
大切なものを、忘れていませんか。
■監督 黒木和雄
■脚本 黒木和雄・山田英樹
■原作 松田正隆
■キャスト 原田知世、永瀬正敏、松岡俊介、本上まなみ、小林薫
□オフィシャルサイト 『紙屋悦子の青春』
昭和20年の春、両親を失ったばかりの娘・紙屋悦子(原田知世)は、鹿児島の田舎町で優しい兄・安忠(小林薫)、その妻・ふさ(本上まなみ)と肩を寄せ合う慎ましい毎日をおくっていた。
そんな彼女が胸に抱く願いは家族の平穏と、密かに想いを寄せる兄の後輩、海軍航空隊に所属する明石少尉(松岡俊介)の無事だけである。 ところがある日、兄は別の男性との見合いを悦子に勧めてきた。 それも相手は明石の親友・永与少尉(永瀬正敏)で、明石自身も縁談成立を望んでいるらしい。 やがて明石の真意が明らかになり、悦子は衝撃を受ける。
おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★★
まず、僕の大好きだった黒木和雄監督のご冥福をお祈りいたします。
残念ながら本作が黒木監督の最後の作品となってしまいました。 享年75歳でした。 まず思うことは少なくても「戦争」について、商業ベースにのらず、真正面から作品作りをされたその姿勢に感心させられました。
避けて通れない「戦争」というテーマに、決して戦争が良いと悪いとかではなく、史実としてそこに生きた人たちの生き様を、派手な戦闘シーンもなく、必要最小限の役者で、いかにその戦争が悲惨で愚かだったかを、如実に引き出した作風が、他の監督さんにはできない仕事だったと思います。
昨年は戦後60年ということもあり、戦争テーマの映画が多かったですね。 『男たちのYAMATO』は現在DVDも発売されていて、これは戦争テーマの邦画DVDとしては結構売れているそうです。
それは、恐らくタイトルで掲げる“男たちの”ではなく、死に行く息子たちへの心境を語る「3人の母たち」に代表された、見送るものたちの心情が反映された映画だったからでしょう。
そして、この映画は原作者の松田正隆氏自身がお母さんをモデルとして、当時特攻基地のあった鹿児島県出水市を舞台に、昭和20年の庶民生活を描いた戯曲です。
『父と暮らせば』をご覧になった方には非常に説明しやすい映画です。 殆ど二人劇のような映画でした。 この映画は敗戦に導かれる広島原爆投下の親子の生活、その中での会話が主軸となっていました。 宮沢りえちゃんと原田芳雄ちゃんの会話が技ありの素晴らしい映画でした。
今回の作品でも、ここに登場する出演者はほぼ上記の5名です。
ナイーブなテーマながら、余計な飾りも戦闘シーンもなく、そこにあるのは国のために若い命をかけて戦う男と、二度と帰っては来ない男を見送る人たちの、何気ない生活の中での日々の会話の中に、「戦争」という史上最悪の愚かな出来事に対して、黒木監督が送ったプロテスト・メッセージだったように思いました。

紙屋悦子を演じる原田知世さんはこの悦子のイメージにしっくりくる女優さんだったと思います。 本当は出撃する明石に想いを寄せながら、その時代背景から兄の紹介した長与と見合いをし、結婚の申し出を受ける。 今ならノーと言えることもそれぞれの“想い”を傷つけないように自分の感情を押し殺す。
数年前に、実際に原田知世さんにお会いしたことがあります。 ここでも何度か書いたことがあるのですが、実に透明感と清潔感のある女優さんです。 多くのカラーに染まらないところが、この時代の紙屋悦子を演じるには必要じゃなかったと思いました。
出撃して明石が亡くなったことを長与から知らされ、出撃の前に悦子に書き残した手紙を読み、号泣していた姿は、それまで我慢していた、兄にも見せなかった初めての涙だったのかもしれません。 それゆえ淡々と描かれるこの作品の一番の「戦争」が犯した罪の大きさを余計に感じ入るところでした。
悦子の兄役の小林薫さん。 もうこの人には何も言うことはないでしょう。 色んな役柄を演じても、どれも自分の物にして、また監督の意図通りにはまってしまう希有の役者さんですね。
そして、この兄の嫁役を演じた本上まなみさん。 この時代にこんな大きな女性は居なかったと想像するのですが、でもこれも監督が本庄さんをキャスティングした意味が良くわかりました。 監督のスマッシュヒットかもしれません。
それは悦子を含め、この家族、明石・長与を含めた会話の中に、この時代をして、何気ない生活の中に、笑いのペーソスを十分持たせているからだ。 先の『父と暮らせば』もそうだったが、二人の会話が本当に面白かったし、まるで父娘の親子漫才のようでもあった。
何故、本上まなみさんだったのか。 これは自然な笑いを生活の中で出すのには、彼女が大阪出身でそういった笑いの土壌で生活していたからに他ならないと思う。 彼女の“間”と、この時代にはこんな背の高い女性はいなかったこと、そして思っていることをオブラートに包まず思ったままに口にする女性を通して、やや反体制的な姿勢を彼女のセリフの中に織り込んでいたような気がする。
松岡俊介は今作の骨太な役柄に合っていました。 今までの作品はともかくこれは良かったですね。 『やわらかい生活』での寺島しのぶとのやり取りも無難だったけど、彼は2枚目より2枚目半の方がいいかも。
そして永瀬正敏。 この時代にはこんな気骨な男が普通だったんだと思えましたね(笑) 女性を前にしたら何も話せなくなってしまうことって、現在では皆無に等しいのかもしれませんが、なんだかホッとしてしまいますね。 悦子と明石の会話には、悦子の兄・義姉との会話同様の面白さがありました。
映画の冒頭は、悦子と永与の引きの映像で、二人が回想するシーンで始まる。 ずっとしばらく引いたままの映像は、それだけで二人がどんな時の流れを過ごしてきたか、静かに観ている側に訴えてくる。
帰って来れたものが幸せなのか、国のために逝った方が幸せなのか。 残されたものが全て幸せだと言えるのか・・・。 この時代を、そして戦争を知らない僕にはわからない。 答えを知りたいとも思わない。 ただ実際に何の得もない戦争と言う悲劇があったことを、誰しもが忘れてはならないと思う。
この映画を観たとき、実は荻原浩氏の『僕たちの戦争』を読んでいる最中だった。 「目が覚めると、1944年だった・・・。」 現代を生きるサーファーの健太と「海の若鷲」に憧れ霞ヶ浦練習航空隊に所属する吾一。 互いがそれぞれの時代を逆転することで、その時代を生きることのギャップと新たな発見を、周りの人たちとの触れ合いのなかで、違った意味での生きていくことの厳しさ・難しさを経験する。 まだ読み終わっていないので結末はわからないが、これを読んでいたことが妙にこの映画を観たとき、リアル感が増した。 これは9/17夜9時からTBS系で放映される。 主演を演じるのは森山未來、共演は上野樹里、内山理名。
TBSスペシャルドラマ 「僕たちの戦争」
この映画は平日に「岩波ホール」で観た。
ここは都心にありながら場末の映画館を感じる作りだ。 映画を観る環境としては、シネコンの快適さに比べると比べようもなく良くない。 しかしながら上質の映画を提供してくれる。
映画の内容からして(他の作品でもそうなのだが)、年齢層が非常に高い。 この映画もボクが一番若く感じるくらいだった(笑)。 入替制なので当然上映前は階段に並ぶことになるのだが、結構混んでいる。 思うのは劇場側の対応の悪さだ。 まずホールは10Fにあるのだが、エレベーターで10Fまで上がると、混んでいるため階下に階段で下りることになる。 客層は老人が多い。 当然階段は辛いに決まっている。 混雑状況(階段の)をみて、劇場側或いはチケット売り場で「ただいま混雑のため8Fで降りて階段沿いにお並び下さい」とメッセージできないものだろうか。 ボクなどが言うのもおかしいが、こんな映画環境の悪いホールに足を運んでくれるお年寄りに失礼ではないか。 ひと言声をかける、エレベーターの中にメッセージボードをつけるくらいどうってことないと思うのだが。 ホール内の女性店員さんは接客態度はいいのだが、何故年寄りを労わるくらいの提案が出来ないものだろうか?
岩波ホールの社員の方、あなた方はこの先、年を取らないとでも思っているのですか?










生き残っても何かしらそのことに後ろめたい気持ちを
抱えてしまう辛さ。
戦争へ駆り出されたものもそれを見送るものも
だれひとり幸せになれないのに
誰もその状況から逃れられない。
・・・で、コレと対照的に
今とっても「太陽」が見たい。
日本人が描くには勇気が必要で
でも今だから知りたいことがいっぱいある。
コレを撮ったロシアの監督は
これをきっかけに日本人がこのセカイを
描いてくれるきっかけになることを望んでる。
映画そのものの感想からはそれたコメントばかりで
申し訳ないですが
うちのダンナは鹿児島出身でして
親戚に人間魚雷で命を落としたひとがいて
「出口のない海」がどうしても見たいと
言うております・・・。
以上9・11の日にツラツラと。
誰もが誰かの命を奪っちゃいけない。
それがどんな理由であっても。
・・・それって偽善ですかね・・・。
cyazさんもご覧になったのですね。^0^
私も先週、観てきました。
京都は年輩のお客さんが多かったです。
でも、70歳の方と80歳の方では、戦時下、全く立場が違っているなぁ〜、って思いました。
私は近しい人間が、戦時中、陸軍病院で赤十字の看護婦をして兵隊さんの看病をしたり、飛行機に乗っていたりしていたもので、それなりに戦争の悲惨さは知っているつもりです。
そういう側面から言うと、少し、内容的に物足りなくもあったのですが、直接的に表現していないことが逆にリアリティーがあるのかも・・・?と思いました。
私も本上まなみさんがちょっとひっかかりました。あんな背の高い今風のルックスも違和感があって・・・。
余談になりますが、この前も、沖縄戦の際のひめゆり部隊のドラマをO.A.していたようですが、あんなまつ毛クルリン、下手したら整形・・・みたいなルックスの女の子ばっかり集めてもらっても・・・っていう気もしました。なのでチラリと見てチャンネルを替えました。(苦笑)(昔、ひめゆり部隊の女学生の名簿を見たことがあるもので、余計に・・・)
大阪ですか・・・なるほど・・・年齢的(見た目)に原田知世さんとつりあうかどうかわかりませんが、では池脇千鶴さんはどうでしょう?あの人もまさに「大阪」って感じ。(笑)
ただどうしても気になったのは、あのセットのちゃちさ、なのですが・・・。娯楽時代劇のセットと同じくらい、「屋外」のセットがお粗末だったように思うのですが・・・。結局、それって予算の問題なのでしょうか?
この翌日に、「蟻の兵隊」を観たのですが、衝撃的でした!(まだアップしていませんが・・・)
なんだか、ツラツラと書いてしまい、お邪魔さまでした。m(_ _)m
私が行った時は、そういう案内していましたよ
「上から並んでいますので、7階あたりでエレベーター降りた方が良いですよ」って。ご親切にって思いました。
トラバありがとうございました。映画冒頭の病院の屋上シーンの質の高さについて、賛同してくれる方があまり多くないのが残念です。この映画の管理人さんの評価が星三つしかありませんが、ずいぶん厳しいですね。勝手ながら、トラバのお返しをさせていただきました。
こちらのレビューを読ませていただき、また頭の中に映画のシーンが思い起こされました。見終わった直後よりも少し時間が経った今の方が、良さを感じるような気がします。
その時代に生きていれば、少なからず選ばない死を選択しなければならない状況はあったかもしれないし、人のためにこそ死ねるいやおうない哲学がそこに存在したのかもしれませんね?死を美化するわけではなく、それによって何人かに生存の道があったのかも・・・。
>「太陽」
機会あればこれは観たいです。
日本人が描くには勇気が必要で
>コレを撮ったロシアの監督はこれをきっかけに日本人がこのセカイを描いてくれるきっかけになることを望んでる。
日本もそうだけど、自身が自国を描けないが如く、他の世界の目を持って表現ができることもあると思います。それにしてもイッセー尾形・・・似ている。
>「出口のない海」
佐々部監督なのでもちろん観ます^^
>誰もが誰かの命を奪っちゃいけない。それがどんな理由であっても。
日めくりのように殺人が起こるこの国のために、命を賭けた人たちは、情けない世界を想像してたでしょうか・・・?
5年前のこの時間には・・・合掌!
>70歳の方と80歳の方では、戦時下、全く立場が違っているなぁ〜、って思いました。
そうかもしれませんね。
>そういう側面から言うと、少し、内容的に物足りなくもあったのですが、直接的に表現していないことが逆にリアリティーがあるのかも・・・?と思いました。
直接的でないところが、監督の良さだと思うのですが。
>私も本上まなみさんがちょっとひっかかりました。あんな背の高い今風のルックスも違和感があって・・・。
ま、映画として観るしかなかったですが(笑)
>では池脇千鶴さんはどうでしょう?あの人もまさに「大阪」って感じ。(笑)
それは逆にイケないでしょうね(笑)?
>どうしても気になったのは、あのセットのちゃちさ、なのですが・・・。娯楽時代劇のセットと同じくらい、「屋外」のセットがお粗末だったように思うのですが・・・。結局、それって予算の問題なのでしょうか?
どちらかというと予算タップリで作れる作品ではないので、そこは我慢しないと仕方ないでしょうね(笑)
>私が行った時は、そういう案内していましたよ
「上から並んでいますので、7階あたりでエレベーター降りた方が良いですよ」って。ご親切にって思いました。
そうでしたか^^ じゃあボクがいたときがダメだったんでしょうね(笑)?
>映画冒頭の病院の屋上シーンの質の高さについて、賛同してくれる方があまり多くないのが残念です。
映画の冒頭は、悦子と永与の引きの映像で、二人が回想するシーンで始まる。 ずっとしばらく引いたままの映像は、それだけで二人がどんな時の流れを過ごしてきたか、静かに観ている側に訴えてくる。cyaz
>この映画の管理人さんの評価が星三つしかありませんが、ずいぶん厳しいですね。
おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★★
というわけで星は四つですが・・・。
>こちらのレビューを読ませていただき、また頭の中に映画のシーンが思い起こされました。見終わった直後よりも少し時間が経った今の方が、良さを感じるような気がします。
そうですね! じわじわと感じるものがありますよね^^
9.17にそういうドラマがあるんですか。
ぜひ、見たいと思います。
情報、ありがとう!
>9.17にそういうドラマがあるんですか。ぜひ、見たいと思います。情報、ありがとう!
どういたしまして^^
是非ご覧になってみて下さい!
3回見ました・・・
あと何回か見ることになると思います。
最初は本上さんのファンということもあって気軽に見た映画ですが、ちょっと反省。
心にしみわたってくる紙屋家の会話は、互いに思いやりがあって自分を見直すいい機会になりました。
最近自分勝手な事件が増えてるけど、こういう心構えをもてたらいいなと素直に思う。
BGMがないのに、適度な間があり観客をあきさせない。
パンフの脚本を読み直すと一言一言の台詞から映画を思い返し、想像ができる。
行間を埋める作業がとても楽しく、そしてせつなくなる映画。
もっと見て体中で租借したいですね。
>3回見ました・・・あと何回か見ることになると思います。
それは凄いことですね^^
>心にしみわたってくる紙屋家の会話は、互いに思いやりがあって自分を見直すいい機会になりました。
そうですね^^ 日常のさりげない会話は逆に戦争と言うものの悲惨さを側面から表現しているように思いました!
そこが黒き監督のなせる技だと思います。
最近自分勝手な事件が増えてるけど、こういう心構えをもてたらいいなと素直に思う。
>行間を埋める作業がとても楽しく、そしてせつなくなる映画。
これは一歩間違えれば作品をダメにしてしまうかもしれないものですが、今作は素晴らしかったですね!
本上まなみさんの独特の存在感がまた、
静けさを損なうことなく、
でも「笑い」のある生活を
よく引き出していたと思います。
「父と暮らせば」は、観たいみたい
と思いつつ未見です。
どこかの名画座で上映してくれないかな・・・
黒木監督の映画だと、「竜馬暗殺」も
インパクトありました。
そういえば本上まなみさんとはエレベーターで
偶然、乗り合わせたことがあるのですが、
とても質素な感じの方で、
ご本人だと全く気がつきませんでした(^^;)
>本上まなみさんの独特の存在感がまた、静けさを損なうことなく、でも「笑い」のある生活をよく引き出していたと思います。
あの笑いは作ったものではなく環境ですよ、本上さんの(笑)
>「父と暮らせば」は、観たいみたいと思いつつ未見です。どこかの名画座で上映してくれないかな・・・
黒木監督特集か何かきっとあると思いますよ^^
DVDでよければお貸ししますが^^
>そういえば本上まなみさんとはエレベーターで
偶然、乗り合わせたことがあるのですが、とても質素な感じの方で、ご本人だと全く気がつきませんでした(^^;)
ボクも試写会で見たことがあります! 綺麗な方ですねぇ^^
私も本上まなみのキラッと光る存在感に1票です。
同感です。決して風化させてはならないと思います。このような映画を繰り返し上映することで、それを防ぐことが出来ると信じています。
TBに感謝!
>私も本上まなみのキラッと光る存在感に1票です。
清き一票、ありがとうございま〜す^^
総裁選もヨロシク(笑)?!
>決して風化させてはならないと思います。このような映画を繰り返し上映することで、それを防ぐことが出来ると信じています。
本当にその通りだと思います!
くだらない授業をやるより、こういった映画を観せた方が将来のためにはなるのではないでしょうか? 歴史の時間に観せるべし!
この映画はほんと役者さんがいいなと思いました。
原田知世さんは透明感を強く感じさせる数少ない役者さんだと思いました。あの可愛らしさはすごいです。
本上まなみさんはあんなに芸達者とは知らなかったのでまた一つ新しい発見をした感じです。
この映画は時間がたってかなりじわじわ来る映画だと思いました。多分見るごとに新しい発見があるような気がします。
>本上まなみさんはあんなに芸達者とは知らなかったのでまた一つ新しい発見をした感じです。
これには意外でしたが、でも本質的に持っている味だし間だなんだと思いました^^
>この映画は時間がたってかなりじわじわ来る映画だと思いました。多分見るごとに新しい発見があるような気がします。
そうですね! 噛み締めれば噛み締めるほど味が出る作品だと思います^^
ギターの方にもコメント戴き驚いています
映画にとても詳しいですね
原田知世さんの映画は初めて観ました
本上まなみさんはテレビのトップランナーの司会だけしか観たことがなく改めて素敵な女優さんだと感じました
永瀬正敏さん、小林薫さんなども言うことなしの素敵な俳優さんですね
黒田和雄監督の『父と暮らせば』を観てファンになりました
ギターは初めての体験ですし、本当に来年の発表会に
弾けるのかしらと、とても不安です
何でも挑戦することに意義がある、と思って頑張って
います
>原田知世さんの映画は初めて観ました
そもそもは薬師丸ひろ子さんの後の角川映画のアイドルでしたからね(笑)?
>本上まなみさんはテレビのトップランナーの司会だけしか観たことがなく改めて素敵な女優さんだと感じました
彼女の新しい一面を見た感じでしたね!
>ギターは初めての体験ですし、本当に来年の発表会に弾けるのかしらと、とても不安です。何でも挑戦することに意義がある、と思って頑張っています
素晴らしいことだと思います! 是非頑張って下さいね!陰ながら応援しています^^
銃弾も飛んでこない、爆弾も落ちないけれど、悦子の日常はやはり「戦下」にあったのだな、と思いました。
>銃弾も飛んでこない、爆弾も落ちないけれど、悦子の日常はやはり「戦下」にあったのだな、と思いました。
そうですね! 静かに語られる些細な言葉のやり取りが、戦争の悲惨さを物語っているように思えました。
僕が観た時も年配の方が多かったですが、でも若者もチラホラいましたよ(笑)
僕も本上さんはいいと思いました。自然というか、独特の味を醸し出してますね。そんなに彼女が芝居してる作品は観た事なかったのですが・・
僕は基本的に会話劇というか密室劇、あまり人数の多く出て来ない中でどう話を進めていくか・・というのが好きなので、この映画もホント大好きになりました。
黒木監督に本当にありがとうございました、と言いたいです。
>僕が観た時も年配の方が多かったですが、でも若者もチラホラいましたよ(笑)
本当の映画好きさんですかね、その若い方は^^
>僕も本上さんはいいと思いました。自然というか、独特の味を醸し出してますね。そんなに彼女が芝居してる作品は観た事なかったのですが・・
そもそも二の線が多い女優さんでしたからね!
>僕は基本的に会話劇というか密室劇、あまり人数の多く出て来ない中でどう話を進めていくか・・というのが好きなので、この映画もホント大好きになりました。
黒木監督に本当にありがとうございました、と言いたいです。
そうですか^^ 静かな中に黒木監督の強いメッセージを感じました!
黒木和雄監督、原田知世さんの映画ははじめて観ました。あまり劇場に足を運ぶことがないのですが、この映画は、なにかに押されるように、友人と観にいきました。正解でした!
静謐な印象の中にも、ポッと灯る明かりのような笑いがいい流れを作って、底を流れる静かな哀しみを際立たせ、心に響いてきました。原田さん、本上さん、良かったです。
黒木監督の残された映画、これから辿りたいと思います。
>この映画は、なにかに押されるように、友人と観にいきました。正解でした!
それは良かったですね!
>静謐な印象の中にも、ポッと灯る明かりのような笑いがいい流れを作って、底を流れる静かな哀しみを際立たせ、心に響いてきました。原田さん、本上さん、良かったです。
登場人物が少ないだけに、簡単に見えて非常にそれぞれの役柄が難しかったと思います。
>黒木監督の残された映画、これから辿りたいと思います。
是非どうぞ^^
まだ見れていません。
でも、cyazさんの記事を拝見して、見たいとさらに思いました。
またその時はお伺いしますね。
それにしても、今まで\"日本映画”ってだけで
敬遠していた自分、なんだったんだろう・・・と思います。
あれだけ詳しく解説を書いてくれたら何も言うことありませんね。でもすごいパワーと言うかエネルギーですね。的確な講評はすばらしいです!私はブログに関して初心者ですので、失礼するかも。
今後ともよろしくお願いします。
なんせ森山未来クンですし。(オイ)
今日はネカフェからなんで
記事1コしかUPできませんでしたが
cyazさんのエントリ待ってます〜♪
説教くさい(失礼)戦争映画よりも
心の叫びがあった分だけ、笑って泣けて
子供たちも珍しく見入っておりました。
こういう目線で描く戦争ドラマもあるんだなと。
>”9月に見たい映画”で挙げたこの映画ですが
まだ見れていません。でも、cyazさんの記事を拝見して、見たいとさらに思いました。
まだ上映期間は余裕がありますので、是非観て下さいね^^
>またその時はお伺いしますね。
はい、kinoさんの感想待ってま〜す^^
>それにしても、今まで\"日本映画”ってだけで敬遠していた自分、なんだったんだろう・・・と思います。
確実に邦画は上向いていますよ^^
>あれだけ詳しく解説を書いてくれたら何も言うことありませんね。でもすごいパワーと言うかエネルギーですね。的確な講評はすばらしいです!
いえいえ、拙い感想で恐縮です(汗)
>私はブログに関して初心者ですので、失礼するかも。 今後ともよろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願い致します。
>説教くさい(失礼)戦争映画よりも心の叫びがあった分だけ、笑って泣けて子供たちも珍しく見入っておりました。こういう目線で描く戦争ドラマもあるんだなと。
“回天”については昨日『出口のない海』を観ただけに同じ状況に思わず涙しました。 近いうちにそのレプリカ観に行きたいと思っています。
「僕たちの戦争」についてはTVヴァージョンとはいえ、原作の良さは半減してました><
ほんとに必要以上の情報が無い映画で、それで
いて行間が読めるようないい作品だと思いました。
原田さんお会いになったことがあるんですね^^
この映画の悦子の年齢設定ちょっと判らなかった
んですけど(二十歳くらい?)彼女確か三十代後半
だと思いましたので、全然変らないんだなぁって
思いました。 実年齢かなり下の本上さんがちゃんと
お姉さんに見えてたのもすごいなぁと。
黒木監督の映画は過去2作品しか観たことが
なかったんですが、機会があれば他の映画も
観たいと強く思いました
>それでいて行間が読めるようないい作品だと思いました。
その通りですね!
>原田さんお会いになったことがあるんですね^^
別な映画のときですけどね^^
>彼女確か三十代後半だと思いましたので、全然変らないんだなぁって思いました。
そうですね!いつまでも透明感のある女優さんです^^
>黒木監督の映画は過去2作品しか観たことがなかったんですが、機会があれば他の映画も観たいと強く思いました
黒木監督メモリアル上映があることを希望します(笑)
トラックバック、私もさせていただこうと
試みたのですが…なぜか反映されないんです…(>_
実は黒木監督の作品を観たのは、はじめて☆
「いいよ」というのは聞いていたのですが。
今回観られて、よかったです。
これでもかという表現が多い中で、ほんとに静かで淡々としていて…。
自身は舞台で朗読するのですが、シンプルでよけいな小細工をしていない中で、こんなに深く強いメッセージが伝わってくる作品はなかなかないですね。
ぜひ他の黒木作品も観たいと思いました。
>トラックバック、私もさせていただこうと試みたのですが…なぜか反映されないんです…
>さきほどコメントさせていただいたのですが、なぜかコメントの大部分が切れて表示されませんでした。
重ね重ね申し訳ありませんm(__)m gooの調子が悪いんでしょうね><
>これでもかという表現が多い中で、ほんとに静かで淡々としていて…。
黒木作品に共通するトーンだと思います!
>自身は舞台で朗読するのですが、シンプルでよけいな小細工をしていない中で、こんなに深く強いメッセージが伝わってくる作品はなかなかないですね。
今度ゆっくり聞かせていただきますね^^
しみじみと、とてもよかったです。
目の前の、好きな人にもう会えないとわかっている気持ちって
一体どんなだろう・・・と想像しただけで泣けました。
ほんと、派手なシーンがあるわけではないのに
戦争の悲惨さ、残酷さを伝えてくれる映画でした。
くすっと笑えるシーンもあって・・・。よかったです。
>目の前の、好きな人にもう会えないとわかっている気持ちって一体どんなだろう・・・と想像しただけで泣けました。
そうですねぇ・・・。
生きて会える可能性がないかもしれないわかですから、想像もつきません。
>ほんと、派手なシーンがあるわけではないのに戦争の悲惨さ、残酷さを伝えてくれる映画でした。くすっと笑えるシーンもあって・・・。よかったです。
静かな会話の中に、逆に戦争の悲惨さを感じた作品でした。 その切り口が黒木作品だなぁと感心しました。
原田知世さんとお会いしたことがあるなんて、とっても羨ましいです。
私は今、『ゆれる』という映画を見に行こうかな〜と検討中です。
>原田知世さんとお会いしたことがあるなんて、とっても羨ましいです。
透明感のある女優さんでしたよ^^
>私は今、『ゆれる』という映画を見に行こうかな〜と検討中です。
そうですか^^ よさそうな映画ですね!
みなさんおっしゃってますが、本上まなみがいい味を出していたのが意外でした
時間をかけてじっくり心に滲みてくるいい作品だと思います。
>みなさんおっしゃってますが、本上まなみがいい味を出していたのが意外でした
そうでしたね^^
さすが大阪人って感じがしました(笑)
>時間をかけてじっくり心に滲みてくるいい作品だと思います。
『父と暮らせば』同様、本当に心に染み入ります!
私もこの映画の本上さんはいいなぁと思ったのですが、
>自然な笑いを生活の中で出すのには、彼女が大阪出身でそういった笑いの土壌で生活していたからに他ならないと思う。
にとっても納得しました。
>私もこの映画の本上さんはいいなぁと思ったのですが・・・にとっても納得しました。
ありがとうございます。久しぶりに彼女の活き活きした演技を観させてもらいました!
遊びに来ました^^
実は私、戦争映画苦手だったんです。
父母がまさしく、紙屋悦子さんの世代。母は前夫を戦争で亡くしていますし…。
ところが、漫画『夕凪の街 桜の国』を読んで「こんなアプローチの仕方があったのか〜」嗚咽です;;
似たような主題ということで友人に勧められた『父と暮せば』がまた、心に沁みました。
黒木監督、惜しいですよね。もっともっと映画を撮ってほしかった。
年間百本ご覧になるとは素晴らしいですね。
せいぜい30本しか観ていない私ですが、それでも感想をブログにUPするのが追いつきません…トホホ…。
他の映画も参考にさせていただきますね。
では、また。
>父母がまさしく、紙屋悦子さんの世代。母は前夫を戦争で亡くしていますし…。
そうだったんですか・・・。
>似たような主題ということで友人に勧められた『父と暮せば』がまた、心に沁みました。黒木監督、惜しいですよね。もっともっと映画を撮ってほしかった。
そうですね。惜しい人を失いました。さりげなく、でも強いメッセージを持った骨太な監督さんだっただけに。
>それでも感想をブログにUPするのが追いつきません…トホホ…。他の映画も参考にさせていただきますね。
僕もアップしてないのがありますよ(笑)
参考になれば幸いです^^
もっともっと沢山の人に見てもらいたいのですが・・。
実際に黒木監督のお話を聞いて、ちょうどこの映画を撮っているときで、その話もちらっと出ていたので、とても楽しみにしていました。これが遺作になるとは本当に残念です。去年お目にかかったときは、75歳とは思えないほど、エネルギーがあって、ユーモアがあって、お元気そうだったのに・・・です。
この映画もクロキイズムたっぷりで、本当に良かったです。佐々部さんも、是非黒木監督の映画をもっと見るべきではないかなどと思ったりして。
「父と暮らせば」に出ていたのは、永瀬ではなく、浅野忠信でしたよね。
>もっともっと沢山の人に見てもらいたいのですが・・。
本当にそうですね!
>これが遺作になるとは本当に残念です。去年お目にかかったときは、75歳とは思えないほど、エネルギーがあって、ユーモアがあって、お元気そうだったのに・・・です。
僕も大好きな監督さんだったのでビックリしてしまいました。 残念でなりません・・・。
>この映画もクロキイズムたっぷりで、本当に良かったです。佐々部さんも、是非黒木監督の映画をもっと見るべきではないかなどと思ったりして。
仰るとおりだと僕も思います
>「父と暮らせば」に出ていたのは、永瀬ではなく、浅野忠信でしたよね。
ご指摘ありがとうございますm(__)m その通りでした。 何を勘違いしたんでしょうね(笑) 年のせいかな(汗)?!
私が住む福岡県にも一時“九州の岩波ホール”と称していたシネサロン・パヴェリアなる小屋がありまして、なるほど客層も岩波ホールと一緒なら客あしらいも似てましたな。とにかく対応が劣悪でした(今は少しはマシになってますが)。
岩波ホールもパヴェリアも、映画館が軒を連ねる盛り場とは異なる場所にポツンとある感じなので、そのせいもあるのかもしれません(番組は独自ですが、サービス面で競争原理みたいなものが働かないとか・・・・)。
それでも今後ともヨロシクおねがいします。
>私が住む福岡県にも一時“九州の岩波ホール”と称していたシネサロン・パヴェリアなる小屋がありまして、
へぇ〜そうなんですか^^
>なるほど客層も岩波ホールと一緒なら客あしらいも似てましたな。とにかく対応が劣悪でした(今は少しはマシになってますが)。
一時代前の映画館ですね(笑)
よい映画はやはりよい映画環境で見たいものです^^
>番組自体は独自ですが、サービス面で競争原理みたいなものが働かないとか・・・・
ま、そこが一番ネックなんですけどね(笑)
こちらこそ、よろしくお願い致します。
戦争の場面が出てこなくて、それでも戦争の理不尽さが伝わる作品でしたね。
「弁当箱・・・」のシーンは笑えました。
純朴にもほどがあるというか、でも、あれで永与の性格が解る重要なシーンでもありました。
NHKの黒木監督特集、とても良かったですよ。
見ましたか?
>戦争の場面が出てこなくて、それでも戦争の理不尽さが伝わる作品でしたね。
そうですね! 黒木作品の特徴かもしれません。
>「弁当箱・・・」のシーンは笑えました。
純朴にもほどがあるというか、でも、あれで永与の性格が解る重要なシーンでもありました。
そうでしたねぇ。
>NHKの黒木監督特集、とても良かったですよ。
見ましたか?
残念ながら見落としました><
あたしもこういった邦画が大好きです。
けどほんと、映画を見せてやってるぜ〜な雰囲気、岩波ホールにはあるかも、、、
>あたしもこういった邦画が大好きです。
そうですか^^
>けどほんと、映画を見せてやってるぜ〜な雰囲気、岩波ホールにはあるかも、、、
少し前の映画館の印象がありますよね(笑)?
九州人のひいき目(いや耳?)かもしれないけれど、
鹿児島出身の紙屋悦子、柳川出身の明石少尉、平戸出身の永与少尉、
それぞれの方言の微妙な違いまで演出していた監督と
それをうまく演じきって俳優さん…すごいと思います。
実際に戦時中の庶民の暮らしをを知っている黒木監督には
もっともっと映画をとって欲しかった、残念です。
>九州人のひいき目(いや耳?)かもしれないけれど、それぞれの方言の微妙な違いまで演出していた監督とそれをうまく演じきって俳優さん…すごいと思います。
そうでしたか^^ その微妙なニュアンスの違いは全くわかりませんでした(汗)
>実際に戦時中の庶民の暮らしをを知っている黒木監督にはもっともっと映画をとって欲しかった、残念です。
仰るとおりです! 静かながら強いメッセージを持った監督さんでしたからねぇ。
岩波の対応の不味さが 書いてありましたが 私も同感です。ただ良い作品を上映続ける姿勢には 拍手を贈りたいといつも 考えます。
※私はGOOにも違うIDでBLOGをしていますので 同じ内容のものをご覧になるかもしれません。
機会があったら岩波ホール以外でもご覧ください。
私、今もってTBってのがよくわかってないのですが(汗)
味のある、しんみりと静かに、けど強い映画でしたね。
父と暮らせばをまだ観ていないのですが、
ぜひ観てみようと思います。
>岩波の対応の不味さが 書いてありましたが 私も同感です。ただ良い作品を上映続ける姿勢には 拍手を贈りたいといつも 考えます。
そうですね、その姿勢は本当に素晴らしいです。正しい姿勢で観れるシートとスクリーンも欲しいですが(爆)?!
>※私はGOOにも違うIDでBLOGをしていますので 同じ内容のものをご覧になるかもしれません。
そうでしたか^^ 同じTB貼らせて戴くかもしれません^^
>同じ映画も違う映画館で見ると違って見えるようです。機会があったら岩波ホール以外でもご覧ください。
そうですね(笑) でも岩波でかかる映画はあまり近所では上映してないので難しいかもしれません^^
>私、今もってTBってのがよくわかってないのですが(汗)
簡単ですので、出来るようになったらTB下さいね^^
>父と暮らせばをまだ観ていないのですが、ぜひ観てみようと思います。
宮沢りえちゃんと芳雄ちゃんの絶妙な話術対決が見られます^^ ぜひご覧下さい!
黒木監督は,この映画の他戦争レクイエム3部作と「龍馬暗殺」を見ているのですが,これが遺作とは残念です.
この映画の題名にある「青春」という言葉も一つのポイントですね.
紙屋悦子にとって,青春とはほとんどこの昭和20年3月30日から4月12日までの間に凝縮されたものだったのかも知れません.
平和な時代にだらだらとした青春を送ってきた僕にとって,インパクトのある映画でした.
>黒木監督は,この映画の他戦争レクイエム3部作と「龍馬暗殺」を見ているのですが,これが遺作とは残念です.
ホント、そうですね!
>紙屋悦子にとって,青春とはほとんどこの昭和20年3月30日から4月12日までの間に凝縮されたものだったのかも知れません.
僅かな時間の流れの中に、唯一の被爆国である日本の重大な側面を描き出していました。
>平和な時代にだらだらとした青春を送ってきた僕にとって,インパクトのある映画でした.
戦争を知らない子供たちですからね〜