
□作品オフィシャルサイト 「重力ピエロ」
□監督 森淳一
□脚本 相沢友子
□原作 伊坂幸太郎 (「重力ピエロ」新潮社刊)
□キャスト 加瀬 亮、岡田将生、小日向文世、吉高由里子、岡田義徳、渡部篤郎、鈴木京香
■鑑賞日 5月30日(土)
■劇場 109CINEMAS川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
原作は100万部を超えたヒットとなっている伊坂作品。 しかしながら未読。
彼の作品を何作か読んだが、共通して底辺にある混沌とした、現代社会からやや逸脱した物語は僕としてはあまり得意な方ではない。
彼の原作の映画としては 『陽気なギャングが地球を回す』、『Sweet Rain 死神の精度(原題は「死神の精度)』、『アヒルと鴨のコインロッカー』、『フィッシュストーリー』を観ているのだが、恐らく原作の方がきっと広がりがあり、肉厚なのだと想像する。 でも映像としてもそれぞれに監督の采配にもよるのだが、面白い出来に仕上がっていることは間違いない。
今回は家族と兄弟の謎を放火犯やあるプ事件を絡ませて炙り出していく。 その兄弟役には、加瀬亮と岡田将生。 兄は地味に遺伝子研究する研究者肌の泉水(加瀬亮)と芸術肌の春(岡田将生)。 幼い頃から仲が良かった二人だが、近所で続く連続放火事件の発生で、それをキッカケに二人の関係や家族の秘密が明らかにされていく。
岡田君もここのところ主役級の作品が続き、若い割には肩の力の抜けたナチュラルな演技ができる役者さんになってきた。 一方、今でもあちこち引っ張りだこの加瀬亮だが、僕は彼を色の変わらない同化しないカメレオンだと思う。 役者としても特異の位置づけなのかもしれないが、彼は自分があえて色を変えないことで、役者としての変化感を演出しているように思う。
され、何故あの事件の連続犯に妻が襲われ、その犯人の子供を産もうと言ったのかは理解しづらいところ(劇中、神様が降りてきたと言ってはいたが)だが、自分の出生の秘密がわかり、そこに若き日の父親のDNAとそれに纏わる放火との拘わりが、遺伝子配列に起因していることの謎解きもありなかなか面白い。 規則正しい並びと放火場所の因果関係は、土地鑑があればもっと入り込めたかも(笑)
わずかな登場で最近TVの「白い春」(←これ、毎週泣いてます)での吉高由里子ちゃんにハマっている僕としては、春が写るどの写真にも後ろに写り込んでいた夏子チャンが、春が好きでそのために全身整形して、吉高由里子ちゃんのように可愛い女性に変わっていたのは何とも嬉しかったりして(笑)
そういえば、「白い春」も出生の秘密がベースになっているなぁ(笑) 阿部(寛)チャンと大橋のぞみチャンだもんなぁ〜
これほどショッキングな出生の秘密は、どこそこに転がっているものではないが、自分に置き換えて考えると、特に疑ったことはない自分の両親はこの人たちだと思っているけれど、最近年を取るごとに親父に似てくるところをみると、やはりこの親父のDNAを継いでいるのは間違いないのかなとつくづく思う。 でも一般に希望してDNA鑑定って出来るのだろうか
特に調べる必要もないけれど、ちょっと興味はあるかな
観終わって母親の言葉がふと浮かんだ。 「息子二人の名前は“泉水と春”。 英語で言うとどちらもスプリング。」と。 なんだか少しだけ、救われたような気がした。









読み終わって2回目を
3ヵ月後みたばかり。
う〜ん、今回は
映画の出来やら
原作との違い云々じゃなくて
出来るならああいうクライマックスは見たくなかった、何とかならなかったの?
気持ちは、その一点で
足枷はめられて
動けませんでした。
罪より大切なもの、
何かあっても
これさえあれば
生きていけると思えるもの、
その部分で感動し
映画に流れる独特の浮遊感を味わえたにも関わらず、何か引っかかったまま。
キャスティングは
よかったし、
原作読んで行っても
映画に何の不満もなかった。
でもどうしても
作品そのものの感想を離れて心が同じとこグルグル回ってます。
その「白い春」は観てないのですが、
別に春くんのお話ではないのですよね?(´▽`*)アハハ
切ないお話だったけど、なんかとってもハマりました。
>出来るならああいうクライマックスは見たくなかった、何とかならなかったの? 気持ちは、その一点で
足枷はめられて動けませんでした。
ん、伊坂作品って素直に落とせないその引っ掛かりみたいなところが、サビの味なのじゃないんですか?
>罪より大切なもの、何かあってもこれさえあれば
生きていけると思えるもの、その部分で感動し
映画に流れる独特の浮遊感を味わえたにも関わらず、何か引っかかったまま。
通常の神経で捉えると、疑問を描くところですが、でも映画ですから。
>でもどうしても作品そのものの感想を離れて心が同じとこグルグル回ってます。
そうですか^^
僕はスプリングでいくらかイージー^^
永ちゃんと布袋のタッグを聴いて満足(笑)
>吉高さん可愛いですよね。
ですよね〜♪
>その「白い春」は観てないのですが、別に春くんのお話ではないのですよね?(´▽`*)アハハ
全く関係ないですが、父親と娘の秘密が(笑)
>切ないお話だったけど、なんかとってもハマりました。
これはこれでアリかなとは思いましたが、ある意味非現実的で非人道的な要素は否めませんでした。
・・・この辺が、伊坂さんが追及したいところかなと感じます。
なぜ、人間は悪を行うのか、悪に取りつかれるのか、善と悪のせめぎあい。
人間は悪を行うもんだということから、逃れられない。じゃあ、どう生きるのか・・・。
他の本から、このことはうっすら感じましたが、この本が一番印象が深いです。
その印象を大事にした映画だったと思います。
>なぜ、人間は悪を行うのか、悪に取りつかれるのか、善と悪のせめぎあい。人間は悪を行うもんだということから、逃れられない。じゃあ、どう生きるのか・・・。 他の本から、このことはうっすら感じましたが、この本が一番印象が深いです。
なるほど^^
sakuraiさんのコメントがより深いですね!
勉強になります^^
映画を観た後も、いろいろと考えさせられました。
少年犯罪や刑罰のこと、家族の絆などなど…
キャスティングの良さと
あの奥野家の素晴らしさが際立っていたから
後味の良い映画に仕上がってはいましたが
どうも春が罪を犯すシーンが頭から離れないんですよね…。
悪人なら、殺しても構わないと受け取られはしまいかと不安になりました。
原作のイメージを壊さない映画化で良かったとは思いました。
>少年犯罪や刑罰のこと、家族の絆などなど…
確かにそうですね〜
>キャスティングの良さとあの奥野家の素晴らしさが際立っていたから後味の良い映画に仕上がってはいましたがどうも春が罪を犯すシーンが頭から離れないんですよね…。
綺麗な顔で放火なんてちょっとですね(笑)?
>原作のイメージを壊さない映画化で良かったとは思いました。
原作は未読なので比較はできないんです><