キュヴェ タカ/Cuvee Taka

酒、旅、読書、そして釣り
現在、旅と釣りは休業中、もっぱら読書と酒に励んでいる。

思わぬ収穫

2016-10-13 | Weblog
平塚止まりの東海道線だったので、西口に降りてBOを覗いた。
次の電車までと思って眺めるのだが、つい長くなり小一時間眺め、電車の時間を調べ直す。

気持ちは手短にと単行本の200円の棚だけを見たが、直ぐに、内田樹「映画の構造分析」ハリウッド映画で学べる現代思想 晶文社 2003年初版 2005年四版が目についた。
内田樹は見つけると買っているので、すでに2,3の重複がある。
しかしそんなことを恐れずに買い続けるのは、チェンマイへもっていけばいいやと思っているからだ。
娘が読んでもいいし、現地の日本人が読めばいい。
ハワイに駐在しているころは、ダイエーがアラモアナショッピングセンターを所有していたので、定期的に日本の書物が入荷してたいして不自由しなかった。
だが、この手の本は少なかったので、結構喜ばれると思う。

次に、岡本太郎「須賀敦子のアッシジと丘の町」河出書房新社 2003年、阿川弘之「雪の進軍」講談社 1996年を見つけた。
これは、須賀敦子の関係した場所毎に、ベネチア、トリエステ、ミラノ、ローマ、フランスと作られていて、そのうちの一冊である。

阿川弘之の本は持っているのかもしれないが、まっさらで素晴らしく綺麗だったので思わず買ってしまった。
愛書家によって保管されていたものが出てきたのだろうが、はたして、そのかたはご存命なのだろうかと要らぬ心配をしてしまう。

そして、変な場所に、吉行淳之介編「酔っぱらい読本」壱から伍 講談社 弐まで昭和53年、参から昭和54年を見つけ、一冊は持っているが何巻か分からないので五冊揃いで買った。
家に帰って調べてみると伍があった。
たしかこの伍は辻堂の古書店で買ったもので、5冊揃いの1冊だけ100円で買ったような気がする。
他のを買わなかったのは、状態が悪かったからだろうか。
吉行淳之介は好みの作家で、彼が編むアンソロジーは好みのものが揃っているので、ざっと5冊流し読みしてみたが宝の山の中にいるような感じで嬉しい。
種村季弘が編んだ東京のアンソロジー「東京百話」を撫でているときと同じ気分だ。
これって紙の本ならではの悦楽だ。

時間潰しに寄って8冊買えたのは凄い、だが重かった。

友人と寿司屋で酒を飲み、近況を語り合う。
来年、フリーになるから好きなことをやって社会に貢献するにはどうしたらいいか、などを話す。
もうこの年になったら金じゃないでしょ、食うことだけは考えておく必要はあるけど。
「酔っぱらい読本」で陶淵明を読んでいたら、この詩人の経歴があり、最初は仕官したが性に合わないので故郷に帰り農業をやってかつかつ喰っていたが極貧のうちに死んだらしい。
酒と菊を愛し詩で愛でた。

場所を変えて、竹鶴、マッカラン18年を飲む。
マッカラン18年は初めて飲んだが、深みがあり柔らかく美味かった。
ボトルの最後のショットであったことも影響しているかもしれないが、実にいい酒だなと思った。
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