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ヒルクライムにおけるシッティングについて

2016-10-16 | セッティング
 しばらく前に書いた「ヒルクライムにおけるダンシング」に続いて、シッティングについて考えがまとまったので。言うまでもなく、私家版である。

 ヒルクライムにおけるシッティングはケイデンス走とトルク走に分けられる。

○ケイデンス走
・ケイデンスは85〜95rpmを目途に。
・座る位置はサドルの先端の方。
・ハンドルはブラケット握り。
・かかとの角度は一定。
・上半身を前に倒して、上半身の体重をペダルの3時で落とす。
・3時で軽く踏み、あとはトルクをかけず、綺麗にペダルを回す感覚。
・ミソは、上半身の体重を前方に乗り出すようにすることで、ヒルクライムで後ろに寄り気味の重心を前方に補正し、その体重でペダルを3時の地点で踏み落とすこと。体重を使っているので力が少なく済み、後はリズムを保つため綺麗な引き脚で脚を上死点まで戻してあげる。
メリット:長くゆるめのヒルクライムに向く。脚が売り切れにくい。
デメリット:急坂や荒れ道は苦手(15%くらいが限界か)。ペースの上げ下げがしにくい。

○トルク走
・ケイデンスは70〜85rpmくらい。
・座る位置はサドルの後ろ目。
・ハンドルは上ハン握り。
・かかとの角度は可変。踏む時かかとが下がる。
・上半身を起こし、腕の力でハンドルを引き、その力も使ってペダルを踏み込む。
・3時でぐいと踏み、下死点から引き脚でトルクをかけながら7〜8時くらいまでペダルを持ち上げる。
・ミソは、腕と上半身の力でハンドルを引き、その力をペダルを踏む足のトルクに足してあげることと、筋肉の可動領域を増やすことで結果的にトルクを生み出しやすくすること。
メリット:急坂や荒れ道に比較的強い。ダンシングとの接続を行いやすい(ペースを上げ下げしやすい)。比較的心拍が整えやすい。
デメリット:脚が売り切れやすい。

 どちらが優れていると言うわけでなく、使い分けの問題。ケイデンス走、トルク走、ダンシングの順で急坂に強くなる。比較的斜度が緩やかに一定しており、路面が綺麗なところなら、ケイデンス走が一番効率が良い。
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