キュヴェ タカ/Cuvee Taka

椿庵酔哲「湘南隠居日誌」-散歩に読書と酒、そして釣り-
湘南の朝夕は秋の気配が濃厚、興梠が鳴き、秋の花が咲いている

春雨

2017-02-24 | Weblog
朝から弱い雨が降ったが、南陽気でいかにも春雨という感じであった。
この手の雨が降るたびに、本格的な春が近づいてくるわけだが、春雨は明るい。

昼、営業を兼ねて野毛の業務店に行き、昼を食べる。
横浜に出て、茅ケ崎方面へ向かい業務店を数軒回り、食事をして帰る。

平塚に寄り、BOで本を眺める。
まっすぐ家に帰れないのが病気であるが、大して金がかからないので病が長引いているのかもしれない。
榎本好宏「食いしん坊歳時記」角川学芸ブックス 平成20年 1,429円、森奈津子「東京異端者日記」廣済堂出版 1999年 1,400円、渡部昇一「日本の活力を取り戻す発想」致知出版社 平成28年 1400円、丸谷才一「ゴシップ的日本語論」文芸春秋 2004年 1,429円を購入す。

榎本好宏という方は初めて知ったのであるが、解説によると俳壇きっての食通とのこと、その方が書かれた食に関するエッセイの集大成と謳われていては素通りするわけにはいかない。
流し読みをしてみたが、山菜など素朴な素材の料理のことが書かれていて好ましい。
京料理にも言及があるが、貧乏人は山や海からとってきた素材をあまり手を加えずにいただくのが一番だ。

森奈津子さんは、10年くらい前に徳間文庫の年間ベスト小説を編んだ文庫で、初めて読んでからなじみになった。
倒錯した性を書いているが、SMには興味があるが、彼女の文章に欲情するわけでくもないが、好みなんだな、著書を見かけるたびに買いこんでしまう。
今回は日記のようだが、少し読んでみたら、やっぱり倒錯した性がかかれていて、いつものように肩が凝らず面白い。

渡部昇一は、小室直樹との対談で中々鋭いことを言うので興味を引いた。
保守派の論客であることは知っていたが、古臭い爺だなと蔑んでいた。
だが「人は見かけや思い込みで判断しちゃいけませんぜ」と皆さんから言われてるのに身に染みていないんだなあ。
平成28年といやあ去年出版されたもんじゃないのか、それが200円で売られているのだからいい世の中だ。

丸谷才一のこの本は、絶対に持ってると思うが、綺麗な本を見かけると買ってしまう作家の一人が、この丸谷才一なんだな。
要は高い評価をしているわけで、たくさん買い込んでおいて、機会があれば俺の子分に分け与えてやろうってことなんだけど。
少し読んでみたが、読んだ記憶がないので愕然とする、買っただけで読んでないのかなあ。

家に帰って来て、アナケナ・タマ・カベルネ・ソーヴィニョンを飲む。
ボルドーのカベルネのもたついた重さが花について嫌なのだが、このカベルネは軽みがあり、フルーツが鮮烈繊細、全体的にチャーミングでエレガントだ。
イタリアのチーズ、ソーセージ、焼売、サラダ、蒸し鶏肉などを肴にしたが、やっぱり白ワインのほうが合うよね、でも赤を飲みたい気分だった。
人間というのは、時にへそ曲がりである、だから愛おしい。

観るべきテレビ番組もなく早く寝る。
早朝、渡部昇一「日本の活力を取り戻す発想」を読む。




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