キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

Tuesday Jazz Live

2017年01月11日 | Weblog
寒かったが、朝からいい天気であった。

昼、敦煌で三鮮野菜炒め定職を食べ、JRAへ向かった。
敦煌のオニイサンもオネエサンも待ちかねていたようで、久し振りね、アケオメ、おめでとうございます、と夫々挨拶された。
年末からタイへいっていたんでね、3週間振りであった。

昨年末のTJLでは財布を落とし、会場整理をやってくれているオジサンたちのお世話になった。
福山詩織ちゃんも久し振りに観たら、中々良かったね。
今回は初めて演奏曲目を控えておいたので、会場の雰囲気も少し想像していただけるかも知れません。
スタンダードが多いでしょ。
A-Train、It's Only A Paper Moon、Moon River、Golden Earrings、Mona Lisa、Byebye Blacbird、Agua De Beber,Tennessee Waltz、Sunyside Street

夜、今年初めて「渚亭」に行く。
ほうれん草お浸し、隠元、湯豆腐、鰤刺身、太刀魚の塩焼きを食べ、辛口で割りとすっきりとした長野の純米酒を冷で飲む。

ここのところ通勤途上と早朝読書で、石井妙子の「日本の血脈」を引き続き読んでいる。
小沢一郎、中島みゆき、堤康次郎と読み進めた。

小沢一郎は田中角栄に可愛がられ若い頃から党の要職についたが、下積みの短さが大成しない要因になったような気がしている。
苦労をすると、人の気持ちが分かるようになり、そうなれば人に慕われるが、その部分が弱く腹心の部下が居なかったのであろうか。

中島みゆきは、若い頃「わかれうた」が好きで良く聴き歌ったものだが、今回初めて生い立ちを知った。
随分と鬱屈した人だと思っていたが、やっぱり成長の過程が性格を決めて行く部分があるのだなあと再認識する。

堤康次郎は義明を後継に指名したが、腹違いの兄清二は、家の近所の海岸段丘の屋敷に住みヘリコプターで都内に通っていた。
ご本人に会ったことは無いが、何となく親近感がある。
いわゆる西武文化を渋谷に創出したが、今はヨーカ堂グループになっていて、その儚さがまたいい。

石井妙子というひとは、丁寧な取材で定評があるが、文献を渉猟することはもちろん、足を使って膨大な時間と費用を費やしている。
物書きの端くれとして原稿料の些少を知っているので、本が売れなければやっていけないだろうなと心配してしまう。
私の地元に近い茅ヶ崎の生まれで白百合を出て囲碁の観戦記者からノンフィクション作家になっているが、白百合のお嬢様の誠実な感じが伺われ、取材の対象が私の好みと似ているので、今後の仕事にも注目したい。



















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