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レポートその1「法源の意義とその種類について論ぜよ」

2011-08-08 09:37:12 | 日記

レポートその1「法源の意義とその種類について論ぜよ」

法源とは、裁判官が判決を下すときの基準となるものである。では、なぜ法源が必要なのかを考察してみたい。例えば、いくら裁判所を置いても、明確で公平な裁判が行われなければ裁判の意味はない。となると裁判所の機能に対する信頼も生まれない。その結果、極論ではあるが自力救済や私的制裁に回帰する人も現れる可能性がある。そこで、どのような基準で裁判が行われたかを明確にする必要がある。裁判官が任意で判断を行うのであれば、公正な裁判とは言えないだろう。そうした「人による裁判」を回避し、「法による裁判」を行うためにも法に基づく裁判が重要になる。では、法とは何かを考えてみたい。法とは、社会通念上の正しさを具体化したものと思われる。この法こそが法源であり、法源により始めて裁判の公正が担保される。故に法源は必要であり、この必要性こそが法源の意義だと結論したい
 では、法源にはどのような種類があるかを見ていきたい。法源は国によって様々である。なぜ様々なのかを考察したい。大きく分けて、ローマ法から派生した大陸法と、そうではないイギリス、アメリカ等で独自に発展させた英米法の2種類が根幹となっている。この2つを比較しなが..

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