キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

初笑い

2017年01月08日 | Weblog
ヤオマサで海豚、ヤガラ、粉茶を買う。
杉山のバアサンが呼んでも中々出て来なかったが、前の家のオジサンが出てきて呼んでくれた。
こういうのっていいもんだよね。

散歩の途中、何処の梅も随分と花開いていていた。
吾妻山の菜の花も盛期を迎えて、西を観ると手前に黄緑と黄、向こうに碧と白のコントラストが美しいだろう。
南は長閑な相模湾が広がり、春めいた気分が楽しめことだろう。

昼過ぎににぎわい座へ向かったが、車窓からの富士は霞に霞んでいた。

落語はトリが花緑だったので期待してなかったが、三年ぶりに観る花緑は渋くなっていて声も低く、様変わりしていた。
「妾馬」の前半は場を掴んでいなかったが、後半は盛り上げた。

古今亭志ん八「牛ほめ」▲大したことなかったな。
桂竹丸「童話批評」〇ストーリーがないギャグだけで繋いだのは三平と同じだが、三平は底抜けの明るさがあったね。
三遊亭遊雀「悋気の独楽」はお客に子供がいて遣り難かったようだが〇であった。
粋曲の柳家小菊は女盛りを過ぎているんだが△だな。
風姿花伝に拠れば、女ざかりは時分の花、まことの花を会得しなければならないのだが、確かに三味線の技術はある、でも、やっぱり女は仇っぽさが勝負だね。

福家で福寿の四合瓶を呑み、鳥伊勢で大関樽酒冷の振る舞い酒と燗を都合四合呑み、新年の挨拶回りを一応終えた。

大船回りで、茅ヶ崎の聡のところに寄るつもりでいたが、東海道線のぽっかぽかシートに座ると、途中下車が面倒になり、二宮に帰った。

コニャクを飲みながら演歌の花道を聴く、こんなに詰まらないのに演歌をやっているのは、ある年代層から上に対しての安定需要があるんだろうね。
若いスターが生まれないのは、若い年代層に需要がないからか。
日頃くどいほどやっているフォークソングが正月番組に無いのは、需要が限定的だからなのだろうか。
機動隊=東北の次男三男=演歌、全共闘=地方の秀才=フォークの図式を思い浮かべるが、日本の圧倒的多数は前者ということなんだな。
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