半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

シネマイクスピアリで 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』 をみました。

2014-11-24 21:57:44 | 映画
コンサートに出掛けたカミさんと外で待ち合わせして、二人でシネマイクスピアリに行きました。





イクスピアリの中は完全にクリスマス一色でしたよ (笑) 。


今回はカミさんのリクエストでこれをみることにしました。 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』 です。カミさん以前に南仏を旅行したとき、実際にグレース・ケリーが交通事故で亡くなった場所を訪れたことがあるそうです。



ストーリー的には事実をベースにしたフィクションということで、特にどうこういう程の事はありませんが、一部の宝飾品にはカルティが協力して製作した忠実な複製が使用されたり、衣装にはディオール、ランバン、シャネル、エルメス等が協力しているということで、そちらの方面に興味があるという方であれば、それだけで見る価値ありの作品だと思います。

しかし、私自身が興味を持ったのはやはり登場するクルマ達。グレース・ケリーのモナコでの愛車として登場したポルシェ356Aスピードスター (実際はオリジナルではなく、ビンテージ・スピードスター社製のレプリカでしたが) はもちろん、冒頭の撮影シーンで登場したメルセデス・ベンツ190SL、ヒッチコックが乗っていたロールス・ロイス・クラウドⅡドロップヘッド・クーペ、道路封鎖のシーンに出てきたトライアンフTR3AやジャガーXK120等々、一瞬しか登場しないようなシーンにも、結構貴重なクルマが使われていて驚きました。

カミさんとしては、自分のポルシェがグレース・ケリーの愛車と良く似た色だったことが嬉しかったようです (笑) 。

余談ですが、1982年にグレース・ケリーが亡くなったときに乗っていたクルマは、ロールス・ロイスやベントレーどころかジャガーですらなく、アッパー・ミドル・クラスの英国製サルーンであるローバー3500 (P6) 。それも当時ですら既に7年落ちの1975年モデルだったとのこと。やはりこのクラスの方々は、ポンポンと最新の高級車を乗り替えるようなことはしないのですね。


映画をみ終わって外に出たら、すでにイルミネーションが点灯する時間なっていました。







今年のクリスマスも、何ヶ所かイルミネーションを見に行きたいと思っています。

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2 コメント

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古い話 (夏丸)
2014-11-26 10:29:07
グレース・ケリー、懐かしいです。ハリウッドの映画スターがある日突然、モナコ王妃となるニュースを覚えてます。驚きでした。ああこんあ楚々とした女にもそういう手があったとつくづく思ったものです。
その頃、西部劇「真昼の決闘」がありました。ゲーリー・クーパー扮する保安官を狙う無法者との対決劇です。その妻がグレース・ケリーでした。映画上映直後の話だったと思います。古い話です。(笑)
私の場合は… (半谷)
2014-11-27 07:27:15
夏丸様

私がグレース・ケリーの作品を見たのは、すでに引退してしまった後でした。好きな作品はヒッチコックの 『裏窓』 と 『泥棒成金』 かな。

半谷

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