キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

Noblesse oblige

2016年10月18日 | Weblog
雨は月曜日だけで、今日は何となく晴れてすがすがしい秋の感じがややする。
しかし、秋晴れの目に沁みる青空では無い。
10月も中旬になったのだから、世界に誇れる日本の10月になってくれよと願いたい。

昼、敦煌に行ったら、ネエチャン二人にまた酢豚とおちょくられた。
飽きたんで、何か他にうまいものは無いのかと聞いたら、牛肉スライスの黒胡椒炒めが美味いという。
野菜は入ってるのかと聞いたら、ピーマンと玉葱とのことだったが、実際に来てみると、筍、人参など入っていてカラフルで野菜も多く気に入った。

Tuesday Jazz Liveは、今週と来週ピアニストと福山詩織でやるらしい。
Besame mucho,Over the rainbowサンバヴァージョン、As times goes by, Taka A trainなどを聴いた。

休憩時間にBOに飛びこみ、文春新書のエマニュエル・ドットを探したが、無いんだな、やっぱり人気があるのでしょう。
同じ文春新書に草森伸一「無許可写真』2008年があったので思わず買ってしまった。
多分持っているのだが、草森伸一の名前を見ると興奮して買ってしまう。

話はエメニュエル・ドットに戻るが、この日とは既に多くの読者を日本に持っているらしいが、実にユニークな論考をする。
政治的な発言もあるが、いやらしさが無い。
資本主義の行き詰まりに登場すべきなのは、倫理観を持ったエリートであると言っているが、グローバリズムを推し進めたアングロサクソンが、その反省から noblesse obligeの伝統に従い、エスタブリッシュメントのボリス・ジョンソンが民衆の指導をしたことを高く評価している。
日本においても、若い人達が成金に対しての尊敬をしなくなったことが伺われるが、武士道の伝統の発現なのかも知れない。
お金になりそうも無い優れた仕事をする若い人が出てきているのを強く感じる。

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コメント
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