□作品オフィシャルサイト 「犬と私の10の約束」
□監督 本木克英
□原作・脚本 澤本嘉光、川口 晴
□キャスト 田中麗奈、豊川悦司、福田麻由子、池脇千鶴、高島礼子、
加瀬 亮、ピエール瀧、笹野高史
■鑑賞日 3月16日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
結構早くから予告編が入っていた作品。 昨年『マリと子犬の物語』を観たときあたりから
流れていたような気もするが、やはり動物物、特に犬が主役のストーリーは何だか泣けて
しまうのも当然なのかななぁ・・・。 それとも年取って涙腺が緩くなったからかなぁ(笑)
原作者不詳で、まるで『メッセージ・イン・ア・ボトル』のように、
ネットの海から流れ着いた心温まる話。
あかり(田中麗奈、福田麻由子)の人生とソックスの交流。 それは人の犬の境界線を
越えて存在しうるふれあいであり、人と犬の絆もそこに存在した。
実はこの脚本を手がけたのは誰もが一度は目にしている今ソフトバンクの携帯電話の
CMで話題のCMプランナー・澤本嘉光氏なのだ。 不思議だけどなんだかおかしくて、
それでいて家族の温かさを感じてしまうCMなのだが、この映画にもその家族の温かさが
反映しているようだった。
ソックスという、言葉を知らないもうひとつの犬に見える人間と心のコミュニケーションを
とれる彼は、あかりの家族、その回りの人たちに癒しの時間を与えていく。
それにしても「あっちむいてホイ」の強い犬はなかなかいないだろうけど(笑)
ま、これは脚本家の愛嬌ということで。
母との突然の別離にショックで首が曲がらなくなってしまったあかりの、そして事故で
指が動かずギターに背を向けてしまった進(加瀬亮)の二人をソックスは立ち直らせる。
実話ではないものの実際に日常生活の中でそんなことがあってもおかしくはないだろう。
例えば病人や老人などには動物と触れ合うことで快復のキッカケとなることもあるだろうし、
ペットとして触れ合う一番人と近いところにいて、言葉でないコミュニケーション(もちろん
話はできないが)が取れるのは犬なのかもしれない。
それぞれの心の傷や人に言えないことをソックスは受け止め、不思議に誰しもがソックスに
触れて癒されていく。 そんなささやかだけど素晴らしい世界がこの映画に広がりを齎して
いる。 それは、意外にも映画を観ながら静かに涙を流している客席の人たちへの
ソックスからのメッセージかもしれない。
エンドロールでこの映画に登場した沢山の“ソックス”の名前が出ていたが、
動物が主役の映画では毎回ながら大変だなぁと思った。
あかり役は田中麗奈と福田麻由子が演じていたが、やはり福田麻由子ちゃんは
なかなか上手ですね。 田中麗奈ちゃんが悪いわけではないけれど(笑)
それにしてもトヨエツは何で北国の医者なのに後半になるほど肌(特に顔)の色が
濃くなっていったんだろう(笑)
いつもチラっとしか映らない(『ALWAYS~』を思い浮かべると)けど、
今回はセリフもあり、存在感も要所で発揮していたピエール瀧と、あかりの大学の
親友役だった池脇千鶴も良かった。
加瀬クンはちょっとギタリストというにはやや精細に欠けるような気がしたのだが・・・。
「犬の10戒」
1.私と気長につきあってください。
2.私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3.私にも心があることを忘れないでください。
4.言うことを聞かないときは、理由があります。
5.私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけど、わかっています。
6.私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないでください。
7.私が年を取っても、仲良くしてください。
8.あなたには学校もあるし友達もいます。でも、私にはあなたしかいません。
9.私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。
10.私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そして、どうか覚えていてください。 私がずっとあなたを愛していたことを。
小学生の頃、犬を買っていたけど、この十戒のどれも出来ていなかったなぁ・・・。
いい映画でした。
>私も公開初日に観て涙が止まりませんでした。いい映画でした。
そうですね^^ 僕もしっとり泣かせてもらいました!
大人になったあかりに
どっぷり感情移入していたので・・・
福田麻由子ちゃんについて少しも触れていない
ヤマトの記事・・・
子供時代の物語も良かったですよね。
可愛い。もうなんか綺麗でしたよ、
大人の社会で生きているといろんな感覚が麻痺する。
本当に子供ってのは・・・
空港に張り紙なんてしちゃったり!素敵だ。
ソフトバンクのCMを手がけた方が監督さんなのか~
あのCMもなんかほんわかしますよね。
「家族」とはいいものだ。
上記のコメ、監督さん→脚本
澤本嘉光さん脚本で、
監督は本木克英さんでしたね★
いやいやいやいや、春です、春だ。
>大人になったあかりにどっぷり感情移入していたので・・・福田麻由子ちゃんについて少しも触れていないヤマトの記事・・・
あらら、触れてあげて下さいよ(笑)
>大人の社会で生きているといろんな感覚が麻痺する。本当に子供ってのは・・・空港に張り紙なんてしちゃったり!素敵だ。
ほんとですよね(笑)
>あのCMもなんかほんわかしますよね。 「家族」とはいいものだ。
そのとおり!!
>上記のコメ、澤本嘉光さん脚本で、監督は本木克英さんでしたね★ いやいやいやいや、春です、春だ。
ノープロブレムですよ、春ですから(笑)
テレビのドキュメンタリーでも人と動物との別れは結構涙を誘われてしまいますし、自分も以前は犬を飼っていたので、最後のソックスとの別れなどは涙が出てしまいましたね。涙腺がひどく脆くなってるのを感じるこの頃です。
でもソックスのアッチ向いてホイは、時々ジャンケンの後出しならぬ後振り向きをしていたように思えますw
>テレビのドキュメンタリーでも人と動物との別れは結構涙を誘われてしまいますし、自分も以前は犬を飼っていたので、最後のソックスとの別れなどは涙が出てしまいましたね。涙腺がひどく脆くなってるのを感じるこの頃です。
仕方がないですよね~これは^^
>でもソックスのアッチ向いてホイは、時々ジャンケンの後出しならぬ後振り向きをしていたように思えますw
でしょうね(笑) 理解の範疇ではないですよね、ソックスも^^
こちらは通知機能がないせいもあり、10日程経って昨夜気付き、TBお返ししましたが、今までもスレッドからgooのブログにはどうもTB出来ず、今回も機能しなかったかもしれませんので、一応URL欄に当スレッド分を入れてコメントさせて頂きました。
>こちらは通知機能がないせいもあり、10日程経って昨夜気付き、TBお返ししましたが、今までもスレッドからgooのブログにはどうもTB出来ず、今回も機能しなかったかもしれませんので、一応URL欄に当スレッド分を入れてコメントさせて頂きました。
お手数おかけしました。 ホントgooブログは他のブログと相性が悪くて困ります(汗)