
□作品オフィシャルサイト 「君のためなら千回でも」
□監督 マーク・フォースター
□原作 カーレド・ホッセイニ
□脚本 デヴィッド・ベニオフ
□キャスト ハリド・アブダラ、ゼキリア・イブラヒミ、アーマド・カーン・マーミジャダ、ホマユーン・エルシャディ、ショーン・トーブ、アリ・ダネシュ・バクティアリ、アトッサ・レオーニ
■鑑賞日 2月27日(水)
■劇場 109CINEMAS川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
人の運命は当人たちの思いも寄らぬところで大きな壁になり、全てを失ったことを知らせれることにより、自分自身の愚かさ・思慮の浅さを知ると同時に、文字通りの“後悔先に立たず”で戻られない時間が例えようのない人間としての罪の深さを改めて振り返る時間となる。
幼い頃から仲のいい二人、アミールとハッサン。
しかしながらその立場は使用者と使用人。 それでも二人はまるでその貧富と立場の差を越え、お互いを信じていた。 ハッサンはアミールに対し、どんなときも「きみのためなら千回でも」と。
意外と簡単にこの言葉を聞いてしまったが、その理由はラストシーンに繋がる伏線だったことを知る。 原作は未読だが、ベストセラーになった新人のカーレド・ホッセイニの小説。 原作でもこういう感じだったのだろうか。
二人はずっと将来もこのままいくものだと思っていたが、それをアミール自身が作為的に溝を作ってしまい、二人はそれぞれ別の人生を歩むことになる。 更に二人のそれぞれの人生を分けてしまうのはアフガニスタンに対し、ソ連とタリバンが翻弄していたところにもあった。
離れ離れになっても、アミールはハッサンのことを片時も忘れたことはなかった。
祖国を逃げるようにして、父親と一緒にアメリカで暮らしていたアミールも大学生になり、幼き頃からの夢だった作家のへ道の第一歩を愛する妻とともに歩き出した。
しかし、「戻ってくるべきだ」と父の友人からの電話で、苦労して祖国に戻ったアミールはそこで自分とハッサンとの関係について真実を知ることになる。
ハッサンとの本当の関係を知ったとき、彼はもうこの世の中には居なかった。 しかしながら彼はハッサンの息子は孤児院に預けられたことを知り、危険を侵して彼を探しに行くのだ。 自らがハッサンの人生を狂わし、懺悔の気持ちからかハッサンの息子を探し出して自らの手元に置くことを決心した彼の目には、幼き日の自分たちの仲の良かったあの頃の姿が映し出されていだのだろう。
目の前に、あの頃のように凧を揚げている少年たちがいる。 それは二人の僅かな人生の共有した時間を巻き戻すの一番のツールだったのかもしれない。 そして、ハッサンがかけてくれた「君のためなら千回でも」と言う言葉。 今、ハッサンの忘れ形見に全ての気持ちを込めて。
マーク・フォースター監督がまず最初に取り掛かったのは、この映画の中心となる主人公の二人の少年たちだったと言う。 特に純粋で無垢なハッサン役のアーマド・カーン・マーミジャダを選んだのは監督の素晴らしい目だったと思う。
社会的背景やシチュエーションこそ違え、もう10年ぐらい前に観た『運動靴と赤い金魚』のような静かな感動をもらえた映画だった。 ちなみに『運動靴と赤い金魚』をご覧になったことがないかたは是非一度ご覧になって下さい










この作品、結構評判がいいんですよね。
どうもアミールの行動が受け付けなかった自分としてはフクザツです。。。
「運動靴と赤い金魚」、未見です。今度機会があれば観てみますね〜
>どうもアミールの行動が受け付けなかった自分としてはフクザツです。。。
ですよね〜 ハッサンの人生ももっと観たかったような・・・。
>「運動靴と赤い金魚」、未見です。今度機会があれば観てみますね〜
ぜひご覧下さい^^ なけますよ〜
こんにちは!
すみません、3回も入れちゃいました(^_^;)
なかなか反映しないもので、トライしていた
らこんなことに・・・。すみませんm(__)m
記事を書いている最中に涙してしまいました。
こんなに泣けたのは何故なのでしょうか?
「君のためなら千回でも」この言葉は忘れられません。
>すみません、3回も入れちゃいました(^_^;)
力、入ったんですね(笑)?
>記事を書いている最中に涙してしまいました。こんなに泣けたのは何故なのでしょうか?「君のためなら千回でも」この言葉は忘れられません
ほうほう、mezzotintさんのツボにしっかりはまったようですね^^
その陰にあるのは、戦争・・なのですが。
この中で描かれていたのは、父と子の関係が核のように感じました。
いろいろな形がありましたが、アミールの父の崇高さが印象深いです。
運動靴は、兄弟愛でしたね。
何となくほのぼのとしたものを感じたのを思い出しました。
>この中で描かれていたのは、父と子の関係が核のように感じました。いろいろな形がありましたが、アミールの父の崇高さが印象深いです。
確かにそうですね^^ というか、日本人の父親の威厳が皆無になってしまったのでしょうか(恥)
>運動靴は、兄弟愛でしたね。
そうでしたね^^ 妹愛!
>何となくほのぼのとしたものを感じたのを思い出しました。
大人になってからやや子供の頃のイメージとギャップがあったように感じましたが、いい映画でした!
私も頂いていきますね♪
考えなければならないことが、本当にたくさん詰まってるいい作品でしたね!
>考えなければならないことが、本当にたくさん詰まってるいい作品でしたね!
そうですね^^
素朴ながら色々考えるところが多い映画でした。
>「運動靴と〜」は、泣きました。かなり大泣きでした。
観たのが結構前ですが、僕も大泣きでした><
>こちらは、泣かなかったけど、これがアメリカ映画だということがまた新鮮でした。
そうですね、不思議な感じでした(笑)
私はこの映画に感動して、観たその日にamazonで原作を注文しました。原作もまた、よかったですよ。映画では説明不足の部分もしっかり納得できました。
アメリカ映画ではあるけれど、著者は、アミールと同じようにアメリカに脱出したアフガニスタン人です。
でも、この映画アフガニスタンでは上映禁止になったようですよ…
>私はこの映画に感動して、観たその日にamazonで原作を注文しました。原作もまた、よかったですよ。映画では説明不足の部分もしっかり納得できました。
なるほど^^ 僕は原作は未読なので機会あれば呼んでみたいと思います。
>アメリカ映画ではあるけれど、著者は、アミールと同じようにアメリカに脱出したアフガニスタン人です。でも、この映画アフガニスタンでは上映禁止になったようですよ
そうみたいですね^^ そういう意味では不思議な米映画でした。
まずは感動しました。雪を頂いた山々とあの空、そこに舞うさまざまな凧・・綺麗だったです。
印象に残るシーンや言葉の数々、それにこれほど
いろいろな感情が押し寄せてきた映画も久々でした。
感動は勿論ですが、イライラもしたし、ハラハラもしたし、ドキドキもしたし。
あれほど立派なお父さんが、過去に”あのようなこと”?をしたというのがちょっと納得しがたかったのですが。”彼”の奪還もちょっとあっさりし過ぎかなとも思ったり。
でも、とてもいい映画に出会えたなぁ、と思いました♪
「運動靴と赤い金魚」だ〜〜〜〜い好きです♪
cyazさんが書いてくださってたので、なんだかとっても嬉しいです〜♪^^
>ソ連侵攻の前のアフガニスタンの風景の美しさに
まずは感動しました。雪を頂いた山々とあの空、そこに舞うさまざまな凧・・綺麗だったです。
そうですね〜 同じ空なのに世界中の空でその表情が違うのは面白いですね^^
>印象に残るシーンや言葉の数々、それにこれほど
いろいろな感情が押し寄せてきた映画も久々でした。
感動は勿論ですが、イライラもしたし、ハラハラもしたし、ドキドキもしたし。
いいなぁ、英語が理解できる方は^^
>でも、とてもいい映画に出会えたなぁ、と思いました♪
そうですね!
>「運動靴と赤い金魚」だ〜〜〜〜い好きです♪
cyazさんが書いてくださってたので、なんだかとっても嬉しいです〜♪^^
とてもシンプルながら深い兄妹愛を感じた秀作でしたね!
自分の親友や父のことを重ね合わせながら鑑賞しました。途中からはハンカチが手放せませんでした(笑)。いい映画ですね。
『運動靴と赤い金魚』はぜひチェックしてみます。
TBさせていただきます。
>自分の親友や父のことを重ね合わせながら鑑賞しました。途中からはハンカチが手放せませんでした(笑)。いい映画ですね。
そうでしたね〜 色んなことを考えさせられる映画でした。
>『運動靴と赤い金魚』はぜひチェックしてみます。
これはもしかしたらタオルがいるかもしれませんよ〜 ぜひ^^