キュヴェ タカ/Cuvee Taka

椿庵酔哲「湘南隠居日誌」-散歩に読書と酒、そして釣り-
湘南の朝夕は秋の気配が濃厚、興梠が鳴き、秋の花が咲いている

茅ケ崎ナイトクルージング

2017-02-22 | Weblog
茅ケ崎ナイトクルージングは出足から躓いた。
根岸線で大船まで出て、茅ケ崎に行く予定だったが、東海道線が強風のために動かず、大船駅で1時間半電車に缶詰になった。
お陰で約束の時間に1時間半遅れ、商談をしてから、知人が持ってきたポルトガルとイタリアのワインを飲んだのだが、喉が渇いてせいもあったためか、3人で2本を直ぐに飲み終えてしまった。
その後ラフロイグを飲んだが、何時もと違うやつらしく、しかも新たに開けたせいもあり、クレオソートの香りが店中に漂った。
アイラは最近ラフロイグの独壇場になった感がある。

ワインは、最初に飲んだデュエロの赤が濃厚で、アルコール度数が15度ありかなり力強いワインで圧倒された。
メーカーに問い合わせたら、30種類の品種を混ぜてあるらしく、一部のブドウは樹齢80年で、渾身の作らしい。
近頃は飲みながら、メーカーのエノログとやりとり出来るので、あれやこれやと想像する楽しみが失われたのかもしれないが、世界の何処からでも瞬時にワインに対する正確な情報が得られるので極東の小国でもワイン最先端になる可能性が高い。
だが、この手の大柄なワイン、ただし、タンニンはソフトで甘く、果実が濃縮したスタイルなので飲みやすいが、やっぱり牛肉が一番合うような気がする。
ダイエットと健康を考慮すると、そんなにしばしば飲んでいられないワインではある。

二本目のフリウリのスキオペッティーノは、どうもブレッサンの印象が強く、軽くてフルーティであるが、強烈な個性を求めている部分があり、物足りなかった。
ブレッサンを現在取り扱っているヴィナイオオタは、好調と聴くが、ぜひブレッサンを日本に広めていただきたい。

3人ともワイン好きであれこれと夫々の言い分を話していたので、思いのほか時間がたつのが早く、二時間が経過していた。
そこで、店を閉めて二軒目の聡のところへ打ち揃って出かけた。

途中一人BOに寄り、小室直樹・渡部昇一「封印の昭和史」徳間書店 1995年初版 1999年10刷 1,600円を目敏く見つけて買う。
その時間僅か5分。
しかし、本を買うのはもう読書が目的ではなく、買うことが目的になっている。
多分この本も20年近く前に小室直樹に狂った時に、八重洲ブックセンターで新刊が出たときに買っているはずであるが、本があまりに綺麗で魅力的なので手が出てしまった。
だが、優れた本は何時までも古びないから、考えを同じくするを後輩に進呈すればいい。
その前にざっと目を通してお浚いをしておくことが肝心だ。

聡のところでは、茹でワンタン、野菜炒め、中華丼、ラーメンを肴に、夫々ビール、高清水、ハイボール、黒霧ソーダを飲む。
10時30分に散会して駅に向かうが、再び東海道線が停まっていた。
「いい加減しやがれバッキャロー」と叫びたかったが、車内の皆さん羊のように無口で大人しくしていた。

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 春二番 | トップ | フランスかぶれは何処へ »

あわせて読む