キュヴェ タカ/Cuvee Taka

椿庵酔哲「湘南隠居日記」-散歩・読書・酒、時々釣り-

急に暑くなりました

2017-05-20 | Weblog
昼寝から早めに目覚め、昔買ったJazzとLatinのCDを4枚聴く。
20年振りくらいに聴いたのだろうか、TJLで聴いていた楽曲が多かったのが意外だった。

その後はまたテレビ小僧になってしまった。
四時半に風呂に入り、5時から相撲を観たが、予想に反して高安が負けてしまったので面白くなくなってしまった。
6時から空豆の皮を剥く、60個ほどあったろうか、今日は農家の篭にあった4袋全部買ったからかなりの量だったが、旬真っ盛りにたらふく食わなくてどうするんだ。
スナップえんどうも家人が農協直売徐から買ってきたので、5月の露地の豆を堪能した。
残念なことに鰹はあまり良くなかった。だが朝どれの相模湾の小鯵は店頭でまだ緑に輝いていたので、南蛮漬けが抜群に美味かった。
スパニッシュオムレツも家人が、イタリア系アメリカ人から教わったという娘の指南を受けたとかで、老いては子に従いに真理を発見、中々美味かった。
有機のカバを開けて飲んだ。

ウォッカのソーダ割りを居間に持って行き、引き続き母と巨人横浜戦を観る。
よたよたしながらようやく勝ったが、常勝巨人の記憶が強く情けないね。

9時から新日本風土記「屋久島」を観たが、これはよかった。
何時もこのレベルの番組を作って欲しい。

10時からはポッポちゃんの鎌倉代筆屋物語を観る。
こういった濃密な地縁関係は、今はもうドラマの中だけだなあ。

テレビを見終わって横になったのが11時だったので、その後すぐに寝てしまった。
その時間まで起きていると夜中に目覚めることもなく、ベッドに朝の光が差し込んで目が覚めた。
時計を見ると5時、久し振りに良く寝たなあと気分良く目覚めて佐藤優を読み始めた。
8時前に読了。
佐藤優「嫉妬と自己愛」には以下のようなことが書かれていた。
最近、安倍首相とプーチンが度々会って北方4島の問題が進展していますが、2001年には2島返還でかなり現実味のある話が出来ていました。
当時、東郷和彦欧州局長によって小寺次郎ロシア課長解任の方向で進めていたのを、この人が田中真紀子外務大臣のところに飛んで行き、外務省が鈴木宗男、佐藤優に食い物にされていると直訴して、小寺はロシア課長に復活を果たした一連の騒動がありましたが、あの時はマスコミがこぞって田中外相を持ち上げ、鈴木、佐藤を悪者に仕立て上げ、ついに二人は逮捕起訴されています。
東郷も当時の駐オランダ大使を罷免され、退官しています。
これは、小寺の東郷、鈴木、佐藤に対する嫉妬から来ており、能力が無いが意欲がある人が生き残り欧州局長までやっています。
能力と意欲があった東郷と鈴木は弾き出されましたが、日本の組織の大きな欠陥ですね。
東郷はエリート中のエリートで、鈴木は天性の性格に嫉妬心が無く、二人とも相手の嫉妬心を感受する能力に欠けていたことが招いた悲劇と佐藤は分析しています。

私も能力がさほどあった訳でもありませんが、周りからよく嫉妬され、陰湿なことをされましたが、鈴木宗男と一緒で、そんなことは無視して前に進んでいました。
権力を維持するという意味ではマイナスでしたが、自分の美意識が、そのような下劣な人間に相対することを許しませんでした。
きっぱり切り捨てちゃえば良かったのでしょうが、そうなると食っていけない程度の人間でしたからね。
それゆえ現在の境遇を甘んじて受け入れて、むしろ大いに楽しんでいます。
佐藤優も獄中で随分苦しんだのでしょうが、今では同じ心境ではないかと思います。

佐藤は文筆家として独立してから、嫉妬のかわし方を竹村健一から学んでいます。
お願いごとは必ず自分から相手のところに出向く。自分より力の上の人から逢いたいと云われても絶対に会いに行かない、例外が天皇陛下と総理大臣。
もう一つは、人の悪口は言わない。

斉藤環との対談で、斎藤は嫉妬と羨望について精神分析の世界では、どちらも対象が上なんだが、羨望の相手は嫉妬の相手より低く、自分のところまで貶める対象となる。
嫉妬はそれよりずっと上にいる人間に対して自分もああなりたいと抱く感情で、どちらも自己愛由来。
自分よりはるかに高い人を目標にして、そこまで行きたいとの願望をあまり抱かなくなり、ゆがんだ自己愛、羨望のほうにシフトしているのかもしれない。
今の若者たちは、「自己実現」したいとは思わない。そもそも自己実現にたる社会が何処にあるのという意識でいる。
そんなことより「仲間」に認められること(承認欲求)のほうが大切なのです。

他者との接点の欠落が自己愛をゆがませているので、修復には「よき他者との出会いの機会をたくさん作ること」です。
コフートは無生物でも自己対象、すなわち消化・吸収の対象となる他者となりうる。
また、「一番人間を成長させるのは適度な欲求不満だ」と云っているが、佐藤はSNSの承認程度で満足しているうちは無理かもしれないと云っています。
「自分を大切にしようと思ったら、他者を大切にしろ」ということですが、他人を罵倒ばかりしている人は、自己愛が脆いか歪んでいる。最近この手の人がやけに多いですね。

小早川明子との対談で、小早川は他人を愛せる人というのは「彼女のために自分は去ろう」と思える人間でしょう。ストーカーにはその発想はない「あの人は、僕のために存在しなくちゃいけないんだ」と思ってます。
ストレスは生物を死に向かわせるから、生きようとする欲動が強まる、支配欲とか性欲とかストーキングの無意識の動機は本能的な欲求の過作動ではないか。
ストーカーを作らないためには、拒絶の意思をはっきり伝える。煮え切らない態度でうやむやにしたり、嘘をついたりしてはいけない。
何事もあいまいにぼかす日本人の病理なんでしょうか。

反知性主義の定義を佐藤が書いています。
「初めに結論ありき」で都合のいい情報を重ね合わせていくのが特徴。
この反知性主義と「拡散装置」であるSNSが結びついてしまったのが現代、これを覆すのは知性と理性しかありません。

10時に二宮海岸を通って大磯ロングビーチまで行き、不動川沿いにヤオマサに行き、豆腐屋、農家に寄って帰って来た。
二宮海岸ではルアーマンが5人ほどメタルジグを投げていたが、ワカシを10尾くらい釣り上げていた。
話しを聴いたら朝からやっていて、さっきからようやく釣れ出したとのことで、日が高くなっての釣りが可能なら楽しい。
真鯒は全然ダメだったとのこと。

ヤオマサでは千葉で上がった本マグロ、東華軒のこゆるぎ弁当、鶏の腿、胡瓜、麩菓子を買った。
杉山では、豆腐と厚揚げを各1、農家では空豆3袋とサラダ菜を買う。

昼、サラダ菜、胡瓜、トマト、ボロニアソーセージのサラダ、絹サヤと鶏ひき肉のスパゲティ、アールグレイ、珈琲プリンを食べる。

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