キュヴェ タカ/Cuvee Taka

椿庵酔哲「湘南隠居日誌」-散歩に読書と酒、そして釣り-
湘南の朝夕は秋の気配が濃厚、興梠が鳴き、秋の花が咲いている

蔵書五万冊

2017-07-01 | Weblog
本の整理も一休みしているが、酒、食い物に関する本が一番多いのは職業柄と根っからの食いしん坊が影響しているのだから当然なことだろう。

芸能関係の本も多い、多分落語の本が一番多く、映画、演劇、歌舞伎、小唄端唄都々逸、ストリップ、歌謡曲、ジャズなど余りジャンルを問わずあるが、クラシックはモーツァルトとサティくらいだ。

詩集や詩人の書いた随筆もかなり多い、とくに今後読みたいと思うものが多い。
小説より随筆が多いのも特徴で、コラムニストの書いた短いものも好みだ。
作家別にみると、吉行淳之介、立原正秋、丸谷才一、野坂昭如、井上ひさし、川本三郎、種村季弘、吉田健一、阿川弘之、庄野潤三、安岡章太郎、遠藤周作、澁澤龍彦、福田和也、坪内祐三、山本夏彦、須賀敦子、谷川俊太郎、金子光晴、永井龍男、尾崎一雄、川崎長太郎、戸板康二、大岡昇平、山口昌男、池内紀、三島由紀夫、池波正太郎、山田風太郎、岡本綺堂、小林信彦、鹿島茂、内田樹、佐藤優、佐伯啓思、養老孟司、開高健、吉本隆明、出久根達郎、池部良、高峯秀子、武田百合子、幸田文、川上弘美、米原万里、森茉莉などの名前が目につく。

プロレスや釣りの本も多いのは趣味だったからだが、魚類図鑑、植物図鑑、鳥類図鑑、歴史事典、オノマトペ辞典、類語辞典などの厚手の本が好きで多いのは子供の頃からこういったものを眺めながら寝るのが習慣だったせいだろう。
毎晩眺めていたので記憶力のいい少年であったのなら今頃なにがしかの人物になっていただろうに、少年老い易く学成り難しではある。

夕方、大磯プリンスホテルのほうを回り、東海道を横切って、杉山豆腐店に顔を出したら息子が店にいた。バアサンの顔を見たかったが、もう母屋に帰ってしまったようだ。
絹ごし豆腐二丁と厚揚げ二枚を買う。

晩飯は厚揚げ焼き、肉豆腐、茹で玉蜀黍、白の有機ワイン、三日目だが美味、トスカーナの赤も三日目だが美味。
20年以上の古酒ならともかく、ワインは開けたら飲み切ろうなんてワイン業者の嘘っぱちだから気を付けてくださいね。

母と一緒に野球を観る。
今年の巨人の典型的な負けゲームの展開で負ける。

新日本風土記「京都の青春」で古書を50,000冊集めた人の家が出てきたが、台所まで書籍の山、書斎と寝室、納戸、居間に本が積まれてることくらい何程のものではない。
台所や風呂のような水回りまで侵略してきて初めて書痴無しと云うべきだ。
もっとも我が家のトイレは家人の植物が生い茂り、隙間に詩集が50冊ほどあるにはあるが、風呂には家人の植物が生い茂っているだけで未だ書籍は無い、ただし以前プラスシックの本を購入して入浴しながら読んだことはある。
だが、最近見かけないところを見るとあまり売れなかったようだ。
しかし植物の茎や葉、根などを掻き分けて入るトイレも風呂もどうも落ち着かない。
このかた多分京都市内の大学教授だと思うが、学生時代研究書が高価で手が出なかったときに、古書店の主が本を貸してくれ、それを3日で書き写して初めての論文の資料とした。
昔、日本には古書店の主のような人物が存在したのだ、私を居候させてくれた朝潮橋の画家も同じタイプの人物であることを思い出した。
奮起しなければいけない。

今日はこれから松戸まで行き、大学時代の同窓会に参加する。
千葉大学園芸学部は松戸の戸定ヶ丘の上に建っている、西には「野菊の花」の碑があり主人公が使った矢切の渡しで葛飾に出ると、さくらが結婚式を挙げた川魚料理の「川甚」があり、帝釈天にたどり着く、その先の「とら屋」には寅さんが時々旅から帰り羽を休めた、もっとも帰省の度に騒動が起きたが。
良い場所で学んでいたのに、学生時代は前時代の人物に興味が無かった、自分が前時代の遺物になって俄に愛着がわき寅次郎を熱狂的に好むようになった。
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