京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『つぐない』

2008-04-15 17:26:55 | 洋画


□作品オフィシャルサイト 「つぐない
□監督 ジョー・ライト
□原作 イアン・マキューアン「贖罪(新潮社刊)」 
□脚本 クリストファー・ハンプトン
□キャスト キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、ロモーラ・ガライ、シーアシャ・ローナン、
       ブレンダ・ブレシン、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、パトリック・ケネディ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジュノ・テンプル

■鑑賞日 4月13日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

 桜の花を追い求めて、しばらくシネコンから足が遠のいていたが、久しぶりに(ほぼ20日ぶり)に映画を観た。

 それが『
ノーカントリー』がオスカー受賞したものの作品賞にノミネートされていたのが本作。
 最近のキーラ・ナイトレイはいまいちしっくりこない部分が多かったが、果たして今作ではどうなのか。
 アカデミー賞にノミネートされた実力はあるのかどうか、自ずと期待せずにはいられない。
 『フィクサー』も公開されたことだし来週は観なきゃ(笑)

 原作はイアン・マキューアンのベストセラー小説。 映像化はなかなか難しいとされていたが、
 多少シーンシーンをフィードバックさせて描き出していく(ややわかりにくい部分もあったり、
 その手法にデジカメではなかったけど『バンテージポイント』を思い出したり)。

 ストーリーは作家を目指す多感な少女ブライオニー(シーアシャ・ローナン)の不用意な一言で、
 ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)に無実の罪を着せてしまう。 そして、セシーリア(キーラ・ナイトレイ)との
 仲も切り裂いてしまう。 ブライオニーが自身の成長とともに犯した罪の大きさを回顧し、葛藤の懺悔の
 気持ちを戦時下という中で更に不自由な時間と葛藤に苛まれていく。

 身分の違いこそあれ、セシーリアとロビーはブライオニーの小さな悪戯でその愛に確信を得、
 愛を燃え上がらせる。 しかしながら幼い日のブライオニーには同時にロビーへの淡い恋心も抱いている。
 その気持ちもある事件で人生を変えてしまう展開を迎える。 

 それぞれが心に傷を持ったままで、戦争という片時も安堵の時を過ごせないなか、
 二人への懺悔の気持ちは日に日に増す。

 そのブライオニーの成長を、その時代ごとに3人の女優が演じている。 微妙に揺れる少女時代を
 新人のシアーシャ・ローナンが、娘時代をロモーラ・ガライが、そしてもっと登場してほしかったが、
 大作家となった晩年を名女優ヴァネッサ・レッドグレイヴが。 もう燻し銀の語り口に思わずその彼女の
 人生が鮮明に見えてくるようなレッドグレイヴの素晴らしさ。 そして少女時代のシアーシャ・ローナンも
 新人とは思えないぐらいの演技で答えてくれている。 レッドグローヴの演技はもう少し観たかったかな

 余談になっちゃうけど燻し銀といえば、ロビーの母親役を演じていたブレンダ・ブレシンを久しぶりに観て、
 『ガールズ・ナイト』をまた観たくなっちゃいました(笑) 女性で観ていない方お時間あれば観てみて下さいね~

 しかしながら難しいとされていたこのストーリーも、何故か本質に近づきそうで近づききれないような
 感じがしてならなかった。 今回のキーラもイマイチしっくりこなかったのは僕だけだろうか。 
 いや、隣りでかみさんもイマイチと(爆)

 「贖罪」とは、読んで字の如く罪の贖い。 一つは自分の犯した罪や過失を償うこと善行を積んだり、
 実際の行動によってつぐなうこと。 もう一つはキリストが十字架にかかって犠牲の死を遂げることによって、
人類の罪を償い、救いをもたらしたというキリスト教の教義。

 



   なんとなくブライオニーはこのブックジャケットの少女のイメージの方がいいような(笑)

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6 コメント

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こんにちは! (kira)
2008-04-16 13:06:45
cyazさん、プチお久しぶりです♪
何やかやと気忙しいこともあったりで、お花見にも行けなかったので
コチラで季節を感じてました(^^;

少女にとっては"正義"の名を借りた、自信家の子供にありがちな
思い上がりから出た嘘。
ブライオニー役の二人は好演していましたが、「贖罪」には見えず、、
引き裂かれた二人が可哀想でした
実はこの二人だけでなく、ロニーの母からも一人息子を奪っていたのですから、酷いです

『ガールズ・ナイト』あるといいなあ~。オススメなんですね♪
実は草稿中、、って観賞日とタイトルだけのが溜まってます
遅くなるかも?ですが探してみますね
元気~ (cyaz)
2008-04-16 17:39:55
kiraさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>何やかやと気忙しいこともあったりで、お花見にも行けなかったのでコチラで季節を感じてました(^^;
いやいやこんな桜でよかったらいつでも花見してくだされ(笑)

>ブライオニー役の二人は好演していましたが、「贖罪」には見えず、、引き裂かれた二人が可哀想でした
実はこの二人だけでなく、ロニーの母からも一人息子を奪っていたのですから、酷いです
そうでしたね。 見えそうで見えない、近づきそうで近づかないストーリーでした。

>『ガールズ・ナイト』あるといいなあ~。オススメなんですね♪実は草稿中、、って観賞日とタイトルだけのが溜まってます 遅くなるかも?ですが探してみますね
ブレンダがいい味出してますので是非観てみて下さい! 元気出るかも~♪
トラ・コメどうもです (ひらりん)
2008-04-18 00:07:36
ひらりんお気に入りのキーラ・ナイトレイ・・・
歴史モノで、しかも、ちょっと生意気なお嬢様・・・
みたいな役がホントに似合ってると思います。

ところでひらりんも、109とTOHOとチネチッタをグルグル回ってますよーーーー。
ハシゴもたまにしちゃいます。


チョイス~ (cyaz)
2008-04-18 08:33:22
ひらりんさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>ひらりんお気に入りのキーラ・ナイトレイ・・・
歴史モノで、しかも、ちょっと生意気なお嬢様・・・
みたいな役がホントに似合ってると思います。
なるほど^^ 僕も彼女好きなんですけど、このところヒットしません(汗)

>ところでひらりんも、109とTOHOとチネチッタをグルグル回ってますよーーーー。ハシゴもたまにしちゃいます。
そうでしたね^^ たまに観たい映画がそれぞれ三館で1本ずつしか上映していないときは大変です(汗笑) それぞれに上映される映画にはカラーが出てますね^^
苦い思い出 (ケント)
2008-05-05 12:54:34
cyazさんこんにちは
ブライオニー(シアーシャ・ローナン)の演技力と存在感は凄かったですね。完全にキーラが食われていましたね。
さすがゴールデングローブ賞・最優秀作品賞を受賞しただけあって、純正統派ドラマで見応えがありました。
犯した罪のつぐないは、何10年間も悩み続けたということで拭われたのではないでしょうか。
僕達も子供の頃に何気なく犯している罪があるはずです。彼女のように一生悔いに残るような罪ではありませんが、いまになってそれを思い出すとぞっとすることがありますよね。でも普段は忘れています・・・。思い出したくない思い出ってありますよね。
思い出す~ (cyaz)
2008-05-08 08:34:20
ケントさん、コメントありがとうございますm(__)m

>ブライオニー(シアーシャ・ローナン)の演技力と存在感は凄かったですね。完全にキーラが食われていましたね。
そうでしたね^^

>犯した罪のつぐないは、何10年間も悩み続けたということで拭われたのではないでしょうか。
そうかもしれませんね~

>僕達も子供の頃に何気なく犯している罪があるはずです。彼女のように一生悔いに残るような罪ではありませんが、いまになってそれを思い出すとぞっとすることがありますよね。でも普段は忘れています・・・。思い出したくない思い出ってありますよね。
昔の友人に会ったことで、悪い想い出ではないですが、自分では忘れていたことが思い出されることがありますよね~

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▼状況 レンタルDVDにて ▼動機 劇場鑑賞時に発作発生 ▼感想 事実を伝えることが本当のつぐない ▼満足度 ★★★★★☆☆ なかなか ▼あらすじ 1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女セシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、兄妹のように育てられた...
つぐない (Blossom)
つぐない ATONEMENT 監督 ジョー・ライト 出演 キーラ・ナイトレイ ジェームズ・マカヴォイ     シアーシャ・ローナン ロモーラ・...
「世界名作映画」ベスト10ラブロマンス篇 (シネマ・ワンダーランド)
「世界名作映画」ラブロマンス篇のベスト10は下記の通り。映画の世界では、ラブロマンスとは古くて新しいテーマである。古くはメロドラマ的な作品が数多かったが、近年ではもっと割り切ったドライなものが多数を占めている。男と女の関係は基本的に、未来永劫不変な...