…」泣き所もバッチリで
1冊買ったら絶対値段以上に楽しめる浅田次郎ワールド炸裂の傑作。

原作の世界を全く壊さずに映像化に成功してますので
小説を先に読めば,「ああ,こういう形にまとめたんだ」と安心して観られますし
映画を先に見れば,「うぉ!元はこんな話だったのか!」。若干あくの強さに
びびる人もいるかもしれませんが,新聞連載小説だけに小学生はともかく
若い子も含めた老若男女が楽しめる作品だと思います。
まぁ朝日新聞の文化面ってクセがあるというか変な記事が多いですけど…。
■関連記事
かってにキャスティング『椿山課長の七日間』(4/19)
『椿山課長』ドラマじゃなく映画に(9/28)

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椿山課長の七日間(文庫)
浅田次郎
朝日新聞社
電車男 DVD-BOX
※伊東美咲さんasエルメス
ポニーキャニオン
I’m…―成宮寛貴1st写真集
屋山 和樹
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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (びょん)
2006-11-12 15:09:30
初めまして トラバ 有難うございます。
本当に 楽しい映画でしたね
でも 最後はきちんと泣かせてくれて

goo にはまだ 来たばかりで わからない事ばかりですが 宜しくお願いします
はじめまして (SAI)
2006-11-12 18:07:36
こんにちは
TBありがとうございました

d_d-さんの『椿山課長の七日間 試写感想』、
面白かったです
うんうん、そうなんだよね~ッて思いながら読みました。

桂小金治さんの演技も素晴らしかったですよね。
原作の最後がとても悲しかったんですが、
映画ではみんなで仲良く天国への扉へ向かっていった
ので、とても気持ちよく見終わることが出来ました。
映画の方がハッピーな感じで良かったですよね。
原作は深みがある感じでそれも良かったんですが。

>「かってに配役」で指名した,部下の嶋田係長役の
沢村一樹さんと同期の同僚・佐伯知子役の余貴美子
さんのデパート同僚2人が本当にその通りのキャステ
ィングで登場

コレッてすごいですよね~
おめでとうございます(笑)。
d_d-さんの目の付け所ッてすごいですね。

それでは、また興味深い投稿を期待しています
コメントありがとうございます (d_d-)
2006-11-12 19:37:08
■ぴょんさん
コメントありがとうございます。
私もgooでブログを始めて2年が経ちましたが
わからないことだらけ。
お互い楽しくがんばりましょう。

■SAI@☆素敵なママになりたい☆さん
こちらこそありがとうございます。
ということは,SAIさんも試写会を見ることができたんですね。
おめでとうございます。

> 映画の方がハッピーな感じで良かったですよね。
> 原作は深みがある感じでそれも良かったんですが。
ほんとうにそうですね。
もちろん色々なやりかたがあるわけですけど,
この作品は見終わった後でスッキリと気持ちよく
映画館を出られるエンディングが最高でした(あれ?ネタバレかな?)。

>「かってに配役」
これまたありがとうございます。
他の作品も「かってに配役」してますが,好き勝手に選んでいるわりにけっこう当たっております。当たったときは「P,このブログ読んだね」と勝手に偉ぶり,違う人が配された役には「俺の案のが面白い」と嘯くのがマイパターンになっております。
これからもよろしければよろしくお願いします。
TBありがとうございました (大臣。)
2006-11-13 10:24:02
もうご覧になったんですね。
詳しく噛み砕いた説明なので、これから見ようと思う方に大変参考になると思います。
すっきり映画館を出られる映画ということで、楽しみです^^
ありがとうございます。 (やわらか映画~おすすめDVD~)
2006-11-19 10:47:06
トラックバックありがとうございます。(http://www.yawarakacinema.com/cgi-def/admin/C-010/cinema/tdiary/index.rbのほうです。)

最近は良い日本映画がとても量産されている気がしますが、この作品もその一つかもしれません。
スケールの大きな作品も良いですが、このようなファンタジー的なドラマも良いですね。

本家サイト(http://www.yawarakacinema.com/)も、よろしくお願いします。
こっちが観たい!勝手に配役 (rock-c)
2006-11-19 15:27:58
TBありがとうございます。
楽しく見せていただきました。
ここまで配役があたると怖いでしょ?
やー感心しました。

椿山課長…高橋克実
椿山父……橋爪功

武田勇…竹内力
竹ノ内…宇梶剛士
鉄蔵……力也

こっちの配役のほうが見てみたいです。特に
橋爪さんは当たり役です。
ヤクザやさん系も面白そう。しかし、豪華だねー
Unknown (あんぱんち)
2006-11-19 19:52:28
(^-^)/ドモ
キャストがハマってましたねぇ。
須賀くんと志田ちゃんだけでも贅沢過ぎます。
原作が( ̄ー||気になる木||
コメントありがとうございます2 (d_d-)
2006-11-21 03:38:00
■(大臣。)さん
> すっきり映画館を出られる映画ということで、楽しみです^^
ほかのブロガーさんたちの意見を見てみても,
いろいろ意見はあっても,全体的に評判いいですよね。

■ (やわらか映画~おすすめDVD~)さん
> スケールの大きな作品も良いですが、このようなファンタジー的なドラマも良いですね。
立派すぎる施設やあの世の風景など舞台背景には「とにかく早く急いで作ったのかな~」という感がなきにしもあらずでしたが,とてもきれいな映画に仕上がりましたね。
見て気持ちのいい映画でしたしポイント高いです。

■ (rock-c)さん
> こっちが観たい!勝手に配役
照れます!
映画がよかったんで「こっちのほうが」と言われると複雑な気分ですが,
ドラマで時間(回数)をかけてじっくりと,細かくて濃い浅田テイストを出すことを想定しての「かってに配役」ですので,ドラマ化の折には是非これでやっていただきたい,テレビ関係者の方に見ていただきたいと,念を送って下さいw。

■ (あんぱんち)さん
> キャストがハマってましたねぇ。
主要人物の数は多いようで意外とそんなに多くなかったですが
豪華でしたね~(西田さん以外はけっこうリーズナブルっぽいギャラで
いけそうな若手&実力派で固めてましたし)。
これはけっこう儲かっちゃうかも(←ゲスの勘ぐり皮算用)

原作が( ̄ー||気になる木||
> 原作,ぜひどうぞ!
ついでにプリズンホテル(1)~(4)もオススメ♪
紹介記事http://blog.goo.ne.jp/d_d-/e/b99fda7cd43974f8e1e5e5114ed71eda
Unknown (すばる)
2006-11-23 20:48:15
トラバありがとうございます。
沢村さんも、確かにあの役にピッタリ!と思います。(^^)
TBありがとうございます。 (マダムよう)
2006-11-25 10:06:40
浅田ワールドは大好きですが、この本はまだ読んでいません。
ブログを拝見して、ぜひ読みたくなりました。

この作品はほんと、面白かったですね。
楽しく読ませていただきました。
また、よろしくお願いします。
こんばんわ。 (michi)
2006-12-11 01:51:16
こんばんわ。 TBありがとうございました。
アメブロで「★試写会中毒★」を書いてますmichiと申します。
只今、gooサンへ一切のTBができなくなってしまい、
更に、URLを載せてもエラーとなってしまうため(コメント覧へのURL表示もエラーになってしまいます 泣)、URLナシでこちらへコメントさせていただきました。
申し訳ありません。。。。

椿山課長の重大な秘密、特に最後の秘密に驚きでした 笑

>ある意味ハチャメチャな展開・・・

まさに、その通りですよね~!
あらすじを読んだ時は、ジーンとくる内容かと思ってたんですが、
笑いに力が入ってるようなところもあって、
かなり楽しませてもらいました。

また遊びにきますね。
今後とも宜しくお願いいたします。
コメントありがとうございます (d_d-)
2006-12-11 12:42:15
■すばるさん
ありがとうございます。
沢村さん,抜け目がなさそうで結構人もよさそうな
係長の役にピッタリでしたね。

■マダムようさん
本関係の記事はかなり不定期ですが(他のじゃんるもほとんどそうですが)これからもよろしくしていただけると嬉しいです。ありがとうございます。

■michiさん
ブログ間ではいろいろなことがありますねぇ…
逆にgooから送ってもつながらないところがいくつか
あるようです(互いに仲悪いとか?ある会社のブログから
やたらスパムが飛んでくるから…みたいな事象はけっこう
あったりすると思いますが)
というわけで,これでいかがでしょう。
つ ttp://ameblo.jp/misato-misato-78/

ほっ,うまくいったようですね。

これからもよろしくです。
TBさせていただきまいした。 (タウム)
2007-11-10 15:14:11
作品全体としては、イマイチという感想ですが後半は泣きまくりでした。

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