男コルナゴひとり旅★

自転車大好きな番組ディレクターの日記。

風の音。

2017年06月15日 03時30分45秒 | おしごと日記
風の音で、目が覚めた。
目の前には薄暗い天井があった。
ああ、ここは編集室の床なのだと気がつくまでに
しばらくかかった。


スタジオ収録を終えて、自転車で会社に戻ったところまでは覚えている。
慌てて時計を見ると、1時。
チェ、と舌打ちをした。
観に行こうと思っていた舞台は終わってしまっていた。


1年以上会ってない友人が
たいへんな思いをして稽古した舞台だった。
しばらく起き上がる気力がなくて、
じっと天井を見つめていた。
仕方ねえ、3日寝てなかったのだから、
と思っても慰めにもならない。


病院のような地味な天井に街明かりがほんのり差し込み、
外では風がざわついている。
建物の中に人の気配はない。
すべてが虚しいことのように感じられて、
泣きたかったけれど、涙が出なかった。


友人よ、すまないね。
君の人生のひとコマを見逃してしまった。


たまには人生から逃げ出したいもんだ。
体ひとつで遠くまで行くんだ。
そんな虚しいことをしばらく考えた挙句、
逃げる場所を探しに、もう一度寝ることにした。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様です (トラベラー)
2017-06-18 17:50:27
たまにはゆっくりと休養を!と思いますけど、寛平さんみたいに「止まったら死ぬんじゃ~」みたいな脅迫観念におそわれますか?

見逃した舞台は残念でしたけど、友人ですから許してくれますね^^;

また次の機会にぜひ(*^-^*)
Unknown (赤い衰星)
2017-06-22 08:00:38
許す!!あやまるな!!そしてちゃんとたまには寝ろ!!寝る子は育つ!!おれは違うけど!!

Unknown (D☆)
2017-06-22 23:03:10
トラベラーさま。
止まったら死ぬ、と思えるほど
働き者じゃないんですよ。
割とボーッと考え事している時間が長いです。

赤い衰星さま。
いやあ、許す許されるというより
観たかったのよ。。。。
君は常に、ぼくにとって「刺激」なのよん。

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