Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

レモン・ポレンタブレッド。

2010-03-23 20:12:27 | 料理
今週の料理課題2作目。
前回に引き続きレシピブログの「ポッカレモン100」「レモンひとふり」レシピモニターに参加中です。

今回は、おなじみの「ポッカレモン100」を使ってクイックブレッドを作ってみました。

我が家の公表レシピの中で最も好評なのが"コーンブレッド"。
このコーンブレッドはクイックブレッド法を用いた製法で、砂糖や小麦粉などの粉系と牛乳や卵などの液系をそれぞれ別に合わせておいて、最後に両者を混合して一気に生地を作り上げる手法です。我が家はもっと簡略化して、ワンボウルでできるように粉系材料を合わせた中に液体系材料をどんどん投入していくやり方にしています。

クイックブレッドにはもう一つ主製法があって、何度か紹介していますが"クリーミング法"があります。
こちらは日本の菓子レシピにはよく登場する手法で、砂糖とバターをクリーム状に泡立てて粉材料と液体材料を交互に加えて混ぜ合わせる手法。いわゆるバターケーキを作る方法です。クイックブレッド法に比べてクラムが柔らかく仕上がるのが特徴ですが、泡立てる手間がある割りにバターをたっぷり使うためクイックブレッド法よりは膨らみにやや欠けてしまいます。ただ食感のよさやリッチさの面ではクリーム法が優位。

クリーム法で"コーンブレッド"を作ったことがなかったので、今回はモニター商品の「ポッカレモン100」を使って、クリーム法で春らしくレモン風味のコーンブレッドを作ってみることにしました。

ボウルに室温で柔らかくしたバターと砂糖を加え、泡だて器で白っぽく、ふんわりするまでよく泡立てます。

そこへ卵を1個ずつ加えてよくかき混ぜ、レモン汁の代わりに「ポッカレモン100」とタイムを加えます。

さらに強力粉、薄力粉、ポレンタ、ベーキングパウダー、塩を加え、ゴムベラで粉が見えなくなるまで混ぜ合わせます。
今回は一応ノース・スタイルの生地で、コーンミールと小麦粉の両方を加えていますが、コーンミールの割合が比較的多いノーススタイルで、しかもコーンミールの中でも粒の大きなポレンタを使うので、かなりサウススタイル寄り。クリーム法にすることで、サウススタイル特有の荒引きコーンミールのぼそぼそ感がどれだけ抑えられるか。。。

パウンド型に敷き紙を敷いておき、生地を流し込んで全体にゴムベラで広げます。

160度に予熱したオーブンに入れて15分ほど焼き、表面がこんがりと色づくまで焼きます。

焼き上がりは竹串をさして、何も付いてこなければO.K.。

オーブンから出して荒熱をとり、型から出して切り分けて完成。

やはりクイックブレッド法で作った生地に比べて、あまり膨らみませんでしたが、柔らかさはクイックブレッド法より柔らかく、リッチな食感に。

今回はコーンミールとして荒めの"ポレンタ"を使っているため、ややざらつきはあるものの、クリーム法でしっとりとした口当たりで、見た目はやはりサウススタイルのコーンブレッドに近く、焼き色とコーンの香ばしい香りは濃厚でした。
今回は砂糖をしっかり加えていることもあり、食感は軽いものの食べ応えのあり味は少々重かったです。一言で言うと、アメリカで市販されているコーンブレッドに近い感じですね。

バターをあわ立てる手間は多少かかるものの、やはり40分くらいで出来上がるので朝食用にも最適。ノースコーンブレッドはスープと相性がよさそうですが、こちらはコーヒーや紅茶とも合いそうです。その日の献立に合わせて、コーンブレッドも製法や配合を替えるといいですね。
この日はスープとサラダの朝食にコーンブレッドを添えました。

このポレンタ・ブレッドを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon レモン・ポレンタブレッド。 by PCWP

「ポッカレモン100」「レモンひとふり」レシピモニター参加中



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