男コルナゴひとり旅★

自転車大好きな番組ディレクターの日記。

あざみヒルクライムまであと2日。

2017年05月24日 13時30分36秒 | おしごと日記
待ちに待った日がやってくる。
そう、「富士あざみライン」をのぼる日だ。

去年はどうやってもスケジュールが取れず、出場叶わず。
今年もレースの6月25日に別ロケが決まり、
またダメかと思っていたら、
5月にもあざみラインでヒルクライムが開催される事になった。
なんてこったい、予定を1ヶ月早めて体を作るのって大変だけど、
これは何が何でも出るしかない。


しかし!
5月はロケラッシュで、
都内はもちろん、青森から鹿児島への大移動…。





自転車が必要なロケだったので、
なんとかマイバイクを持参。
ロケが始まる前の早朝5時から練習へ。
6時半にはロケ隊が出発するので、1時間だけですが。





3月後半から搾り始めた体重は、
2週間で5キロ減量。
4月中旬には59キロになったので、トレーニングしながらキープ。
ロケ中も、それなりに走ってないと
体重はすぐに増えちゃいますからね…





実はこのエリア、5年前に「TOUGE」という番組でがっつりロケをしているので
ほとんどの道の撮影ポイントが頭に入っております。
それを確認しながらの、早朝練。
あたらしいポイントも発見できたり。
こうして頭の中に世界中の「道」の貯金ができて行きます。
ほとんど役に立たないけど。





ここで86を撮ってたら、たまたまチャリダーも撮れてしまい、
「Dさん写ってたでしょ?」と言われたポイント。
5年越しだけど、本当に自転車で走ってやりました!



てなわけで、大事なレース直前の期間、
幸運にも早朝練と撮影でがっつり走れました。
はたして7年越しの念願「あざみ1時間切り」は叶うのでしょうか?
そして鹿児島で何を撮ったのか?
そのへんは26日のレース後にでも…★





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太平山リトライ。

2017年05月16日 23時10分30秒 | 自転車
奇跡のようだ。
今週も太平山に行けることに!
猪野学氏に少しでも迫りたい一心で、走り出す。
1号機は九州に飛び立ったので、ひさびさの2号機。
スプロケは11-25か…まあ何とかなるでしょう☆



グーグルマップによると、川沿いにはサイクリングロードっぽいものがあり、
それは太平山麓まで続いている。
これは行く価値あり!





ほほう! 良い雰囲気!
ドラマとか撮りたくなります。
幼い子どもたちの、淡い恋の話とか。
部長と平チャリダーのセコい話とか。

…と思ってたら。





素足に草が痛いこと痛いこと。
おまけに地面は砂利道で、滑ること滑ること。
あげくの果てに、工事中で行き止まりになってしまった。


結局普通の道を通り、太平山へタイムアタック!
スプロケは男ギヤ仕様。
パワー計なし。
感覚とタイムを頼りに走る。

1.6kmヘアピン、4分ジャスト。
山門、8分30秒。
トータルタイム、9分19秒。
猪野学氏まであと14秒!

…2号機だから良かったのか?





パワー計を見ないで走ったのが良かったか。
早くからインナーに落として走ったのが良かったか。
もう一度フレッシュな状態で
1号機で走らねばなるまい…


2本目 9分52秒
3本目 9分49秒

さすがに脚がなくなって、おしまい。


次は9分切りを目指しますよ!!
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ことしのGW その②

2017年05月10日 22時03分14秒 | 自転車
日曜日。
GW最後の日に、3時間という隙間ができた。


幸いその場所からは山が近い。
一度は走ってみたかった栃木の「太平山」へ向かうことにした。





春の野道は草の匂い。
田園には水か張られ、若い稲がチロチロと風に揺れている。
なんと美しい。
しかし!
ケツ筋、ハム、四頭筋がキュンキュン言い、
私の感動の邪魔をしてくる。
昨日の「幻の白石峠」の疲れがバリバリ残っているのだ。
250Wで踏む→キュンキュン…いつもより1割減な感じだ。

しかし、思ったよりバイクに乗れている感じはある。
体がすぐにフォームになじむ、というか
感動的なほどすんなり走れる。
長距離を走るのって大事だな、と思いながら
信号の少ない道を走る。

26km、50分。
太平山のふもとに到着。
イノッチが「坂バカだより」で走ってたコースとは反対側なので、
とりあえずのんびり上る。





山頂の茶屋街には、たくさんのチャリダーがいた。
番組に出てくれたスカイベリーの人はいないようだ。
山の反対側へ下り、さあタイムトライアル!


1本目 3.50km 10分00秒 260W

キュンキュン具合から、250Wが精一杯かと思っていたが、
思いのほか出た。
しかし!
たしかイノッチは9分05秒だったはず。
1分差はデカすぎる。

「もう一本上る脚はあるか…?」


時間的には行ける=行くしかあるまい。


1本目は、勾配が厳しくなる1.6km地点のヘアピンで
インナー(前の軽いギヤ)に落としていた。
今回は一か八か、アウター(重いギヤ)のまま行ってみる。

ヘアピン。アウターだとちょっとキツイが
踏み倒す。
そのまま勾配はふたたび緩くなる。
ゴール直前の激坂もフルもがきのスタンディングで。

2本目 3.50km 9分45秒 269W



いや〜、ダメだったか。
40秒差はやはりデカい。
イノッチの背中は遠いなあ…



またチャレンジしに来るからな!!
待ってろ猪野学!!

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今年のGW その①

2017年05月08日 15時03分10秒 | 自転車
テレビの仕事は、休日とかはまったく関係ありませんので、
ゴールデンウィークを感じるとすれば、道が込んでてロケの移動時間がかかる、
ぐらいなものです。


しかし!


今年はなんと、私にもGWが発生したのです!


まずは土曜日、仕事の中抜けが5時間あった。
これは走りに行かねば!
着替えながら、急いで考える。

片道2時間半。信号待ちを含むと平均時速25km程度なので、
距離にして60kmほどだろうか。
携帯で距離を検索すると…

子の権現(埼玉・飯能)…70km。
箱根(神奈川)…90km。
白石峠(埼玉)…60km。

これだ!
一度は走ってみたかった、白石峠だ!





炭水化物をかきこんで、すぐに出発。
国道254号を北西へ。
川越のまちを迂回し、東松山。
白石峠TTのために脚を残しておきたいけど、
それでは5時間で往復できない。
250wをキープし、信号待ちで休む。
良い感じのインターバルトレーニングだ。
浅田監督がやってるシクロパビリオンに着いたのが2時間後。
ここまで50km…コンビニ補給しながら道を検索。


…あれ?
白石峠まで22km?
最初の検索はなんだったのか…
しかし。ここで心折れてる場合ではない。
ここまで来たからには、ふもとにある「ときがわベース」までは行きたい。
ここから「ときがわベース」まではほぼ一本道…信号も少なそうなので、
なんとか行けるかもしれない。
県道172号。ここをまっすぐ行けば、たどり着くはずだ。



そろそろ20kmぐらい走っただろうか。
「寄居町」という看板が目に入る。

……いかん。
道を間違えた。
終わった。
白石峠までの距離を検索すると…30km。
どうも山に並行して走ってるな〜と思ってたんだ。
県道172号はV字に走っていて、
左に行けば白石峠方面、右に行くと寄居方面。
私は2分の一の確率でハズレを引いたらしかった。


しかし!
ここで心折れてる場合ではない。
タイムリミットまであと2時間15分。
距離は…72km走ってきてしもうた。
踵(きびす)を返して、もと来た道へと走りだす。





ケツ筋が痛い。
これは良いトレーニングになっているようだが、
タイムリミットが迫っている。
踏む!
ケツ筋がキュンと痛む!
それでも踏む!
パワーはだんだんと下がって、210wが精いっぱいだ。

しかし、心折れてる場合ではない!


結局この日、140km。
時間は10分オーバーしたが、私がいないと始まらない仕事だったので
みんな待っていてくれた。


ひさびさのGWは、こんな感じで過ぎ去った。
実は次の日にも中抜けが発生して、また弾丸で走りに行ったのですが、
その話はまたあとで…★
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すてきなファン。

2017年05月07日 21時43分47秒 | 自転車
気仙沼の親愛なる人から、
こんな連絡をいただいた。


その人が経営するお店にやってきた
80過ぎのお婆さん2人の会話。


A「この前の自転車の観た?」
B「観たわよ! 女の子のバカが泣いてたやつ」
A「昼ドラ出てたバカも意外といい人だったわね」
A・B「…(店主に)あなたも160km走れるの?」


会話全体から「坂」の文字がカットされている模様。
昼ドラ出てたバカ、とは
坂バカ俳優の猪野氏のことだと思われます。


このお2人、ツールド東北の特番を見て以来、
チャリダーのファンなのだそうです。
先日は軽量化特集をご覧になり、
「自分の自転車を軽量化したら走らなくなった」と。
聞けば、電アシのバッテリーを外した、と…。


ステキな方にファンになっていただいて、
ディレクター冥利です。
ますます頑張らなくちゃ!
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あれこれ。

2017年05月02日 12時43分47秒 | チャリダー★


春はいつも、猛スピードで過ぎ去ってしまう。


猛スピードで過ぎ去るのだけれど、
振り向くと濃厚な時間の積層がある。


今年も、新しいチャレンジを始めました。
これまでは番組にいただいたお便りに
ほとんどお応えできない状況でしたが、
これをなんとかできないかと。
スタッフと出演者のできるかぎり、
全国を飛び回ってみようと思って、
まずは私が行動してみました。





番組のフォーマットを決めるため、
最初の一本目は私が担当するのですが、
4月は結構ムリをした。
四国へひとりでロケに行き、
群馬のレースもひとりで行った。
なんとか少人数でイベントを撮影し、番組に仕立てる方法を探りたい。
そして、プロのロードレースを撮れるチームを作りたい。
申し訳ないが、日本のロードレース映像は
ジロやツールには遥か及ばない。
選手が世界を目指すなら、撮影チームだって世界を目指すべきだ。


てなわけで、群馬のレース会場へ。
モトバイクに乗せてもらうと、分かることがたくさんある。
まずは、走る選手たちの美しさ。
自転車からの機械音が合唱する。
人とは、これほどまでに美しいのか。
モトバイクから見るロードレースは、これほどまでに美しいのに、
私はそれを知らなかった。
これを伝えるのが、私の仕事だ。


しかし同時に、ハードルの高さも味わった。
まず、日本のレースでは普段はムービーを撮らないため、
ムービーカメラマンの地位が低い。
写真カメラマンが来たら、退かねばならないし、
コミッセールカーはムービーバイクを優先してくれることなんて
ほとんどない。


さらに、モトバイクの運転手が
映像撮影に慣れていない。
どう走ればどんな映像が撮れるのか、
想像できないようだ。


残念ながらこのレース、
まともに撮影できたのは3時間のレース中、10分ぐらい。
最低限の展開はお伝えできるだろうけど、
私が撮りたかったシーンはまったく撮れなかった。


もちろん、自転車は「空力」が影響するレースだから、
前方からの映像はほとんど撮れないなど、
モトバイクの位置取りは自由とはいかない。
しかし、それでももう少し撮れるチャンスはあった。



これは、なんとかしなければ、
撮影したい大一番で手をこまねくことになりかねない。





あのレースを撮るには、何をすれば良いのか。
ムービーカメラマンの地位を上げるには?
…そんなことを悶々と考えながら、
レース後、ひとりで上州名物のカツ丼屋さんへ。
こんな時は、肉がいい。

ふと見ると、前のテーブルでおっちゃんが
ビールをすすりながら、大声で携帯にがなりたてている。
どうやら何かの愚痴をしゃべっているようだ。
「だっからよぉ〜、おめぇ、てけてけってなもんでよぉ〜…」

ほとんど何を言ってるのかわかりません。
こんな愚痴、よく聞いてくれる人がいるもんだ。
おっちゃんの愚痴は延々と続く。
私は楽しくなってきた。これぞ日本の田舎の姿。
すると、突然おっちゃんが「あ、はい」と言って
スパッと携帯をしまった。

すごい!
今まで大声でがなっていたのに、
一瞬で、盛り上がっていた電話が終わってしまった。



電話の向こうで愚痴を聞いてたどなたか。
何を言ったら、あんなに見事に愚痴を終わらせられるのか、
ぜひとも教えていただきたい。


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今週のチャリダーは「坂バカ遠足」!

2017年04月18日 18時29分35秒 | チャリダー★



今週のチャリダー★は、
長年の夢企画がついに実現!
名付けて「坂バカ遠足」‼︎


昨年度の「坂バカだより」にご出演いただいた皆様をお招きして
愛知県・奥三河で坂三昧。
(雪の中ロケハンしてたやつです)
ゲストは五郎さんと森本師匠。
ただ坂を登ってきただけでなく、
いろんな趣向を凝らして楽しんでいただきました!

走ったコースは100km、獲得標高2500m。
おかわり自由。
いったいどんなお楽しみが展開したのか!?


めっちゃ面白いです。
特に最後のどんでん返しが…
できることなら私が参加したかった!
ぜひごらんください★

「チャリダー★ 全員集合!坂バカ遠足」
4月22日(土)18時〜
@NHK BS1
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恐怖の大使館訪問。

2017年04月07日 15時59分11秒 | おしごと日記
突然、電話が鳴った。
会社から「至急、社長に電話するように」と。
こんなこと滅多にないので、やばい予感がする。
知らぬ間にいけないことをしていて、怒られるのだろうか。
面倒臭いことにならねば良いが。


恐る恐る、社長に電話。
声がゴキゲンだ。悪い話ではなかったようだとホッとする。

「アゼルバイジャンの国営放送の方がお前の番組を見て
 取材をしたいと申し込んできた」とのこと。

悪い話ではないようだが、ちょっと待て。
あの国は、この前までソ連だった国だ。
ロケ中も、ことあるごとに公安に足止めを食らった。
安心するのはまだ早い。


国営放送の記者に連絡してみると
「アゼルバイジャン大使館まで来て欲しい」という。
治外法権。大使館に足を踏み入れたら最後、
気がついたら北朝鮮にいた、ということにもなりかねない。





ついた。
ここから先は治外法権の地。
昔、ロシアでロケをしていたチームが
橋のかかった川を撮影していると、
突然公安にドバドバ囲まれて拘束された。
理由を問えば「軍事施設を撮っただろう」と詰問されたという。
橋は軍事上重要な施設なのだ。

そう考えると、私の作った番組にはたくさん橋が写っていた。
さらに考えると、鉄塔も写っていたし、山の上から街全体を撮影した時に
写してはいけないものが写っていた可能性も否定できない。
使った楽曲がイランとかトルコの曲も多かったので、
そこを突いてくるかもしれない。


こんな私を笑ってはいけない。
ちゃんと撮影許可を取ってロケをしても、突然公安に囲まれるのが
旧社会主義国なのだ。





玄関のピンポンを押すと、静かな男がぬっと現れ、
何も言わずに私を招き入れた。
絨毯の敷かれたホールには、数名のアゼルバイジャン人とおぼしき方々が
私を待っていた。
目の前にはデカいマイク。
「アゼルTV」のロゴが書かれている。
コワモテの男が一人、私に近づき、
そのデカいマイクのそばに録音マイクを置いた。


デカいマイクはハリボテだった。


ここでようやく、私の緊張はほぐれた。
飾りマイクを置くということは、テレビ業界の古い手だからだ。
政治家の会見で机に大量のマイクが置いてあるが、
実はあれは飾り物で、その方が人気政治家に見えるのだという。
そのセコイ手を使っているのだ。

バレバレのセコイ手を使うということこそ、安心して良いことを意味している。


…………


インタビューは1時間に及んだ。
結果を申し上げると、彼らはまことに純粋な人たちだった。
アゼルバイジャンでの体験や印象を話すと、
ウンウンうなずいたり、ちょっとしたギャグで大笑いしてくれたり、
感動した話をした時には、私よりも感動して
その場にいる全員で泣いてくれた。


というわけで、私のインタビューは
そのうちアゼルバイジャン国営テレビで流れるそうです。
もし見た人がいたら、ぜひ感想をください。
どんな風に編集したのかを知りたいので。

そんな報告、絶対に誰からも来ないと思うけど……★


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しぼる!

2017年03月30日 16時35分58秒 | 自転車



富士山国際ヒルクライム。
激坂のふじあざみラインを上るヒルクライム。
60分切りを目標に据えて、はや5年。
ただいま60分50秒…今年こそなんとかしたい!


と・こ・ろ・が。


今年の富士国際は6月25日。
その日はすでにロケが入っていたのです。
今年も不参加か…とボーゼンとしていたら、
自転車仲間から天の声が。

「5月にあざみでレースがあるらしい」

調べると、ツアー・オブ・ジャパンの富士ステージに合わせて
一般人のレースも行われることになったらしい。

5月26日(金)。

この日だけは何としても死守して、
今年こそ60分を切ってやる!



速攻でスタッフに
「この日はあざみで会議してくる」と周知。


さて。
問題は、冬の間に大きくなったカラダを
予定より1ヶ月早く絞らなければいけない。
今年もカラダは順調に育ちまして、
レースに申し込んだ3月21日の段階で63.55kg。
それを4月末までに57kg以下にしておきたい。


さあ戦いが始まった!
タンパク質はとるけど、動物性脂質をとらない。
野菜はたっぷりとるけど、ドレッシング禁止。
大好きな甘いお菓子は全面禁止。
米は玄米に。
夜9時以降は食べない。
(つまりいつも深夜2時にとっていた夕食は無し)

ただいま60.50kg。
このまま順調にいくかしら???
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初・大タルミ。

2017年03月29日 00時25分27秒 | チャリダー★

ある大一番に向けての撮影が始まりました。


その大一番は、自転車の番組を始めて以来
長年の夢だったので、かなり気合が入っています。
このために、自転車の番組を続けてきたのだ。
5年もかかってしまったが、チャンスをもらえた。
これから夏の放送に向けてスパルタンな日を送ることになりそうです。


さて、本日の撮影。
気合が入りすぎて、予定の2時間も前に着いちゃったので、
選手たちが来る前に、とりあえず峠にアタックしておくことにした。


大垂水峠。
噂には聞いていたが、走るのは初めて。
国道20号の東京・神奈川を隔てる峠で、標高は392m。
ここを選手たちは5本全力でアタックするという。
私も1本は登って、どんな峠なのかを知っておかねばなるまい。





高尾山のインターからスタート。
ここから峠までは4.1キロほど。
(あとで知ったのだが、どうやら皆さんは500m先からスタートするらしい…)
最初は平坦。ラブホ街を突っ走る。
ホテルから、トラックが出てくる。
シーツなどのクリーニング業者っぽい。
商売繁盛してるのかな、と思いながら通過。


去年、ほかで走った時に
11分300Wだったから、
300Wキープで。
徐々に勾配がきつくなる。
2kmを通過。
320W。まだ踏める。

4%…5%…7%…
このゆっくりと勾配がキツくなっていく感じは
他にはあまり見ないプロフィールの峠だ。
3kmを通過。
いかん、300W出てないやんけ。
頑張るけど、出ないもんは出ない。
上体が揺れ始める。
おっと、これは悪循環。
冷静にフォームを整えて、体重をしっかりペダルにかける。
フトモモちゃんが千切れるように熱い。


そしてゴール。
10分37秒・平均290W。
もうちょっと行けると思ったけど、最後はヘタレて
260Wが精一杯。
ラスト500mが果てしなく思えた。
苦しくて、口がぬぐえない。
峠の端っこで、うつ伏せになってゼーゼー言ってると、
選手からメールが届いた。
おおっ! もう来るのかよ!?
慌ててカメラのところへ走り、選手たちを待ち受ける。





悪い癖で、三脚にカメラを乗せて撮る時、
ついパーン(カメラを縦横に振ること)をしたくなる。
したくなるのに、ヨダレが拭えないほど苦しいから
手が震える。
心の中でのいろんな葛藤を経たが、なんとか一発で良い画が撮れた。


その後はMOTOに乗って撮影、インタビュー。
天気が良くてよかった。





撮影が終わると、プロがこんな一言。
「あれ? Dさん走らないんすか?」
お言葉に甘えて、引きずり回していただくことにした。
「行けるところまでついていきます。そのうちフェードアウトしますけど、ほっといて下さい」と。

私を気遣ってか、だいぶ緩く走ってくれたようだ。
平地200W、坂道で300Wぐらい。
プロたちはずっと談笑しているし、
まったく水分をとらない。
つまり汗をかいていない。
私は水を飲みまくり。


レースは出ないのか、と聞かれ、
5月のあざみラインに出ます、1時間切りたいのです、と言ったら
「速いじゃないですか! 僕たちだって全力で43分ですよ」と。
うーん。褒められた気がしません。


30キロ走って、お別れした。
プロたちを見て思ったのは、そこにあるのは
「日常生活」だった。
自転車の上が生活空間。
おしゃべりをし、食べ、飲み、遊び、時に追い込む。
眼福でした。


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ひさびさクロモリ。

2017年03月23日 21時04分03秒 | 自転車



クロモリ号に乗るのは、いつぶりだろうか。
ミャンマーで走って以来、海外で自転車に乗ってないので
ひょっとしたら2年ぶりかもしれない。


またがって、おおっ! と思った。
サドルが高い。
撮影用なので、C59よりもサドルを低めにしていたはずだ。
それなのに、高い。

測ってみたら、ここ2年でサドルの高さが2センチ下がっていた。


自転車は、サドルが高いほどカッコよく見える。
脚が短いおっちゃんとしては、出せるだけ出したいのが心情なのだ。
…それにしても、ずいぶん下駄履かせてたんだなあ(笑)。


街角で、素直に、2センチサドルを下げた。


走り方も、体も、変わってるみたいだ。
良い方向に変わっていてくれればいいんだけど、
富士あざみの記録が伸びてませんからね。
これから5月26日の参戦まで、カラダつくります!!
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1時間。

2017年03月23日 04時48分38秒 | 自転車
仕事の合間にバイクで走るチャンスをもらった。

1時間。

その場所から1時間で走れる範囲なら
どこへでも行ける。


栃木の太平山までは片道30キロ…断念。
他に行ける場所はあるか?
利根川サイクリングロード…すぐそこ。
田んぼの中のまっすぐな農道…すぐそこ。
特に行きたくもない道を走っても、すぐに飽きて
1時間たっぷり走らず終わってしまう気がした。
どこか近くに良い場所がないか?


渡良瀬遊水池…片道15キロ。
これだ!
噂には聞いていた、渡良瀬遊水池のサイクリングロードを走ってみたいぞ。


すぐさま出発。
人生最高体重を5月までに何とかせねばならない。
今年こそ、ふじあざみラインで60分を切るのだ。

西からの風がモーレツ。風速7m。
体重を左にかけて、バイクを斜めにしないと
まっすぐ走らない。
遊水地まで30分かかってしまった。





一面の菜の花が出迎えてくれた。
まったりとした香りが懐かしい。
もう帰らないといけない時間だが…この道を少し走ってみたくなった。


遊水地に沿ったサイクリングロードを西へ。
モロに向かい風。280Wで30km/hしか出ない。
勾配に直すと5%ぐらいの感じか。
これは意外と楽しいかも。




向かい風だけで終わらすのは癪なので、
ぐるっと遊水地の北側まで走る。
風は向かい風から横風に変わり、そろそろ追い風になりつつある。

あたり一面、野焼きのあとで
黒焦げの大地がめずらしかったので、
ペダルをヘルメットに立てかけて愛車写真を撮ろうとした。
……
モーレツな風でヘルメットは「カサカサカサ…」と飛んで行った。
100mぐらい向こうまで追いかける。
やっとヘルメットに追いついたら、ヘルメットは灰だらけだった。
少し走ると、鉄柱があった。
最初からここに立てかけるんだった。





ご褒美の追い風。
時速40キロを超えて無風に感じる。
風の抵抗がないと、重心が微妙に前のめりになって、
走るのが難しい。
意外とご褒美は向かい風だったかもしれない。



初めて知ったのだが、渡良瀬遊水池は1周18kmもあった。
どうりでなかなかスタート地点が見えてこないわけだ…


帰りも横風に煽られながら、結局50キロ。
ローラー以外でこれだけ集中して走ったのは久しぶり。
また行きたいけど、今度は1時間半もらわないといかんですな★
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名古屋。

2017年03月18日 17時06分59秒 | チャリダー★



撮影で名古屋に行きました。
…ということは。
五郎さんのローラー教室に参加するチャンスですね。


今回もスタッフが食事している間に
行って参りました!




ふだん土曜日は開催していないのですが、
五郎さんが特別に開いてくれました。
なので参加者は2名だけ。
そりゃそうですよね、土曜日はみなさん実走しますからね。





メニューはFTP200Wの人向けで。
踏めたので、途中から10W増しで。
五郎さんがきっちりパワーを管理してくれるので、
気持ちよく出し切ることができます。
東京にも五郎さんちが欲しいです★





BBのあたりから音鳴りがするので
五郎さんに診てもらったけど、
「うちにはROTORのBBを外す工具がない」と。
急遽五郎さんの師匠であるクエストの横井さんに診てもらう。





横井さんは、KINANというプロチームのメカニックさん。
お店には初めて行きましたが…宝の山!
見たことないフレームがゴロゴロしてる。
チタンとカーボンのハイブリッドとか。
またお邪魔して、じっくり見回したら
もっとお宝が潜んでいそうなお店です。





BBを開けたら、ネジ部分が砂でジャリジャリしていた。
「半年も放っておいたらいろいろ入るよ」
きれいに拭いて、グリスを多めに。
「始めは重いですが、すぐに軽くなります。それに錆びるよりいいですから」と。
作業する傍ら、五郎さんがアシスタントの動きで
テキパキ動く。
師匠と弟子。素敵な関係があった。

BB周りの異音は消えて、
バイクが「カッチリ」した。
まさにC59が蘇りました!





最後に横井さんが、ギヤ周りを洗ってくれた。
素晴らしい手際で、サクサク綺麗になっていく。





ギヤってこんな色だったよねえ。
ギヤチェンジの音が、ヌメリのある音から乾いた音に変わりました。
自分でももう少し洗う頻度を増やそう。






横井さんが、そのまま東京に帰る我々を、食事に誘ってくれた。





台湾ラーメン、という名の激辛ラーメン。
スカッとするほど汗が噴出。
ローラー台で汗をかき、ラーメンで汗をかき。
名古屋に2リットルぐらい汗を置いてきましたとさ★
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田口さんのこと。

2017年03月04日 05時10分25秒 | おしごと日記
私はコミュニケーションが下手なので、
電話をしたり、実際に会って話をするのが苦手だ。
その反動か、毎日いろんな人のことを思い出しては、
心の中で会話をしていたりする。


全国を飛び回っている狂言師に、
あのとき私がずいぶんヒドイことを言ったのを
謝ってみたり。
北海道で永六輔さんと旅したとき、
いろいろ教えて貰ったことを思い出したり。
大学時代の演劇仲間で、卒業後に消息を絶ってしまったG君は
同じ空の下にいるのだろうかと考えてみたり。


昨日は、私の映像の師匠である
田口さんのことを思い出していた。


田口和博さん。
信念の人で、自分が書いた企画以外の仕事は決してしなかった。
なのでいつも仕事は少なく、会うたびに
「俺はもうクビだから、あとは林、よろしくね」
と冗談を言われた。
私の番組を気に入ってくれて、
とくに自転車探検部は欠かさず見てくれて、
「最後まで見ちゃった…」と感想を言いに来てくれた。


田口さんの有名な作品は、
「原爆の夏 遠い日の少年」という番組。
第二次大戦時、米軍の従軍カメラマンが撮影した1枚の写真をめぐって
話は展開する。
原爆の焼け野原にひとり直立する少年。
少年は唇をぐっと噛みしめ、目を見開くように前を見つめて立っている。
背中には、弟の遺骸。

それを撮影した従軍カメラマンのジョー・オダネル氏によれば、
少年が見つめていたのは火葬場の炎だった。

その少年の凛々しい顔が忘れられないジョー氏は、
60年ぶりに来日し、その少年の消息をさがして旅をする。
…という番組。
これはいろんな賞を受賞し、不遇だった田口さんの人生を変えた。
大きな賞を受賞すると企画は通りやすくなるようで、
田口さんは忙しくなった。
でも、仕事が増えたら増えたで
「こんなに仕事なんてしたくないんだ。あとは林、よろしくね」
とまた、冗談を言われた。



私は生粋のドキュメンタリストの田口さんのロケに
ADとして行ってみたかった。
田口さんがどうやって、相手の心の奥のほうにあるダイアモンドのような言葉を聞き出してくるのか、
知りたかった。
でも、AD時代の私は「ボンクラ」と呼ばれるほどの超劣等生で、
編集アシスタント以外の仕事には付かせてもらえなかった。
田口さんの真似をして、自分の企画だけで仕事するようになったら、
今度はそれで忙しすぎて、田口さんと仕事をする機会を失った。


そうこうしているうち、田口さんは亡くなってしまった。



亡くなる直前、田口さんが私のところへ来て、
「ゴルバチョフのインタビューが撮れそうなんだ。林、やろうよ」
と誘ってくれた。
しかしそれは実現しないまま、いなくなってしまった。



「ワンカット30秒以上見られるぐらいの力ある映像でなければ、使ってはいけない」
「インタビューってのは、その人が話す気になるまで何度でも通って、心を開くことだよ」


昨日は、田口さんから教わった言葉から、田口さんのロケを想像していた。
私は想像の中で人と話すことに慣れてるので、
田口さんとはいつでも会うことができる。
会ったあとは、必ず寂しくなるのだけれど。
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曲えらび。

2017年02月22日 14時32分39秒 | チャリダー★



いやいやどうも〜。
元気に飲んでるかい?
何をって、紅茶に決まってるだろう。
アゼルバイジャンはイスラム教の国だ、酒なんか飲まないよ。
紅茶を片手に、ドミノで遊ぶのがアゼリー男子の流儀さ。


ところで、そろそろ「世界の街道をゆく」アゼルバイジャン編が放送なんだってな!
楽しみだ。俺たちも撮影されたからな!
なに? 1秒も映ってない可能性があるって?
そんなことあるわけないじゃんか。
見ろこの光る金歯!
このかっこよさを日本人だって分かるだろうからな。



そういや昨日、撮影班の日本人から
こんな写真が届いたよ。
番組の曲を選んでるけど、いい曲ないかって聞いてきたよ。





なんでもCDを100枚ぐらい聞いて、
使える曲が15曲しかなかったって嘆いてたよ。
出張先までCD持ってったってんだから、日本人は働きもんだよ。
もちろん俺の好きな曲をいっぱい教えといたさ。
もっと早く聞いてくれりゃ、そんな苦労しなくて済んだのにな。


おっと、母ちゃんが呼んでるよ。
庭にいるはずの牛がいなくなっちゃったって騒いでるよ。
そんなの放っておけば戻ってくるんだから、せっかちでいけねえや。
ちょっくら行ってくるから、次はテレビのブラウン管で会おうな!



「世界の街道をゆく」
歴史重なるコーカサスの道
テレビ朝日にて3月いっぱい放送です。
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