
■監督 黒木和雄(原作 井上ひさし)
■キャスト 宮沢りえ、原田芳雄、浅野忠信
■物語
「原爆」で自分だけが生き残り、幸せになることを否定しながら生きる娘を、亡くなった父があらゆる方法で娘の閉ざされた心を開いていく。
おススメ度⇒★★★★★(5★満点、☆は0.5)
この映画はあまり予備知識を入れずに観に行きました。 もちろん黒木監督の作品は好きで、『たそがれ清兵衛』でのりえちゃんの演技には感動し、この映画での彼女の演技にも期待はしていました。 「原爆」あるいは「戦争」という少し重いテーマではあるのですが、そこに「幸せになることを否定して」生きる女性と彼女の心を読みきって、人生を、そして彼女の生き様を諭して行く父親の、シリアスかつコミカルな会話の中に、忘れてはいけないテーマを細かく織り込んでいく。 登場人物の少なさは、より主人公たちの心に深く入り込んでいけるし、何よりも役者の持ち味を把握し、繊細に映画に描き込んでいく黒木監督の独特の感性と映像は本当に感動しました。 僕自身が一番特筆できるのは「おとったん」を演じる原田芳雄さんの演技でした。 テーマがテーマだけに彼のコミカルな演技が、さもすればこの映画を壊してしまう恐れもありながら、微妙にかつ細心にしかもナチュラルに演じてしまう。 映画を観終わったとき、思わず「このおとったんは芳雄ちゃんしか演じることが出来ない!」と言ってしまいました(笑)。 彼のような役者さんがもっともっとバイプレーヤーでなく評価をされることが、日本映画の発展につながるような気がします。 今年もここまで70本以上映画を観て来ましたが、ここまでの中で僕の最優秀主演男優賞はまちがいなく原田芳雄ちゃんです^^ 東京の方にはお分かりかと思いますが、この映画は岩波ホールで上映されています。 確かに今まで上質の映画を上映されてきたのですが、映画を観る環境を考えるとイマイチだと思います。 色んな事情はあるにせよ、上質の映画は上質な環境で観たいものです。
◆オフィシャルサイト
『父と暮らせば』
『たそがれ清兵衛』










私の場合、隣の3人組の主婦のこと
3人のうち2人は寝ていました
それもよりによってすぐ隣に座った主婦は軽い寝息(本当はイビキと言いたい)まで立てて...
岩波ホールまで観に来る以上、寝ないで欲しい
淡々と静かに流れていく映画だけに腹立たしい
特にこの映画は無駄なSEを使わず、父娘の会話だけで展開していく物語だったので、軽い寝息でさえ気になりますよね(笑) ?確かに単館映画は本当にその映画を観たい人が楽しみに観に来ているものだと思います。全国公開のメジャー映画ではないので、寝るなら静かに寝て欲しいですね(笑) ?あと気になるのは老人人口が加速して増えていく中、茶の間でTVを観ているかのように、最初から最後までしゃべっている人たちはたまらないですよね?
私が観に行ったときは、鼻をすする音が聞こえていましたよ。これは、仕方ない(笑
TB有難うございました。
日本に滞在中1本だけしか
映画を観る時間はなくて、
どうしても観たかったのが
この映画でした。
よかったですよねえ。
blogでも書いたように
近年の宮沢りえの成長ぶりは
観ていて気持ちいいものです。
日本映画も日本人俳優も
いいものを持っているのだから
どんどん世界で活躍してほしい、
宮沢りえにもそう期待して
います。
岩波ホールの次回作は
なぜ日本で公開されないの?
と長い間思ってblogにも書いた
作品です。
高野さんの後、一つの映画館で
あまり取り上げない作品を
上映するのは、かなり大変な
ことなんでしょうか。。
原田芳雄さん、ほんとうに素晴らしかったですね。静かな中に、訴えかけてくる強さが滲み出ていて俳優のすごさを感じました。出演されている俳優の方が皆、無言の訴えかけができる力を抱えていらっしゃる方ばかりで素晴らしかったです。
昨日からTVの新番組で、りえちゃんが久しぶりに登場しましたね。今度はどんな彼女を見せてくれるのでしょうか^^
自分は、トラックバックの方法が
わからなくて、やや時間ロスしていましたが、さすがにcyaz さんは素早いです。
この映画のDVDが出ないかな〜、と思っています。最終日直前で、一度しか観られなかったので。
DVDはまだ先でしょうね(笑)?!
でも、DVDで芳雄ちゃんのセリフは
字幕がでないでしょうかねぇ(笑)
日本語(広島弁)のわかりにくいところがありましたので(笑)?!
故郷にいる78歳になる母が、
彼を知らなかったらしく
「原田芳雄って、いい俳優さんだね」
と言って、感心していました。
「ニワトリはハダシだ」
これもとても良い演技でしたよ。
芳雄ちゃんは昔から好きな役者さんです。
こういう“味”を持った人はなかなかいないですね^^
言葉は広島舞台ですから、仕方がないと思います。
DVDになったら、
お互い、しっかり勉強しましょう(笑)?!
映画を観に行った日、黒木監督が本の宣伝を兼ねていらっしゃていました。
黒木監督は前から好きな監督の一人です^^
良かったですねぇ!
学校帰りにひとりで見たのですが、本当に見て良かった内容でした。周りが年配の方ばかりで浮きまくりで恥ずかしかったですが…(笑
原田芳雄さんのおとったんは最高でした!!素直に涙を流せて、戦争は嫌だと思える映画でした。是非DVDでもう一度観たいです。
もし岩波ホールでご覧になったのなら、
確かにあそこは群を抜いて年齢層が高いですね(笑)?!
過去に『おばあちゃんの家』を観たときは、
本当におじいちゃんおばあちゃんばっかりでした(笑)
でも、いい映画を上映するんですよねぇ〜
DVDは僕もきっと買います!
みたのですが、東京の方では夏くらいにもう上映されていた
のですよね。毎日、ものすごい人だったとか..
また3月6日から1ヶ月、岩波ホールでアンコール上映
されるようです。
やっぱり原爆を風化させてはいけないなあ..と思いました。
それから、本当に原田芳雄さん、良かったですね!
TBのurlをもうひとつのブログの方にさせて頂きました。
私も映画が大好きなので、またどうぞよろしくです。
僕自身は、原田芳雄ちゃんの大ファンです^^
あの味は彼独特のものですね!
こういう人に何か賞をあげてほしいものです。
TBありがとうございました。
この映画は、原爆映画、としてだけでなく、ドラマとしても、見ごたえありますよね。
私も映画大好きですが、現在ちょっと我慢している所。
晴れて、映画に行けるようになったら、cyazさんのページ参考にさせて頂いて、また、出かけます!
映画はある意味、記録だと思います。
風化させないように、後世に語り継いで欲しいものです!
参考になるかどうかわかりませんが、
また覗いてみて下さいね^^
原田芳雄はいいですよね。鈴木清順の映画に出演するとまた光るんですよ。独特の雰囲気があって私も大好きです。
芳雄ちゃんは昔から好きな役者さんです^^
この映画では彼の特性がよく出ていたと思います!
りえちゃんも良かったですね!!
お勧めの「父と暮らせば」をやっと見ました(^^)
本当によかったです(;;)
二人だけの映画(浅野さんも出てますけど・・)って、本当に珍しいですね!
逆に台詞に気持ちが入っているから、じっくり見ちゃった(聞いちゃった)りして。。。
最近の宮沢さんは凄い!の一言です。
岩波の椅子も補助椅子じゃなかったんで、とっても座りごごちがよくって。。。(笑)
こういう映画って、「岩波あってのものなんだなあ」って
改めて「岩波ホール」に敬意を表したいしだいです
良かったでしょ〜♪
少ない登場人物が、しかも殆ど宮沢りえちゃんと芳雄ちゃんの会話で、
映画の全体像を浮かび上がらせるという素晴らしい映画だと思います!
映画を観る環境ではない岩波ホールですが、
映画を選ぶ目は一流だと思います^^
テーマが重く、
でもそれをさらりと描いている点が
優れていると思います。
わたしは浅野忠信ダイスキなので
もう少しでてほしかったです。。。
>わたしは浅野忠信ダイスキ
そうですね、彼のファンにはもう少し見所があっても良かったですよね^^
こちらこそありがとうございました^^
また時々覗いてみて下さいね!
>深い感動が残る傑作だと思います。
本当にそうでしたねぇ!
>主演二人が素晴らしすぎて言葉が見あたりません
まるで二人劇のようでしたが、二人が共に力を出した秀作だったと思います!
個人的には、少女時代の前髪のある宮沢りえが、「ぼくらの七日間戦争」のころを彷彿とさせて懐かしかったです。
>この映画を見ると、おとったんは原田芳雄以外考えられませんよね。
そうですよね〜!
>個人的には、少女時代の前髪のある宮沢りえが、「ぼくらの七日間戦争」のころを彷彿とさせて懐かしかったです。
いい映画だったですよね〜 懐かしいですねえ、あの頃のりえちゃんが^^
今年亡くなった黒木監督。監督の映画特集がないか、期待しながら、もうちょっと待ってみます!
>この映画は、映画館の中で映画の空気に浸りながら観たいですね〜!
絶対そうですね!
>今年亡くなった黒木監督。監督の映画特集がないか、期待しながら、もうちょっと待ってみます!
特集あったら一緒に観に行きましょう〜♪
週末にゆっくりと遊びに来させて頂きます。
>『フラガール』 と 『神屋悦子の青春』 について書きたいと思っているのですが、仕事が多忙のためいつになるやら。。。
アップされたときは是非感想聞かせて下さいね^^