キュヴェ タカ/Cuvee Taka

ワインと薔薇色の日々

香港へ

2012-05-28 06:04:30 | Weblog
今日は香港出張です。羽田からだと便利かと思ったら、早朝のフライトで二宮を5時台の東海道線に乗らなければ間に合わず、結構不便です。40年前には都内や千葉まで通っていたので当時の事を思い出し、平塚で満席、藤沢では満員になり、あの頃も混んだ電車で通っていたことも思い出しました。予備校、大学へ通った今より辛い時代でした。

久し振りに朝早い電車に乗って出かけ昔のことを思い出しましたが、今なら辛くともあの頃にも一度戻って見たいですね。

塩ラッキョウ

2012-05-27 09:41:38 | Weblog
昨日は絶好の散策日よりでしたから、午前は北へ向かい胡瓜とラッキョウを買いました。胡瓜は糠漬け、ラッキョウは塩漬けですが、いざラッキョウを漬けようと、塩分濃度をネットで調べていたら、即席漬けの漬け方ばかりで中々発見できませんでした。JAのHPにようやく本漬けとして出ていました。昔ながらの塩漬けは時代遅れのようで、中々美味い塩漬けに巡り会わないと思っていましたが、どこも即席のものであったようです。美味いものは自分で作るしか手がないのですね。

午後は東へ向かい、大磯から平塚へと歩きました。紫陽花の花が咲き始めており、紫蘭、芍薬、ジャスミンなどが終盤でした。平塚では何時ものようにBOで「酔客万来」ちくま文庫、嵐山光三郎「頬っぺた落とし う、うまい」ちくま文庫の二冊を買い求め、駅ビルのさくら書店では、立川志らく「雨ん中の らくだ」新潮文庫、庄司薫「ぼくの大好きな青髭」新潮文庫、坂口安吾「続 明治開花 安吾捕物帖」角川文庫」を買いました。今月の文庫と新書の新刊は買うべきものが多く、実に充実しています。

大竹さんと嵐山さんの本は、ワイン業者としては持っておくべきものですね。志らくさんの本は、談志との25年を書いたものです。庄司さんのは四部作の最後、赤、白、黒の後に続く青です。40年近く前に呼んだ記憶はあるのですが、内容はまったく覚えていません。安吾捕物帖はこれが完結篇です。

湘南は今日も好天、明日早朝香港へ旅たってしまうので、日本の初夏を満喫できる最後の機会かもしれません。旅支度はしていませんが、取り敢えずこれから午前中の散策に出かけます。

文庫本に昔を思う

2012-05-26 06:49:41 | Weblog
昨日は久し振りの横浜で、普通なら昼は鮨屋と決まっているのですが、お客様が見えて少し込み入った話があり、本当に久し振りに宇多がわへ行きました。思いのほか混んでいて、中年以上の男女のお客でいっぱいでした。私が中年以下の若者というわけではないのですが、お若い方がいらっしゃらないとこれからの商売に差し障りがでます。先輩が後輩を連れてちょっと日頃は入れないようなお店で飲むなんて姿は、今はみかけませんから、老舗の高級店は客層の若返りに皆さん苦慮しているようです。世代の断絶はこんな所にも影響を及ぼしているようです。

関内駅までお客様をお送りし、今朝の新聞で見た中公文庫を買い求めに芳林堂に上がり、ドナルド・キーン「日本文学史 近代現代篇六」、深沢七郎「みちのくの人形」、浦西和彦編「酒と作家たち」の三冊を予定通り購入しました。

日本文学史はいよいよ三島由紀夫登場です。中学のときに三島由紀夫の「午後の曳航」を読み、三島作品を評価していたドナルド・キーンを知りましたが、同性愛の繋がりが強かったのでしょうか、女性にこの二人を嫌う人が多いような気がするのもそれが原因かもしれません。

「みちのくの人形」は1982年に文庫化されたものの改版です。一頁17行はちょっと前のスタンダードで、改版前より字がでかくなっているのかどうかは定かではありません。ともあれ、刷りたての本が読めるのはそれだけで嬉しいですね。

「酒と作家たち」は、佐々木久子が編集していた「酒」に掲載されたものを浦西さんが編んだものですが、今この系統の雑誌は大阪で発売されている「たる」に近いのかもしれません。「酒」をみたことはありませんが、佐々木さんの本は5年ほど前に辻堂のBOで見つけて1冊だけ持っています。残念なことに未読です。佐々木さんは11PMによく出ていたので、酔っ払いの小柄なおばさんとの記憶があります。その時代は、みんな自腹で酒を飲んでいたよき時代だったような気がします。




大阪のデパート戦争

2012-05-25 09:41:08 | Weblog
昨日大阪で阪神デパートと伊勢丹のワイン売り場を見て、大いに思うところがありました。大阪駅のデパート戦争も夫々の役割を果たしながら共存しているとの事を聞いておりましたが、阪神の売り場は大阪的、伊勢丹は東京的だなと感じました。道行く若い人たちの会話を聞いても着るものを観ても、近頃東京とあまり変わらないと感じますが、今後は伊勢丹的な売り場造りが主流になるような気がいたします。阪神のごたごたした陳列に対して、総合的に設計デザインされた売り場で整然とスタイリッシュにワインが陳列されています。しかも、大阪的なところは好いワインが廉い。どんなにかっこつけても高けりゃ買わない、というのが大阪ですから、実に素晴らしいなと感動して、売り場の責任者に面談を求め、うちの商品の売り込みをしてしまいました。

しかしながら現在こちらのほうのビルはレストラン街に人が押し寄せていますが、地下の食品売り場は閑散としています。伊勢丹が次に打つ一手、興味津々ですね。


大阪にて

2012-05-24 10:40:56 | Weblog
昨日から大阪に来ています。ブルゴーニュワインの試飲会が阪急インターナショナルホテルで開催され、こちらのお取引先とのミーティングもあり、前日の東京の試飲会をパスしてこちらへ参加しました。見知った方も随分いらして久し振りの邂逅を楽しみました。ワイン業界はここ数年の円高基調の為替のおかげで好調ですから、皆さん笑顔でお元気でした。この好調がずっと続いて欲しいものです。

たるの高山社長にお会いして、刷り上がりの6月号をいただきました。この号にはスペインワインを寄稿しており、直ぐにそのページを開けてみましたが、すっきりとした出来上がりになっていました。

ワインのほうは、サントーバンとジュブレシャンベルタン、マコネーズの白に秀でたものを発見しましたが、残念ながら気軽に飲める価格帯ではありません。今、日本で売れるワインは1,500円までのものが圧倒的に多く、ブルゴーニュは好事家の楽しみになっています。10年ほど前までは、3,4千円までのワインを試してみるという人も多かったのですが、そのような人が固定化して、ブルゴーニュは本ほんの一握りの人たちの楽しみになってしまいました。個人的に一番好きなワインであるブルゴーニュを多くの人に試してもらう方法を考えたいですね。


名古屋のカレーうどん

2012-05-23 06:41:09 | Weblog
先日名古屋へ出張した折に、お取引先から昼飯をご馳走になり、そのお店お勧めのカレーうどんをいただきました。これが思ったよりかなり美味くて少しだけ感動しました。

名古屋はうどんの美味しい店が多く、自家製麺で店主が足で踏んだりして熟成させ、手打ちのものが多いようです。ご馳走になったお店も手打ちで、味噌煮込みも名物のようでしたが、同時に夏場に売るアイテムとしてカレーうどんにも力を入れているようでした。うどんそのものの美味さに加えて、カレー粉の味わいが際立っていて、すっきりした味わいが一気に最後まで喰わせてしまう逸品でした。

お昼に食べたうどんが美味かったので、夕食も酒のお誘いを断ってホテル近くのうどん屋へ一人で入り、うどんそのものを味わってみようと、たまたまうどん大盛500円をいただきました。茹で上げたうどんに生卵と刻み葱が添えてあるやつで、醤油を掛けてかき混ぜていただきましたが、コシが強く麺の量が多いので、歯槽膿漏で弱った歯に過重で仕舞のほうは歯ががくがくでした。昼に比べて少し落ちるうどんでした。

名古屋といえば味噌煮込みうどんと、過去20年そればかり食べていましたが、地元の人はそれだけでは飽きますから、違うもの喰っていて、美味いものをご存知です。これと同じようなことが他にもきっとあるんだろうなと、今、思考パターンと行動パターンを点検しています。



関内ナイトクルージング

2012-05-22 09:22:08 | Weblog
夜に鮨好きのオリビエトリコンと会食することになっていたので、昼は中屋へ蕎麦を喰いに出かけました。午後一時を少し過ぎていたので何となく空いていて、同行の佐和さんがもり、私がおおもりを頼み、蕎麦屋の女房がこの二つだけを茹でたものですから、出てきた量の何時にも増して多いこと。浜っ子らしく最初からあまり噛まずに飲み込んでいましたが、最後は喉元から千切れた蕎麦が逆流してました。我々の後に入ってきた老紳士も、もりを頼んでましたが、この一人分を茹でたものですから、これまたてんこ盛りで、十分くらい蕎麦と格闘なさっていましたが、帰り際見たら元のままのようでした。

吐きそうになりながらも、桜並木の葉桜の木陰を通り、関内駅前セルテ5Fの芳林堂へ向かいました。そうです先週末平塚のさくら書店へ行ってませんので、大いに期待してです。平台のちあきなおみ、山口百恵に関する新刊文庫本に大いにそそられましたが、黒井千次「老いのつぶやき」河出書房新社と佐高信、田中優子「池波正太郎『自前』の思想」集英社新書の二点の新書を押さえました。黒井千次さんのものはこのところ良く買っていますが、曽野綾子さんの老いに関する本が売れたのに便乗した題名のものが多いのが気になります。好みの田中優子さんの帯にあった写真を見たら、随分とお年を取られていて少しがっかりしました。佐高さんの本はこの間読了し、年月が経った文章を鮮やかに蘇らせた技術に関心いたしました。優子さんとのやり取りがどうなるのか楽しみにしています。

夕刻、オリビエトリコンはやってきました。近所のイタリアンカフェ、緑に覆われた欅の下のテーブルで、キリンビールを飲み、というのはこのカフェの直ぐ先に麒麟麦酒横浜支店があり、営業員がセールスに来たそうで、イタリアンだろうが何だろうが麒麟麦酒を売り込むその心意気に感じ取り扱いを始めたそうです。営業員はこうでなくちゃいけませんなあ。

アペリティフはビール一杯に留め、井桁寿司へ向かい燗酒を飲みました。鮨には酒、少し温めた酒が合いますねえ。平目、環八、蛸、青柳、ほっきなどを塩と山葵でいただきましたが、味わいが醤油で邪魔されず良かったです。鮨を十五貫ほど喰い、干瓢巻きで〆ました。

食後酒は、らんぷの金子さんのところへ行き、マンハッタン二杯、マティーニ、マールドブルゴーニュをいただきました。金子さんのマンハッタンは色合いが薄くエレガントで、マラスキーノチェリーが抜群に美味く、この漬け汁が微妙に溶け出し、味わいに奥行きを加えています。世界中のバーでマンハッタンを飲んでいますが、今のところ金子さんのマンハッタンが一番です。つまみのピーナツ、アーモンド、ドライトマト、無花果も美味かったですね。オリビエはモヒートを二杯飲んで、何故かご機嫌でした。

オリビエがあまりにもご機嫌で別れがたく、最後の店バー・ブリックスへ入り、ビールを一杯とラフロイグを呑んでこの夜を〆ました。昔ここはダヒルサヨといって、知人のミッちゃんがママをやっていたフィリピンクラブでした。もう25年前のことです。店の人も誰も知りませんでした。




金環日食

2012-05-21 09:34:10 | Weblog
今朝、二宮駅に行く前から太陽をちらちら観ていたのですが、二宮駅に着くと皆さん東の空を見上げていて、振り返って同じ方向を眺めると、雲を通して馬蹄形の太陽が見えました。金環ではありませんでしたが、まあ、あの程度のを観ておけば時代遅れの誹りを免れるでしょう。

昨日は一日湘南地方を歩き回り、大磯では農家の庭先で胡瓜を仕入れ、茅ヶ崎では和菓子屋で若鮎、BOで坪内祐三「文学を探せ」文芸春秋 平成13年、ロアルド・ダール「単独飛行」永井淳訳 早川書房1989年を買いました。本物の鮎のほうも解禁まで後十日となりました。早く、甘くないほうの鮎に齧り付きながら酒を飲みたいですね。

午後の散策を早めに切りあげ、相撲の優勝決定戦に間に合い、旭天鵬の優勝がおおいに喜ばしかったです。大島親方の現役時代は相撲巧者の小兵の技に痺れ、ハワイ時代は大相撲ダイジェストの訛りのある解説に痺れ、割の合わない実直な生き方に感銘を受けておりましたが、弟子の旭天鵬の優勝インタビューの話し振りも同様でした。20年も同じ釜の飯を喰っていると似て来るものなのか、元々実直な人柄を弟子にしたのか・・・。定年直後に弟子に優勝が転がり込んで来たというのも大島親方らしい感じです。

夜、「単独飛行」の最初の一篇を読み、40年前に読んだロアルド・ダールが蘇り、長い時間が一気に縮むのを感じました。「文学を探せ」のほうは就寝まで読み進みました。坪ちゃんの文章はこの頃と今であまり変わっていないですね。反感を持つ人も多いかもしれませんが、よく本を読んでます。旭天鵬の優勝をどのように書くのかも興味がありますね。







紫陽花の花芽分化

2012-05-20 08:57:07 | Weblog

映画監督の書いた文章は面白いのかもしれません、もっとも読むのはこれが二人目で、小津安二郎にしろ岡本喜八にしろ、優れた活動屋であるから面白いのは当たり前ですね。

昨日二日酔いと歯痛に悩まされましたが、十分な休養をとり、歯槽膿漏の薬を買って歯と歯茎の間に注入したところ、今朝は見事にその二つの苦痛から解放され、5時前から岡本喜八を読んだわけです。昨日は頭がボーっとしていて何も入ってきませんでしたが、実に楽しく初夏の早朝を過ごしました。体調を整えて行う読書は何物にも変えがたい快楽を与えてくれます。読書というのはこの強い快楽ゆえに危険でもありますが、頭脳が凡庸な私には危険の度合いが低く、快楽のみが享受出来るメリットがあります。そのかわり、何者にもならないということですから、無駄ともいえます。

さて、今日の湘南は昨日に続き実に爽やかな初夏の陽気、昨日の散策で気がつきましたが、紫陽花が花芽分化をして来週くらいには色づきそうです。いよいよ梅雨がカウントダウンに迫ってきています。6月10日前後の入梅までに、初夏の気分を満喫しておかなきゃいけません。来週は香港出張ですから残された時間はそう多くありません。さて、出かけるといたしましょう。






釜飯からイタリアンへ

2012-05-19 09:20:47 | Weblog
昨日は夕刻より藤沢の釜飯屋で飲み始め、3人で北海道から高知までの銘酒を冷で15,6杯飲み干しました。その後連れの二人は芋焼酎をロックでやってましたが、私は華麗に角ハイボールダブル、そういや小雪ちゃん子供生まれたんですかね。肴は二宮の鯵のたたき、小田原のヤリ烏賊、鰹のたたき、平目、鯖の炙り、ホワイトアスパラガスの炭火焼、空豆、鰯天婦羅、烏賊げそ天婦羅、鎌倉野菜のサラダ、島ラッキョウ、浅利と筍の釜飯、シラス釜飯などを食したのを記憶していますが、まだまだ食べたような気がします。

場所を平塚に移し、駅ビルのイタリアンで、モンテ物産のサルディニアの赤を一本頼み、カルボナーラ、サラダ、ポテトフライで街の様子を上から覗き込みながら飲みました。先日も横浜でサルディニアの赤を飲みましたが、うちでもこの島のワインをやってもいいですね。白の美味いのがあるんですよ。

お陰で今朝は飲みすぎで、歯茎が鬱血して痛いのなんのって、七転八倒しながら昨日藤沢のジュンク堂で買った岡本喜八「マジメとフマジメの間」ちくま文庫を読んでます。まったく頭に入りません。