しろとくまの動物病院ブログ

獣医となって四半世紀。
動物診療を通して見えてきた世相を語る。

剣道

2017-06-15 01:54:44 | 日記
小学生時代、僕は剣道をやっていました。

その時に培われた精神は、未だに染み込んで
いるように思います。

その当時、板付空港(現福岡空港)には
米軍基地があり、その隣には自衛隊の
駐屯地がありました。

米軍基地のことを僕らはベースとよんで
いました。

朝鮮戦争時代、米軍は一時期釜山まで
後退させられ、朝鮮半島のほとんどが
共産軍で占領されていた瞬間がありました。

共産軍が、九州のすぐそこまで迫って
いたのです。

実際、対馬からは釜山が目視できるくらい
の距離です。

その当時の司令長官はダグラス・マッカーサ
ーでした。

マッカーサーは原爆の使用を米国大統領に
進言しますが聞き入れてもらえず、
更迭されます。

それほどまでに切羽詰まった時期が
実際にあったのです。

その混乱した時代の韓国で、多くの
離散家族が発生してしまいました。

とても悲惨な出来事です。

「国際市場」という韓国映画でおおよそ
のことがわかります。

是非多くの方にご覧になって頂きたい
作品です。

話を僕の少年時代に戻します。

僕が剣道に励んでいた時代は、朝鮮戦争が
終わって15年後の頃です。

ベースの兵隊や自衛隊の隊員の方々も、
かなり穏やかにはなっていましたが、
リアルにその戦争を体感された方々も
多くいらっしゃいました。

その自衛隊の隊員の方々が、僕らの
剣道の先生でした。

そんな動乱を実際に体感されている方々
から、ご指導を受けたのです。

神を敬う心を教えて頂きました。

稽古は中学校の体育館を使用して
いましたので、ステージの上に日の丸の
国旗がありました。

稽古の前に必ずその国旗に向かって
礼をします。

もちろん小学生の頃は、何の意味がある
のかなどは全くわかりませんが、その
ことを繰り返すうちに、何となく荘厳な
雰囲気を感じるようになりました。

稽古を始める前と終わりに、横一列に
並び、先生方と向き合って正座をします。

6年生のリーダーの号令とともに一同
目を閉じて黙想します。

心を静かにするためです。

黙想の後にリーダーの掛け声を一同で
復唱します。

リーダー  「ひとつ! 礼節!」
一同    「ひとつ! 礼節!」

リーダー  「ひとつ! 根性!」
一同    「ひとつ! 根性!」

リーダー  「ひとつ! 奉仕!」
一同    「ひとつ! 奉仕!」

リーダー  「先生に向かって! 礼!」
一同    「よろしくお願いします!」
 
終わりは  「ありがとうございました!」

これらのことを、毎回行いました。

全ては剣道の指導者として、我々に稽古
をつけて下さった、自衛隊隊員の方々に
よる教育でした。

ようやくオチに入りたいと思います。

昨年の暮れに、ハノイの子ども病院の
チャリティーイベントに参加した際、
日本の多くの成功者と呼ばれる方々が、
多額の寄付を下さいました。

その成功者のみなさんに、100%共通して
言えることがあります。

成功者のすべての人たちは、「神を敬う」
「礼節」「根性」「奉仕」のすべてを
実践されているということです。

礼儀をわきまえ、汚い言葉を決して
使いません。

常識から外れることはかなりありますが、
良識から外れることはありません。

行動、実行、挑戦を繰り返し、
やりきるまで継続します。

何をするにしても、与えることを常に
意識しています。

自分の持っているものを与えて、誰かの
ことを喜ばそう、楽しませようとします。

何かの役にたつチャンスがないかと、
いつもアンテナを張っています。

目に見えないものに対して敏感です。

空海さんは、これを胎蔵界としました。

尊敬、愛、思いやり、情熱、喜び
幸せ、などの感情や気持ちや心などや
神の世界、仏の世界、悟りの世界など
魂の世界はすべて目に見えません。

これらの世界を感じ取り、敬うことに
よって、これらの世界も充実した
ものになります。

ちなみに空海さんは、目に見える世界を
金剛界としました。

若かりし頃、大変厳しい経験をされた方々
が、剣道を通して子どもたちに強く伝えた
かったものは、真理です。

こんなマインドの話をしています。

未来と希望は子どもたちが創っていきます。

子どもたちをアシストできる大人に
みんなでなりましょう。


https://youtu.be/ucpzXMcQq4w
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 枯れ葉剤 | トップ | 食害の犠牲になる子どもたち »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。