京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『弓』

2006-10-18 22:24:09 | 洋画


今日も一日、
あなたの弓は
私を守り、
夜の終わりに
愛を奏でる。

 





■監督・脚本 キム・ギドク
■キャスト チョン・ソンファン、ハン・ヨルム、ソ・ジソク、チョン・グクァン

□オフィシャルサイト  『

 10年前にどこからか連れてきた少女を育てながら、漁船で生活する60歳の老人(チョン・ソンファン)。 彼はもうすぐ17歳になる少女(ハン・ヨルム)との結婚の日を待ち望んでいた。 しかし、少女が釣り客の青年(ソ・ジソク)に心奪われ、船内に険悪な空気が流れる。


 おススメ度 ⇒★★ (5★満点、☆は0.5)
 cyazの満足度⇒★★☆


 不思議な感覚の映画だった。  

 前作の『
うつせみ』も不思議な感覚の映画だったが、幼い頃から船の上でしか生活したことのない少女と老人との絆を描くこの映画、最初はなかなか面白く進んで行くのだが、釣り客の中に若い男性が入っていたことで、少女が初恋のようなときめきを感じ、そこからストーリーは何だかただの老人の嫉妬ドラマに変わっていく。 それはTVドラマのサイズのような感じだった。
   
 老人は少女との結婚式を早くしようとカレンダーに×をたくさん付けていく。 或いは早くめくって月を変えてしまう。 なんとも子供地味な感じは否めない。 老人の過去について多少の伏線を持たせていれば、この筋書きに厚みがもたせられたのではないかと思うものの、少女の透明感漂う雰囲気とは裏腹な方向に流されてしまった。
   
 何故、老人は少女との結婚に固執したのだろうか?
 少女と老人の絆は切れたように思えるが、最後にはその老人の死(?)をもって、それは別世界で結ばれる・・・。   
 勝手に想像しろ的このへんの感覚を理解しようと思うと凡人には難しい。 表現手法の違いなのか『うつせみ』の時もなんとなく中途半端というか割り切れない感情はあったものの、女性としての心の動きや葛藤は理解できた。
   
 あの究極に近い弓矢の占いは少女の天性のなぜる技なのか? 死と隣り合わせの危険を伴なう占いは二人の“絆”を表現しているのだとは思うのだが、今ひとつしっくりこなかった。   
 そして、全く少女は瞬きもせず射られた矢に向かって微笑んでいる。 僕自身がこの監督の表現方法についていけないだけなのかもしれないが、何となく消化不良のままで終わってしまって、うまく感想が書けないのも事実だ。   

 もうひとつ、老人が奏でる韓国二胡なのだが、多分撮影したあとに音楽をつけたのだろうが、全く音と弾く様が合っていなかった。 実物を弾く事はできないまでも、もう少し曲の音色と進行に合うマネごとは出来るだろうに。
 これはこの映画のポイントでもあるので、もっと神経を使って欲しいところだった。

 しかし、不思議なことだが、老人と少女は殆ど言葉としての会話がない。 『うつせみ』の時もそうだったが、言葉意外での表現手法を監督はカラーにしているのだろうか・・・。

 ある映画評論家のレビューに次のように書かれてあった。 「本作で描かれる現実社会の常識や道徳から遠く離れた二人の関係は理解しがたいかもしれない。 しかし、強い絆で結ばれた、永遠の愛にめぐり逢いたいという気持ちは、私たち人間の心からの願いではないだろうか。 老人と少女の魂と魂で契られた、むきだしの愛の美しさに、すべての人が胸を衝かれずにはいられないだろう。」
 魂と魂をどこで感じればいいのだろうか?




 この日、『
蟻の兵隊』と2本観るために、チケット予約で渋谷の坂を上り下りし、文化村のル・シネマに着いたときは余程疲れていたのかなぁ(笑)

 

 

『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント (16)   トラックバック (38)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 男前豆腐の弟分~ | トップ | 銀ブラ~ »
最近の画像もっと見る

16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kimion20002000)
2006-10-19 04:02:32
TBありがとう。

「すべての人々が胸を衝かれずにはいられないだろう」なんて、ないない(笑)。映画評論家さんのいいそうな、戯言だけどさ。

僕は、この作品に好意的です。

「ああ、いいもの見させて、いただきましただ、ありがてえこっちゃ」という感じ。

自分が、老境に足を踏み入れかかっているかも知れませんが・・・。

なるほど~ (cyaz)
2006-10-19 08:44:30
kimion20002000さん、TB&コメントありがとうございますm(__)m



>「すべての人々が胸を衝かれずにはいられないだろう」なんて、ないない(笑)。映画評論家さんのいいそうな、戯言だけどさ。

ま、生活の糧ですからね(笑)



>「ああ、いいもの見させて、いただきましただ、ありがてえこっちゃ」という感じ。 自分が、老境に足を踏み入れかかっているかも知れませんが・・・。

あらら、でもあの年で孫のような少女を・・・。

う~ん(汗)
こんにちは (さち)
2006-10-19 12:51:18
ギドク監督の作品に触れるたびに「またエラく悩ましいものを創りやがって…」と苦笑いしてしまいます。

この作品も最初観たときには、どうにかジジイの行動を正当化してあげたいと思いましたが、

今では、最後に残ったのは、ジジイの捻じ曲がった欲望のような気がしています。
そうですねぇ~ (cyaz)
2006-10-19 17:45:30
さちさん、TB&コメントありがとうございますm(__)m



>どうにかジジイの行動を正当化してあげたいと思いましたが、今では、最後に残ったのは、ジジイの捻じ曲がった欲望のような気がしています。

そうですねぇ、なんだか可哀相に思えますが、ジジイも初めてだったりして (爆)?!

トラックバックありがとうございました (狗山椀太郎(旧・朱雀門))
2006-10-19 21:17:12
こんばんは

自分のレビューでは書きませんでしたが、二胡の演奏シーンには私も違和感を持ってしまいました。素人が適当に弓を動かしている感じでしたね(まあ、私も弾いたことはないのですが)。作品全体の雰囲気は申し分ないだけに、ちょっと残念でした。

私もル・シネマで見ましたよ。関西に住んでいるため滅多に行くことはありませんが、改めて渋谷は坂の多い街だなと実感しました。三日間ほど周辺をウロウロすると「いい運動」になりますね(笑)。
手習い~ (cyaz)
2006-10-20 08:35:21
狗山椀太郎(旧・朱雀門)さん、コメントありがとうございますm(__)m



>二胡の演奏シーンには私も違和感を持ってしまいました。素人が適当に弓を動かしている感じでしたね。

あれは本当にみっともなかったですね(笑)素人目にも・・・。女子十二楽坊があれだけ日本でもヒットして目の当たりにしているのに(笑)



>私もル・シネマで見ましたよ。関西に住んでいるため滅多に行くことはありませんが、改めて渋谷は坂の多い街だなと実感しました。三日間ほど周辺をウロウロすると「いい運動」になりますね(笑)。

渋谷の特徴でしょうね(笑)

それだけ映画を観る人(特にインディペンデント系)が多いということでしょう!銀座あたりとはまた違って ^^

永遠の愛を誓いたかったのかも? (BC)
2006-10-20 22:36:12
cyazさん、『弓』『うつせみ』のトラックバックありがとうございます。(*^-^*



老人が少女との結婚に固執した理由は特になかったのかも?

ただ、少女が傍に居る自分(老人)が自分自身(老人自身)と言うか、少女の存在が老人にとってこの世の全てだったのでは?

人を一途に愛すれば愛するほど、どうしてこの人に惹かれたのか?

わからなくなってくる時もあると思うし、

本能的な気持ち(純然たる欲望)なのかも?

唯一、理由を見つけるとするならば老人は少女との永遠の愛を見出したかった(永遠の愛を誓いたかった)だけなのかも?
裏づけ~ (cyaz)
2006-10-21 11:04:29
BCさん、TB&コメントありがとうございますm(__)m



>ただ、少女が傍に居る自分(老人)が自分自身(老人自身)と言うか、少女の存在が老人にとってこの世の全てだったのでは?

そうかもしれませんね。



>唯一、理由を見つけるとするならば老人は少女との永遠の愛を見出したかった(永遠の愛を誓いたかった)だけなのかも?

うーん、それにはやはり少しは老人の、少女の過去を裏付ける何かが欲しかったですね^^
TBありがとうございました (粒太)
2006-11-16 22:11:48
セカチューにもTBありがとうございました。京の昼寝さんというネームから京都の方とばかり、じゃあ私と同じ「みなみ会館」でご覧になったのかしらと思ってましたら、渋谷?・・東京の方なんですね。
「弓」のこの少女世間知らずの無垢なのか、持って生まれた奔放さなのか、不思議な世界でした。
実は~ (cyaz)
2006-11-17 12:41:26
粒太さん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>京の昼寝さんというネームから京都の方とばかり、じゃあ私と同じ「みなみ会館」でご覧になったのかしらと思ってましたら、渋谷?・・東京の方なんですね。
実は大学が京都で出身は大阪です。でも実家は現在京都ですけどね^^

>「弓」のこの少女世間知らずの無垢なのか、持って生まれた奔放さなのか、不思議な世界でした
本当に不思議な世界ですが、ラストシーンは監督の自己満足でしょうね(笑)
いやああ~ (sakurai)
2007-02-26 08:13:26
ギドクの映画にはまじにうならされるものも多くて、大好きと言うより、目が離せない・・・という感じなのですが、今回はいただけませんでした
おっしゃるとおり、音楽とか、背景とか、さまざまな点がばらばらでしたね。
まあ数多く作っているので、変なのもあると思うのですが、評論家の意見よりも、叩いてるブロガーの意見の方が信憑性ありますよね。
生業~ (cyaz)
2007-02-26 08:48:16
sakuraiさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>大好きと言うより、目が離せない・・・という感じなのですが、今回はいただけませんでした
思い入れは強かったようですが、ややマスターベーション的な要素が強かったですね。

>評論家の意見よりも、叩いてるブロガーの意見の方が信憑性ありますよね。
評論家はそれで食ってますからタタ辛い面はあるでしょうけどね(笑) でも上手く書きますよねぇ~
二胡! (kira)
2007-05-24 00:40:05
面白い監督だと思いますが、中華圏のもつ粗さもかんじますよね。
「ターンレフト・~」の金城君のヴァイオリンもそうですし、
この老人の二胡のシーンも結構好いシーンなのに、雑です。
「この胸いっぱいの愛を」のミムラは凄かったということですよね。
ってか、日本だと編集でナントカしそうだし、アニメでもあれはないかも
長所~ (cyaz)
2007-05-24 08:36:22
kiraさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>面白い監督だと思いますが、中華圏のもつ粗さもかんじますよね。
そうですね^^

>「ターンレフト・~」の金城君のヴァイオリンもそうですし、この老人の二胡のシーンも結構好いシーンなのに、雑です。
多分、国民性だと思いますね(笑)
日本人は細かいですから(汗)?!

>「この胸いっぱいの愛を」のミムラは凄かったということですよね。ってか、日本だと編集でナントカしそうだし、アニメでもあれはないかも
日本人の繊細さは世界一ですよ! 他国にはマネできない長所ですね^^
こんにちは! (みのり(楽蜻庵別館))
2007-11-16 11:56:23
この映画、良いような悪いような(芸術っぽく作ろうとしている感じがイヤラシイ?)分かるような解らないような感じでした。
ならでは~ (cyaz)
2007-11-16 12:30:16
みのりさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>この映画、良いような悪いような(芸術っぽく作ろうとしている感じがイヤラシイ?)分かるような解らないような感じでした。
そうですね~ ギドク監督ならではのメッセージなんでしょうけどね(笑)

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

関連するみんなの記事

38 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
弓@ル・シネマ (ソウウツおかげでFLASHBACK現象)
弓は武器にも楽器にもなり得る。張り詰めた糸を解き放てば矢は疾風の如く。矢に糸を絡めて水面に揺れる船上に合わせ穏やかな音を奏でる。キム・ギドクの作品に海は欠かせないが、弓もまた「受取人不明」でも登場し、波と凪、緊張と緩和の二面性が表裏となって揺れ ...
映画「弓」 (文化村通りクリニック 院長室)
クリニックのそばにあるBunkamura ル・シネマで「弓」を見てきました。 まさしくファンタジーです。 恋愛を知らない人には、わけのわからない映画かもしれません。 老人役、少女(というには少しおかしいが)役の俳優お二人ともすばらしい緊張感みなぎる演技でし ...
弓/チョン・ソンファン、ハン・ヨルム、ソ・ジソク (カノンな日々)
相変わらずのるキム・ギドク節が炸裂してます。ホントにこの人の頭の中はどうなってるんだか一度覗いてみたい。世界観もここまで徹底してくるとスゴイですヨ。まさにキム・ギドク・ワールドですね。もう面白いとか面白くないとかそういう尺度じゃないんですよね。 ...
『弓』 (かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY)
奇天烈なのに鮮烈な美醜紙一重ギドク・ワールドにうなる 船上で暮らす老人と少女の物語。海に浮かぶ一隻の船の上で暮らす老人と少女。武器である弓は、楽器にもなり、韓国二胡=ヘグムの優雅な音色を響かせる。まるで神話の世界のような現実離れした幻想的な美 ...
N0.172「弓」(韓国/キム・ギドク監督) (サーカスな日々)
キム・ギドク監督は自虐を装いながら、 韓国映画界と訣別しようとしているのかもしれない。 それにしても、キム・ギドク監督の爆弾発言のその後は、どうなったのだろう? この8月18日、韓国MBCテレビ「100分討論」に出席したキム・ギドクは、「グエムル」について ...
「弓」The Bow キャプチャー写真と感想 +サマリア (ポコアポコヤ)
「サマリア」「春夏秋冬そして春」などで知られるキム・ギドク監督の12作目 「弓」。韓国で上映期間が非常に短く、あまり多い人が映画館で見る 事がかなわなかった様で、韓国サイトで調べても写真とか殆どヒットしなかった ので、(もちろん日本でも)自分で写 ...
「弓」 (Puff's Cinema Cafe Diary)
公式サイト ル・シネマ、公開4日目初回です。 ル・シネマ1(150席)、40分前に着いて11番。 入場者数は約5割程度といったところ。 読み通り韓流映画愛好家のミーハーなオバサマたちの姿は無く、キム・ギドクのファンと思
『弓』 (ラムの大通り)
※映画の核に触れる部分もあります。 鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。 ----これってキム・ギドクの映画だよね。あいかわらず精力的だね。 「彼の映画は最後に 『キム・ギドク●●番目の映画』とクレジット。 それによるとこれ ...
映画「弓」(キム・ギドク監督作品)を観て (とみのひとりごと)
 解き放て!
弓/The BOW (amapola)
製作年:2005年 製作国:韓国 監督:キム・ギドク 出演:チョン・ソンファン ハン・ヨルム ソ・ジソク 海外DVD ★4 海の上、ふたりきり。        老人は少女に永遠の夢をみた。 ■ 劇場観賞時の感想 Story海の上に浮かぶ船の上で穏 ...
「弓」 (てんびんthe LIFE)
「弓」FS汐留で鑑賞 キム・ギドクの作品は今日はじめて見るのかと思ったら「サマリア」は彼の作品だったのですね。先日シャンテシネでこの作品の予告を見たときに、すごくこわい(ホラーとかスリラーとか言うのではなく)映画なのかという印象を持ちました。 ...
 (韓国映画好き)
ストーリーなどはこちら ギドクファンにはたまらないラブ・ファンタジー。美しい色彩に引き込まれました。海にぽっかりと浮かぶ船は、『春夏秋冬そして春』の湖の寺よう...
 (とにかく、映画好きなもので。)
 物語のラストに関して述べています。気になる方は読まない方がよろしいかも。  海の上に浮かぶ船には二人だけの世界があった。  60歳の老人(チョン・ソンファン)はどこかから連れてきた少女(ハン・ヨルム)を10年間育て、彼女が17 ...
『弓』を観て (トモトモの韓流侃々諤々)
 2005年、キム・ギドク監督の12作目。原題ママ。  恐るべしキム・ギドク。や
 (シャーロットの涙)
船の上で暮らす老人と少女がいた。10年前、老人がどこからか連れてきて以来、少女は釣り人を運ぶ船の上から一歩も出ないまま、もうすぐ17才になろうとしていた。 それは、老人と少女が結婚する日でもあった。老人は、カレンダーに印を付け、その日を心待ちにしてい ...
弓:美しき「暴力の終焉」 (犬儒学派的牧歌)
★監督:キム・ギドク(2005年 韓国作品) Bunkamuraル・シネマ(渋谷)にて鑑賞。 東京映...
 (ゆっくり、長く走るには...)
韓国映画界からの引退を示唆するような発言をした、キム・ギドク監督。 今作品”弓”
 (映画通の部屋)
「弓」 THE BOW/製作:2005年、韓国 90分 監督、脚本、製作:キム・
キム・ギドク監督の「弓」を観た! (とんとん・にっき)
いや、もう、まったくの偶然です。先日、Bunkamuraザ・ミュージアムで「ピカソとモディリアーニの時代」を観た帰りに、なんとなく貰っておいた映画「弓」のチラシ。Bunkamuraのル・シネマでやるという。よく読みもしないで、「老人と少女の永遠の物語」というだけ ...
『弓』 ※ネタバレ有 (~青いそよ風が吹く街角~)
2005年:韓国映画、キム・ギドク監督。
『弓』 (моя комната ~まやこむなた~)
『春夏秋冬そして春』『うつせみ』のキム・ギドク監督の最新作。韓国映画ブームはもう去りつつあるが、この監督は遅かれ早かれ、ブームに関係なく評価されたであろう人。『うつせみ』の作風も私好みだったが、本作も、早くも私の今年のベスト10の中に入るのではな ...
「弓」:魚籃坂下バス停付近の会話 (【映画がはねたら、都バスに乗って】)
{/kaeru_en4/}魚籃坂って、珍しい名前だな。 {/hiyo_en2/}坂の中腹に魚籃寺ていうお寺があるのよ。 {/kaeru_en4/}魚籃寺? {/hiyo_en2/}本尊が「魚籃観世音菩薩」ていう、頭髪を唐様の髷に結った乙女の姿をした観音像であることに由来する名前なんだって。 {/kaer ...
エゴからの脱却~『弓』 (まったりインドア系)
 ある情報誌のワーグナーのオペラ《さまよえるオランダ人》についての特集記事で、ワーグナー研究の第一人者・山崎太郎さんのこんな一文が目に留まった。    相手の身を気遣って、救済を諦めたときすでに、彼らは心の平穏を得て、  身に負う呪いから解き放た ...
弓:無垢な少女は手の中からこぼれていった ル・シネマ (気ままに映画日記☆)
海の中に浮かぶ釣り舟。この船に老人(チョン・ソンファン)と少女(ハン・ヨルム)が二人で暮らしている。 船は沖合いに留まり、釣り人を運ぶボートだけが行き来する。 少女は6歳のときこの船に連れてこられそれから10年間船の上で暮らしている。 老人は少女 ...
[ 弓 ]エロスとファンタジー (アロハ坊主の日がな一日)
[ 弓 ]@恵比寿で鑑賞 これまたキム・ギドク監督ならではの奇抜で斬新な作品だ。 世間から遠く離れた海の上で、ふたりだけで暮らす老人(チ ョン・ソンファン)と少女(ハン・ヨルム)。少女を世間から 切り離して10年間監禁し、彼女が17歳になったら結婚す ...
韓国映画第二弾☆『弓』:キム・キドク監督作品 (銅版画制作の日々)
韓国映画第二弾『弓』を鑑賞した。監督は韓国映画界ではかなり有名なキム・キドク韓国映画はほとんど観ない私にとっては、この監督の存在すら知らなかったそうそう「うつせみ」は聞いた事がある。 不思議な映画だった舞台は海の上に浮かぶ大きな船と小さな船だけ ...
官能的少女 (粒太の背中)
    韓国映画   を観てきました→公式HPこれは、今年度、粒太の 「妖」大賞 です。以下18歳未満は読まないように昨今のおかしな事件はちょっと頭から抜いて見なければなりません海に浮かぶ船に二人暮らし 60歳の男(というより爺)は少女が1 ...
「弓」 The Bow (俺の明日はどっちだ)
海原に浮かぶエンジンの壊れた船の上で二人だけで生活する何やら曰くありげな老人と少女。 そして老人は少女が17歳になるその日に結婚することを待ち望んでいた ----- 。いつもながらのキム・ギドク監督ならではの設定に今回もまたつい心惹かれる。 そして物語が ...
 (ネタバレ映画館)
10年間船上で暮らす少女。外の世界を知らないためか、箸を持つ手もおかしかった。
 (明け方シネマ)
 祖父と孫ほどに年の離れた老人と少女の愛の物語。  何かリュック・ベッソンの「レオン」がひどくつまらなく思えてくるほど、この愛は純粋で深い。  波間に浮かんで揺られている一艘の釣り船。カメラもそれに合わせてゆっくり揺れる。弦楽器の音色が優しく寄 ...
弓☆独り言 (黒猫のうたた寝)
キム・ギドク監督の作品って、なんとなく心が惹かれます。他の韓国映画とは、また違っていて、現実感が希薄なところも惹かれる理由なのかもしれません。言葉よりも、背景の美しさと役者の表情で語りきってしまうのが想像の羽を広げてくれていいのかもしれません。 ...
 (迷宮映画館)
どうした?ギドク先生!!
映画レビュー#49「弓」 (Production Rif-Raf)
基本情報 「弓」(2006、韓国) 監督:キム・ギドク(悪い男、うつせみ) 脚本:キム・ギドク 製作:キム・ギドク 出演:チョン・ソンファン、ハン・ヨルム(サマリア)、ソ・ジソク 2006カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品作品 今作のDVDと、キム・ギドク監督の世...
『弓』 (ドレミファ息子の血は萌える)
 『悪い男』のヤクザが声を失っていたように、『コーストガード』の娘が言葉を喋らないように、『受取人不明』の女子学生が眼の力で全てを語ってみせたように、『うつせみ』の男女が互いに言葉を交わすことなく愛が成立したよう
 (to Heart)
原題 THE BOW 製作年度 2005年 韓国 監督:脚本 キム・ギドク 出演 チョン・ソンファン/ハン・ヨルム/ソ・ジソク/チョン・グクァン 韓国の鬼才キム・ギドクの監によるラブロマンス。 海に浮かぶ船の上で、2人きりで暮らす老人(チョン・ソンファン)と少女(ハン・ヨ...
 (39☆SMASH)
『弓』 ++ あらすじ ++ 『広い海上にぽつんと浮かぶ一隻の漁船と、寄り添うように揺れるボート。 そこでは、とある老人と少女が2人きりで暮らしていた。 どこからともなく少女を連れてきてから、はや10
<弓>  (楽蜻庵別館)
2005年 韓国 90分 原題 Hwal 監督 キム・ギドク 脚本 キム・ギドク 撮影 チャン・ソンベク 音楽 カン・ウンイル 編集 キム・ギドク 出演 チョン・ソンファン  ハン・ヨルム  ソ・ジソク  チョン・グクァン
『弓』(2005年) ★★★★☆ (どっぷりレビュー)
『うつせみ』のジェヒは結局一言も話しませんでしたが、今回はさらにその上を行く、主演二人が二人とも言葉を発しませんでした。夢のような話です。-----監督:キム・ギドク脚本:キム・ギドク出演:チョン・ソンファン、ハン・ヨルム、ソ・ジソク、その他-----海の上に浮か....