「片岡鶴太郎展 還暦紅」/松屋銀座
松屋銀座8Fのイベントスクエアで開催されている
「片岡鶴太郎展 還暦紅」に行って来ました。
そもそもお笑い芸人と出発し、途中から役者としても活躍しながら、
並行して様々な芸術家としての才能も発揮して来ました。
独特な作風の絵画や書、さらには陶芸や着物染付け等、
本業よりも最近は芸術家としての鶴ちゃんの印象を強く受けます。
その鶴ちゃん、実に絵画を始めてから20周年を迎えるとか。
そして記念すべき「還暦」年だそうです。
過去にも色んなところで鶴ちゃんの作品を目にしてきましたが、
今回は新作や未発表作品を含む約150点が展示されています。
処女作「家族」をはじめ、映画『千年の恋 ひかる源氏物語』のために
書き下ろした「千年の恋 源氏物語」等々。
今回のテーマである「還暦紅」には、還暦からの人生にさらに華を
咲かせようとの鶴ちゃんの強い想いが込められているそうです。
還暦紅のモチーフとして描くは金魚。 最新作「金魚〈二曲屏風〉」を中心に
映像との融合空間により鶴ちゃんの幻想的な芸術世界へと誘います。
ミキモト
三 越