□作品オフィシャルサイト 「アウトレイジ」
□監督 北野武
□キャスト ビートたけし、三浦友和、椎名桔平、加瀬亮、國村隼、石橋蓮司、
小日向文世、杉本哲太、北村総一朗、塚本高史、中野英雄
■鑑賞日 6月20日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
『その男、凶暴につき』複数版、みんなワルで凶暴だった・・・。
久しぶりのバイオレンスタッチな北野監督作品だったが、ストーリーはありきたりの感じ。
TVサイズの2時間スペシャルってところかな
今回、今までと大きく違うところは、役者陣に北野組が殆どいない。
それはある意味新鮮な感じだったし、監督自身、刺激がほしかったのかもしれないなぁ。
そしてこの作品は、北野監督が自分の中で消化した『仁義なき戦い』だったのかもしれない。
だけど、そこに北野色があまり感じられないのは、やはり彼が作り上げてきた北野組のカラーを払拭して
この作品に臨んだからかもしれない。
役者陣は逆に北野カラーに染まろうと努力しているのだが、そもそもの下地が違うから、
幾ら色を重ねても北野色は出せない。 正直、そう感じた人も多いかも・・・。
ま、独自カラーとしては石橋蓮司が一番まともだったかなぁ(笑)
にしても正月早々(『今度は愛妻家』)オカマだったり、
この映画では顔まで変形させられて大変だったけど気合入っていたなぁ(笑)
北村さんは、ワルで策士でって感じがそもそもないから、これから公開の『踊る~』の署長のような
ボケキャラが合っているかなぁ~。 監督の逆の狙いはハズれたかも(笑)
も少ししたたかな俳優の登用が良かったかも。
三浦友和にしても途中からきっと親のタマを取るのだと読めてはいたが、何の駆け引きもなしに、
そのまま親のタマ取って親に納まるなんてやや芸がなさすぎるかも。
あの椎名桔平の最後、一番痛かったなぁ(笑) 加瀬亮クン、今回平凡
今までの北野映画になかったと感じたことは、やくざが乗る黒塗高級車のボンネットやボデイに
移りこむ風景やその走りが、不似合いなぐらいスタイリッシュな映像を作り出していた
これはおそらく、最近週に2・3度通っているという所サンの影響がいい意味で出ていたのかも(笑)
一度、麻布でタケちゃんの特注ベンツ(今は乗っていない)の隣りに並んだことがあるけど、
あの時の感じと似ていたなぁ、この映画(謎)
やっぱ、タケちゃんが親分でなきゃ(笑)
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やはり、「兄貴」こと寺島進や大杉漣がいないとちょっぴり寂しい感じがしますね。
もし出演していればどのような役どころだったのか、想像してしまいます。
>やはり、「兄貴」こと寺島進や大杉漣がいないとちょっぴり寂しい感じがしますね。
もし出演していればどのような役どころだったのか、想像してしまいます。
最初から北野組で行った方が自然で、もっといいものが撮れたような気がしますね^^
たしかにストーリーはわかりやすくて
やはり役者陣の演技が見所だったかなぁと
続編も作られるそうで ちょっと気になりますね
>たしかにストーリーはわかりやすくて やはり役者陣の演技が見所だったかなぁと
そうですね^^
ま、今回は北野組常連俳優がいなかっただけ少しは新鮮でしたね(笑)
>続編も作られるそうで ちょっと気になりますね
タケちゃんは監督専任ですかね(笑)