京の昼寝〜♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『武士の家計簿』

2010-12-15 00:12:15 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「武士の家計簿
□監督 森田芳光
□脚本 柏田道夫
□原作 磯田道史
□キャスト 堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子、中村雅俊、
草笛光子、西村雅彦、
       伊藤祐輝、嶋田久作、宮川一朗太、小木茂光、茂山千五郎

■鑑賞日 12月11日(土)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>


  いつの時代にも「穀潰し」という者はいるが、まさに家族がそれぞれが自分ちの借金の大きさも知らず
 見栄と私欲に走って、それこそ今で言う借金地獄で自己破産も持さないところまで足元が見えていない。
 それが代々続く剣術よりも算盤が命の御算用者のこの家では尚更のことだ(笑)

 赤字会社が経費節減のためにあらゆる無駄を削除するが如く、
 さりとて、そんな会社のように一番手っ取り早い人件費削減・・・なんてことは無理なこと。
 やはりここは、家人各人の私利私欲で集めた骨董品の数々や着物の類などを整理して金子に変えるしかない。
 そこにこの映画の醍醐味がある。

 実際、家計簿なるものがいつの時代からあって、どれぐらい利用されていたかわからないが、
 少なくとも子供の頃の意識としては、お正月の婦人向け雑誌の付録程度しか記憶にないのだが・・・。
 それも最近はPCソフトで消えつつあるのだが・・・。

 各人がいくらゴネても、お家を潰されては代々の恥。
 そんなところを面白おかしく、そして贅沢は大敵を解くような森田流の映画。
 自分の子供にまで出納を任せ、慣らせるところはさすが御算用者の血筋。
 現代劇にしてしまえば、ややきな臭くなるところなのだろうが、

 この時代と、堺雅人の持つ雰囲気が、そして猪山家の人々の少しばかりネジの緩んだところなど、嫌味なく観ることができた。
 そういう意味では、中村雅俊や松坂慶子のキャスティングは良かったのかも。
 静かなれど草笛光子のおばばの存在も利いていた。
 仲間由紀惠も決して強く出るイメージではなかったのでそれなりに良かった。
 「鯛の尾頭付」は紙に変わってしまったけど、子供の「鯛じゃ〜、鯛じゃ〜」に、
 大人が考える以上の説得力を持つことは、しばしば人生において経験するところではあるのだが。
 ただ何となくだけど、中村雅俊と西村昌彦の役は交換した方が良かったのかもしれないなぁ(笑)

 余談だが、猪山家は代々御算用者だという設定だが、堺雅人も中村雅俊も
 映像の指先からはあまり算盤達者な感じはしなかったんだけどなぁ(笑)

 森田監督、少し肩の力が抜けて、面白いもの作れるようになってきたかなぁ〜

ジャンル:
映画(DVD)
キーワード
武士の家計簿 茂山千五郎 仲間由紀恵 宮川一朗太
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14 コメント

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やっぱり堺さんがよい。(笑) (Ageha)
2010-12-15 01:55:08
おもいっきりA型かな〜直之って。(笑)

親がちょっとゆるキャラで
直之はものすごくきっちりしてるんだけど
そこは堺さんのもつ雰囲気でもって
どこかちょっと力が抜けた感じもあって
息がつまるような堅苦しいそろばんバカではなかったのがよかったですね。

徹底して無駄を省き、人から借りずになんとかやりくりしてしまうその凄さ。
ある種今も必要なことなんでしょな。

今年無茶流行った本に「断捨離」があって
直之はもろにコレを実践したわけですよ。
情け容赦なかったですけどね。
年末大掃除の時期にコレみると
あ〜うちもいらんもん片付けんとなって
(違う違う話がそれた・・・)

で、みんなが泣く泣く自分の持ち物を処分する反面で
櫛とか砂糖、
それから母の小袖の買戻しとか
家族が喜ぶようなものはちゃんと買う。
心まで貧しくはないから
家族が愛には愛で答える、つながる。
全員の心がまとまってなければ
直之ひとりでは家を建て直せないわけなんで
家族の物語としてもええ作品でした。
心までは貧しくない〜 (cyaz)
2010-12-15 08:23:29
Agehaさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>おもいっきりA型かな〜直之って。(笑)
意外にO型かも(笑)?!

>そこは堺さんのもつ雰囲気でもって どこかちょっと力が抜けた感じもあって 息がつまるような堅苦しいそろばんバカではなかったのがよかったですね。
そうですね(笑)
あの笑顔は自然に出るというから、一度も笑わない堺さんに遭遇してみたい(汗)?!

>徹底して無駄を省き、人から借りずになんとかやりくりしてしまうその凄さ。 ある種今も必要なことなんでしょな。
時々、自分の家でも一気に整理することがありますネ(笑)
ぼちぼちその時期かも^^

>年末大掃除の時期にコレみるとあ〜うちもいらんもん片付けんとなって(違う違う話がそれた・・・)
うちは日々やっているので特に大掃除の必要はないっす(笑)
ま、外窓と換気扇回りくらいかな^^

>櫛とか砂糖、それから母の小袖の買戻しとか
家族が喜ぶようなものはちゃんと買う。 心まで貧しくはないから
そこがポイントでもありますよね〜
やはり、“ボロは着てても心は錦〜♪”でっしゃろ(笑)

>直之ひとりでは家を建て直せないわけなんで
家族の物語としてもええ作品でした。
そうですね!

これだけ長くコメントすれば、このままブログの記事になりまっせ〜、Agehaはん(笑)?!
見ました。 (koyuko)
2010-12-15 10:22:05
昨日、友人と観て来ました。

今人気の「微笑みの貴公子」の堺雅人さんですね。
私は、厳しい財政にあの微笑みはちょっと違和感を覚えました。
結婚以来、家計簿をつけているので、興味を持って観賞しましたが・・・
あの時代に〜 (cyaz)
2010-12-15 12:37:50
koyukoさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>昨日、友人と観て来ました。
お〜、まだ余韻アリですね!

>今人気の「微笑みの貴公子」の堺雅人さんですね。
そうですね〜

>私は、厳しい財政にあの微笑みはちょっと違和感を覚えました。 結婚以来、家計簿をつけているので、興味を持って観賞しましたが・・・
そうでしたか^^
倹約しながらも、彼は嫁いだ娘に対しても給料が出ると、
小遣いを送っていたようですよ!
あの時代に。
言いたいことは (sakurai)
2010-12-15 12:54:24
わからんでもないのですが、森田に言われたくない・・・ってのが、率直な感想。
あたしの森田アレルギーも相当なもんだと思います。
堺のマチャト君を使われちゃ、見ないとねえ。

>家人各人の私利私欲で集めた骨董品の数々や着物の類などを整理して金子に変えるしかない。
そこにこの映画の醍醐味がある。
わたしは、醍醐味と言うより、そこしか金の工面が出来なかったんだと感じました。
もっと知恵使って、節約していくのかなあと思いましたわ。
分配〜 (cyaz)
2010-12-15 17:23:42
sakuraiさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>わからんでもないのですが、森田に言われたくない・・・ってのが、率直な感想。
あたしの森田アレルギーも相当なもんだと思います。
うーん、森田一義だったら良かったですか(笑)?

>堺のマチャト君を使われちゃ、見ないとねえ。
ふむ、やはりそこがツボですね!

>わたしは、醍醐味と言うより、そこしか金の工面が出来なかったんだと感じました。
もっと知恵使って、節約していくのかなあと思いましたわ。
節約の智恵の部分は省略されていましたが、
プラマイゼロになってからはきちんと不公平なく分配いたとか(笑)
Unknown (ほし★ママ)
2010-12-15 17:38:56
あ〜、なるほど!
どうにも西村さんに違和感があったのですが
確かに中村さんとチェンジした方がよかったかも〜。
お正月の婦人雑誌の付録の家計簿、使っていました。
お気に入りの家計簿がどんどん廃版になって行きますが
「記録」は、やはりアナログがいいと思っている昔人間です…(>_
そろばん (KGR)
2010-12-15 18:01:06
>算盤達者な感じはしなかった
それは私も感じました。
私はそろばんはしませんけど、当時「バカ」がつくほどの算盤上手ならもう少しパチパチ素早いんじゃないか、思いました。

それから、折角、五玉2つの算盤を使うのだから、十進法でない使い方も見たかった。

今日観てきました。 (じゅぼん)
2010-12-15 23:52:31
TBさせていただきます!

ご無沙汰しております。
この作品は、ずっと気になってて、新書を買うか悩んでいたら
もう映画公開で…。原作は後日読むことにします。

堺さんが中心で描かれているようで、
実は子供がナレーション役をやっているのが意外でした。
でもそれが良かったです。

私はそろばんが出来ないので、
みなさんのような違和感を感じませんでしたが、
堺さんもそろばんが出来ないようでしたよ。
達者になるまでは時間が足りなかったとか、
何かで言ってました。

あの家族を見て、色々学ばせていただきました。

ただ観客層が、70代のおじいちゃんが多くてビックリ!
転倒しそうな杖歩行のじいちゃんから、じいちゃん軍団まで
じいちゃんのオンパレードで、極めつけはポマード臭で、
おじいちゃんに囲まれた映画鑑賞は、ある意味貴重な体験でした(笑)
ささやかな〜 (cyaz)
2010-12-16 08:31:46
ほし★ママさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>どうにも西村さんに違和感があったのですが
確かに中村さんとチェンジした方がよかったかも〜。
そうですよね(笑)
そのほうがもっと笑いに強弱がついたかも^^

>お正月の婦人雑誌の付録の家計簿、使っていました。お気に入りの家計簿がどんどん廃版になって行きますが「記録」は、やはりアナログがいいと思っている昔人間です…(>_
でも、書くと言う事は記憶に残りますので、
それを見て少しでも倹約できて、いい意味で浮いた部分でささやかな贅沢するの、いいですよね〜♪
ポイント〜 (cyaz)
2010-12-16 08:33:57
KGRさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>私はそろばんはしませんけど、当時「バカ」がつくほどの算盤上手ならもう少しパチパチ素早いんじゃないか、思いました。
ですよね〜
算盤を今で言うブラインドタッチで打ちながら、
部下の仕事をチェックするシーンが嘘でも欲しかった(笑)?!

>それから、折角、五玉2つの算盤を使うのだから、十進法でない使い方も見たかった。
そこ、結構ポイントだったかも(笑)
上段者の動き〜 (cyaz)
2010-12-16 08:38:45
じゅぼんさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>ご無沙汰しております。
こちらこそ、失礼をば(汗)

>この作品は、ずっと気になってて、新書を買うか悩んでいたら もう映画公開で…。原作は後日読むことにします。
そうでしたか(笑)?
でも、そのほうがより輪郭が明確になってよいのかも^^

>堺さんが中心で描かれているようで、実は子供がナレーション役をやっているのが意外でした。でもそれが良かったです。
なるほど^^

>私はそろばんが出来ないので、みなさんのような違和感を感じませんでしたが、堺さんもそろばんが出来ないようでしたよ。達者になるまでは時間が足りなかったとか、何かで言ってました。
実際に映画では細かい計算など必要ないので、
算盤上段者の動きを熟知して、演技して欲しかったところが残念です><

>ただ観客層が、70代のおじいちゃんが多くてビックリ! 転倒しそうな杖歩行のじいちゃんから、じいちゃん軍団までじいちゃんのオンパレードで、極めつけはポマード臭で、おじいちゃんに囲まれた映画鑑賞は、ある意味貴重な体験でした(笑)
確かにそういったお年寄は増えていますね!
シネコンの急な段差は怖いと思います。
問題は茶の間感覚で、ベラベラしゃべられるのが問題ですね(笑)
耳が遠い分、話し声がデカいので><
武士の家計簿・人件費削減編 (ふじき78)
2011-02-03 10:14:50
「ゆ、許せ。我が家の身代を守る為にはもうこれしかないのだ!」
バシュ、ボシュ、ズバ!
「ひえええええい。若旦那様がご乱心にぃ!」

ああ、困った。こんな事ばっか考えてしまう。
映画はもう一歩パンチが欲しかったですね。

ボカン
ボカン
ボカン

いや、そのパンチじゃなくって。
微温湯〜 (cyaz)
2011-02-03 12:37:57
ふじき78さん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>ああ、困った。こんな事ばっか考えてしまう。 映画はもう一歩パンチが欲しかったですね。
地味な題材と言えばそれまでですが、
なんとなく悲壮感はなく、微温湯気分でしたね、終始(笑)

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映画[ 武士の家計簿 ]そろばんずくから、そろばん侍へ (アロハ坊主の日がな一日)
映画[ 武士の家計簿 ]を吉祥寺バウスシアターで鑑賞。 あけまして、おめでとうございます。ほんとは、昨年アップしようと思ったんですが、思った以上に時間がかかり、年をまたいでしまいました。今年も、こんなペースでやるので、おつきあいのほどよろしくお願いし...
映画[ 武士の家計簿 ]お家芸を守リ抜くそろばん侍 (アロハ坊主の日がな一日)
映画[ 武士の家計簿 ]を吉祥寺バウスシアターで鑑賞。 あけまして、おめでとうございます。ほんとは、昨年アップしようと思ったんですが、思った以上に時間がかかり、年をまたいでしまいました。今年も、こんなペースでやるので、おつきあいのほどよろしくお願いし...
「武士の家計簿」 (みんなシネマいいのに!)
 代々加賀藩の御算用者の下級武士一家が、質素倹約 に励んで、逼迫する家計を立て直
『武士の家計簿』 (ふつうの生活 ふつうのパラダイス)
久々に映画館にいって、映画を観てきました。オンラインゲームにはまってたのと、体調もわるかったのと、足を痛めていたせいで、だいぶごぶさたでした。それにさぁ。映画みてると、...
武士の家計簿 (『映画評価”お前、僕に釣られてみる?”』七海見理オフィシャルブログ Powered by Ameba)
刀でなく、そろばんで、家族を守った侍がいた。 これが、わが家の幕末維新。 古書店で偶然発見された家計簿を読み解いた歴史学者・磯田道史の原作著書の映画化。
武士の家計簿 (がらくた別館 映画・漫画いろいろ日記)
残されていた家計簿と日記をもとにした、幕末期を生きたある武士の物語。加賀藩の算用者という役職の武士が主人公です。109シネマズの1000円の日に観賞。幕末の加賀藩、金沢...
『武士の家計簿』 | 仲間由紀恵と西村雅彦の奇跡のコラボ。 (23:30の雑記帳)
封切りから2ヶ月近く経つというのに、 客の入りは上々でした。 とにかく役者陣が豪華。 中村雅俊、草笛光子、松坂慶子、西村雅彦、堺雅人。 その中でもひときわ輝いていた ...
映画・武士の家計簿 (お花と読書と散歩、映画も好き)
  そろそろ上映終了となりそう! 駆け込みで観てきました     会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家八代目の直之(堺雅人) 江戸時代後期、加賀百万石とうたわれた藩も財政状況は厳しく、加えて武家社...
『武士の家計簿』を新宿ピカデリー9で観てあれれれれな感じふじき☆☆☆ (ふじき78の死屍累々映画日記)
五つ星評価で【☆☆☆飽きずに観れるけど、どーんとは来ない】    巻頭に一言。 やはり、どこかにトニー谷を出さんといかんでしょ。   エンドタイトルとかにBGMで滑 ...
経理部長はつらいよ 「武士の家計簿」 (筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ−映画編−)
直之は代々加賀藩の御算用者を務めてきた猪山家の八代目。が、身分が高くなるにつれ出費も増えるという武士の事情で、自分の家は火の車。直之は、家財道具を処分したりなどして借金返済に充て、家族が一丸となっての倹約生活が始まる 監督:森田芳光 出演:堺雅人
武士の家計簿 (食はすべての源なり。)
武士の家計簿 ★★★★★(★満点!) 幕末から明治――。 これは、実在する家計簿から生まれた、 ある家族の物語。 刀ではなく、そろばんで、家族を守った侍がいた 。 貧しいときも、豊かな愛を注ぎつづけた妻がいた。 よかったです。 映画館に見に行こうかと思って...
「武士の家計簿」(日本 2010年) (三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常)
そろばん。 火の車の家計。 絵に描いた鯛。
武士の家計簿 (538ねん。)
普通なら多分じゃなくて絶対見ないだろ という映画を・・・ CSを衛星劇場でOAしたされたので 録画しておいたのを鑑賞 江戸末期の加賀藩下級武士の親子三代の物語 時代劇という姿借りた 所謂ホームドラマでしかない ホームドラマの常で食事シーンの多い映画だった と言っ....
映画評「武士の家計簿」 (プロフェッサー・オカピーの部屋[別館])
☆☆☆(6点/10点満点中) 2010年日本映画 監督・森田芳光 ネタバレあり
武士の家計簿 (のほほん便り)
原作は、2003年(平成15年)に新潮新書で発刊された歴史学者磯田道史の著書、だったのですね。 猪山雅人を演じた、堺雅人の存在感と、彼が父親となり、子供を指導するエピソードが印象に残りました。大島ミチル担当の音楽も、なかなかにイイ味…。 そのおかげで、猪...

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