大正11年生まれ 女の戯言

政治、社会情勢について

 大正生まれの母のコメント集。政治、社会への関心は萬朝報の記者をしていた父親譲りか。

(12)国家意識を捨て、地球意識をもつこと(1990)

2017-06-19 12:18:38 | 日記

 
 天皇誕生日

「天皇って皇太子よりも体力あるんだね。皇太子は以前から外遊する度に病気していたから。天皇は皇太子が弱いから、自分がやれる限り天皇でいようという気持ちじゃないの」 「その意味では一人のマイホームパパということだ」

 イギリスの女性ジャーナリストが、日本の男は奥さんをチェンジしない、イギリスではベターなのが現れるとそちらに乗り換える、という。
「いやになったからといって、自分の気持ちだけで奥さんを替えるわけにはいかないよ。日本は家族制度があるからね。嫁は老人の世話をするとか、重要な役割があった。労働力としてきたんだから。嫁をもらうのは、ただ自分が好きだからじゃなくて、お袋の働きを助ける意味もあるんだから。自分が主体じゃない。一対一の関係じゃないんだよ」

「海部さんーー金を使わないで首相になったからいつでも降ろされる」
 
「小渕恵三、元官房長官。この人は普通の人だね。官房長官は普通の人、あるいは受けの良い人を持ってきて、幹事長はアクの強いのが来る」

「消費税を『広く薄く』感じているのは金持ちだけ。貧乏人は『広く厚く』感じているよ」

「治安維持法だってそのうちなれてきたんだよ『治安がよくなっていいですね』なんて言って--それがが恐いところ」

過激派の仕掛けた時限爆弾発覚。官房長官「これは民主主義への挑戦」。
「政府自身、いつもいつも民主主義に挑戦しているじゃないの」


 緑をオフィスにいれるのがはやっている。ビルの中庭に植物をおいたりーー。
「まるで緑が幽閉されているみたい。緑が気の毒」

「ガードレールも車がぶつかってひん曲がるようでは仕様がない。更にひどいのは,ガードレールもなく、歩行者用に白線だけがかいてある奴。白線一本で人の体が護れるのかよ」


 吉田松陰は「朝鮮、満州を取れ」と言った。

「あの頃は愛国だけだったからね。でも藩意識は抜け出していた。坂本竜馬にしても。つまり国意識をもっていることは、あの当時は他の人より進んでいたわけ。それをいまに当てはめれば、国意識を捨て地球意識をもつことになる。あの人たちがいま生きていたら、そうなったと思うよ。百年、同時代の人より進んでいたんだから、だから、あの人たちに学んで『愛国』の右翼になっちやうのは間違い。見方が狭い」
 海部首相、消費税について相変わらず「思い切って、大幅に(改革する)」
「『思い切って』背伸びすれば『大幅に』背が伸びると言われてきたんじゃないの」(首相は小柄)

「髪の毛長く垂らしてざわざわさせているような娘は、男に何かされても文句は言えない、と昔は言ったものよ。『大草原の小さな家』(米テレビ映画)を見ても、必ず編んでいるでしょ。伸ばしたままにはしていない。下着も必ずペチコートをはくし・・」

「赤ん坊は向も知らないで素っ裸でこの世に出てくるんだから、大歓迎してやること」


「日の丸、君が代」
に関する座談会で西岡前文相が、日韓の過去の問題は天皇の「お言葉」で「ケリがついた」ーーいやなことはおわらせてしまおうという意識が見え見え。反省の色なし。(日韓の歴史は)「ケリをつける」という性質の問題じゃない」(90年6月19日)












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