キュヴェ タカ/cuvee taka

椿庵酔哲「湘南隠居日誌」-散歩に読書と映画、時々酒、そして釣り-

深夜のワイン

2017-05-26 | Weblog
朝、大磯へ散歩する、途中農家で空豆2袋を買い、杉山で絹ごし豆腐2丁を買い、もう一軒の農家で胡瓜を買う。
ヤオマサで鰹、麩菓子、菓子パンを買う。

昼は、鰹の刺身、豆腐と三つ葉の味噌汁、さつま揚げ、焼売、叉焼、胡瓜の糠漬けを食べる。
鰹はきちんと塩をして水洗いしたので、臭みと余分な水分が取れて美味かった。

3時まで仕事をして、下の息子と藤沢に行き散髪をする、その後BOで加藤典洋「僕が批評家になったわけ」岩波書店 2005年1刷 2010年4刷1,900円を買う。
生憎他に欲しいものはなかった。

藤沢の行きつけの落ち着いた蕎麦屋が休みだったので関内まで足を伸ばし、利休庵に行く、顔馴染みの美人が久し振りねと迎えてくれたが、2階3階を担当していてこの1年以上会わなかったらしい。
時々好みのお運びさんがいて、その人が担当してくれると酒が5倍ほど旨い。
菊正宗の燗を、おつまみ5種盛り、谷中、蛍烏賊小鯵の味醂干し、蟹と椎茸サラダで呑み、〆に重ね盛りをいただいた。
わざわざ関内まで出向いた甲斐があった。
横浜駅で下車して薔薇の花束を作ってもらう。
花屋のオネエサンは満開に開いた薔薇を薦めるのでいけない、生産性を考えたらそうかもしれないが、花を知っている客もいるのだから、考えてほしいものだ。

バンコクからフライトが遅れると娘からメールで連絡があったが、偏西風のお陰でやや早く着いた。
中々出てこなかったが、急に出てきたので、花束を大慌てで袋から取り出して、おめでとうと言って渡した。
ようやく帰ってきた、思えば武蔵美に行って下宿をしてから8年も外で暮らしていたわけだ。
まあ娘だからいずれは出て行くのだろうが、誰に似たのか家に居着かないやつだ。

11時過ぎに二宮に着き、荷物が多く重いのでタクシーに乗ろうとしたら、もったいない節約だと歩き出した。
途中へばってタクりゃ良かったとほざいていたが、小の金銭感覚は評価したい。
是非とも此れからも詰まらぬことに金を使わないで欲しい、金のために働くんじゃなく、好きなことをやって喰っていってくれと願う。

赤ワインを開けて、サラミ、ジャガリコ、落花生、バゲットにオリーブオイル、揚げ出し豆腐、空豆を食べた。
一時間半ばかり話をしたが、またもや七月には中之条へ行くらしい。
昨年末にチェンマイで会ったトイ教授が、この街のビエンナーレに毎年出ているのでその手伝いをするらしい。
大学時代の娘の同級生は、絵をかいたり、生地のデザインをやったりして本来の美術的な仕事をやっていて、5年目に入って技術も身に着けているようだが、娘はそっちのほうの才能より、コーディネーターのような仕事が向いているのかもしれない。

昨夜は宵の口に酒を呑んで、深夜にワインを飲んだので、さすがに今朝は9時過ぎまで寝ていた。
風呂に入り、パンとソーセージ、卵、夏ミカンジャム、蜂蜜、珈琲、ミルク、ヨーグルトで軽い食事をした。
生憎外は雨だ。

10時半になったので、車で買い物に行く。
ヤオマサには、いい鰹と二宮で上がった小振りの鯵があった。
杉山で絹ごし豆腐2丁を買う、バアサン寒いねえと言う。
鯵のなめろうを付けて食べるパンを山下に買いに行く、カンパーニュとバケットを買う。

茨木のり子「倚りかからず」筑摩書房 1999.10.7を少し読み返し感想を書く。
茨木のり子の本はそう多くないが、さらに入手できるものは限られている、それなのにいったい何冊持っているのだろう。
目につくとつい買いたくなってしまう。
特にこの「倚りかからず」は、ちくま文庫の茨木のり子集、岩波文庫の茨木のり子詩集、そしてこれと同じ本さえ持っている。
どの本で読んでも書いてあることは同じなのだが、酒も酒器によって味わいが変わるように、読む本によって感慨が異なるのは当たり前のことだ。

出来合いの思想、宗教、学問、権威には倚りかかりたくない。
倚りかかるのは椅子の背もたれだけ。

まさにそうありたいのですが、凡庸な私は既存の思想に左右され、宗教には無関心ながらも、既存の学問に翻弄され、権威に寄り添って生きています。出来るのは、背もたれの無い椅子に座ることぐらいでしょうか。

ピカソのぎょろ目はバセドウ病なのか、キュービズムは、この病気に故であったのか。
新発見である。
関内・大船間の根岸線の中、酩酊状態で一気に読み上げたが、記憶に残っているのはこの2編の詩だけ。

今読み返して我が身を謳った詩編じゃないかと気になったのが「時代おくれ」。

車、ワープロ、ビデオデッキ、ファックスがない、パソコン、インターネットは見たこともない。
すぐに古びるがらくたはわが山門に入るを得ず。

おっしゃる通り、ワープロ、ビデオデッキ、ファックス、今は懐かしきがらくた。


午後雨が上がったが、2階のベッドで昼寝をし、西友まで散歩に出掛けるという妻に起こされて、読書をする。
5時には相撲を観るので、その前に風呂に入る。
今週は三日続けて夕飯が外食となり、その間相撲を観ることが出来なかったが、こうやって毎日相撲を観て楽しむのは小学校の時以来だ。
当時は、 明武谷、若秩父など個性的な相撲がいた。
そして相撲が今のように太っていなかったので動きが激しく面白かった。





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