採用戦線異状なし

気がつけばアラフォーサラリーマン。いや、俺はまだ若い!!

『覇者』〜佐伯泰英〜

2011年11月23日 21時42分50秒 | レビュー〜小説・エッセイ〜


実家に寄ったときに「八日目の蝉」が」あったので借りて新幹線に乗ったのですが、読み始めてみるとなんか様子が違う。
と思い表紙をめくると中身は「覇者」でした。
といういきさつでとりあえず読みました。

江戸時代の剣豪が将軍吉宗の下で開かれた大会で腕を競い合う、そんなお話。
真剣、木刀、竹刀のいずれかで戦い道具は同じものを使う。
真剣を使えば当然死ぬ。

でもみんな迷うことなく散っていく。
これが武士のサダメとでもいわんばかりに。

1人ものすごい強い奴がいて、そいつが主人公。そしてもちろんそいつが優勝。
最後は自分を裏切った父親と斬り合いをして親を斬ってしまう。

でも、あまり悲しさは伝わってこなくて、それも仕方ない、くらいの感じ。
バカボンドを読んでいるような感じもしますが、正直あまり好みではありませんでした。
感情の機微に感情移入できないのよね。。。

で、八日目の蝉は実家のどこにあるのかしらね??
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『もし「ガイジン」が上司になったら』〜マイク・コリー〜

2011年11月15日 23時19分43秒 | レビュー『組織・人事管理』


うちのメンバーせじーに借りた本。
まあ、結論から言うと文化が違うんだから当然相互理解が必要だけで、相手は上司だからまずこっちが上司の文化を理解しましょう。という趣旨。

その中で、こんなときどうする、てきなハウツーがあるのですがそれはあまり役にたたなそう。だって皆が同じ考えなわけないし。
つまりあくまで他人なんだからまず相手を理解しましょう、ということです。
「理解してから理解される」第4の習慣ですね。(BY 7つの習慣)

ただ、相手がガイジンだと日本人の上司とは違うぜ、ということですが一緒にいたら思考パターンはわかるはず。
それを押さえることがだいじだと思うし、外人だから、なんて考えていたらそれこそローカル人間になると思います。
確かに理解不能なことは多々あるけどね。

わが社は外資系なので外人さんもいますが幸い上司は日本人。
でも、TOPがガイジンなので影響はでかい。

相互理解があってはじめて相乗効果が生まれるよね(「相乗効果を作り出す」第6の習慣)
物事には順番があるのです。はい。


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『おやすみラフマニノフ』〜中山七里〜

2011年10月16日 23時56分36秒 | レビュー〜小説・エッセイ〜


音大で起きた窃盗事件と、その渦中で行われた定期演奏会でのお話が中心だが、音楽をかじったことのある人間だったらかなりぐっとくる。

もちろん本なので音はでないけど、読んでいると頭の中に音が流れてきます。まじで。
それくらい文字を通じて演奏者の想いや息遣いが伝わってくる。臨場感ばりばり。

主人公は晶という男児学生。バイオリニストだが軽く冴えない。
もちろん小さな頃から努力を続け、そりゃあ大変なのだが世の中には上には上がいる。
才能でも勝てない、と思う瞬間があるのです。

そんな感じの晶。

そばには初音、というチェリスト。多分美人。音楽家の家系で才能にも恵まれ、経済的にも恵まれ、容姿にも恵まれている。人生は不公正だがそういうものだ。
どういうわけだか彼女はこの冴えない晶が好きなのだが一向に誘いに乗ってこない。
「泊まっていかない?」なんてストレートな誘いも断ってしまうへたれ男。
なんでやねん。

そんな中2億円するチェロ、ソトラティバリウスが盗まれる、という事件が大学で起きるところからいたるところで不協和音が生じる。

定期演奏会のオーディションを何とかクリアした晶はその練習などを通じていい演奏家になっていく、というお話。

話自体は普通なのだが、だんだん演奏に魂が入っていくのがわかる。

技術ももちろん大事だが「伝えたい」という気持ち。そして伝えたいからこそ上手くなりたい。そしてオケを一体にしたい。

そんな思いが伝わってきます。

途中で事件は結構どうでも良くなる。

音大ってやっぱ特殊やし厳しい、と思いながらでも、オケの一体感が伝わってきて気持ちいい。
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最近について

2011年10月03日 00時11分11秒 | 人事の日記
皆様、こんばんわ。森川です。
すっかりご無沙汰してしまいました。なぜ何故NAZE・・・?
と思われているファンの皆様(きっと男ばっかり、おおきに)が多いと思います。

そうなのです。すっかり本を読んでいないのです。
今実は資格の勉強を2つ平行してやっていまして、そのため移動時間は完全にその勉強に費やされています。

FACEBOOKはときたま色々載せていますので是非そちらを見ていただけると嬉しいです。

http://facebook.com/munetaka.morikawa



来年の頭には復活予定。

あーー、本読みたい。

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『選ばれる男たち』〜信田さよ子〜

2011年08月24日 23時33分18秒 | レビュー『社会・経済・政治問題』


なんか残念な本。
DVを受けた女性のカウンセリングをしている信田さん。
出始めはなぜイケメンや韓国スターや草食男子がもてるのか?(ってか草食ってもてるの??)を綴っていて、それはそれで別にかまわないのだが、途中から完全に男性バッシングに入る。
彼女の旦那様もそうだったみたいだが、とにかくDVは悪い。暴力も、言葉の暴力も、無視するというDVも含めて、男性は身勝手で自己中でわがままでやりたい放題。
社会で働くほうが辛いんだ、を紋所に家庭でそのうさを晴らしまくる。奥さんに当り散らし、やりたい放題。奴隷以下の扱いを受けている。

だそうです。

きっとそういう事実があるのだと思う。
DVを受けた女性の傷は本当に癒えないと思うし、そりゃあひどい目にあったんだろうとも思う。
でも、それらを男性全てに当てはめるのはさすがに乱暴すぎる。

男と女は違う生き物だから役割が違う。
だから男は働きに出るし(もちろん女性も働くけどね)
でも、専業主婦の場合は女性が家を守る。それはそういう役割だから。
お互いの役割を尊重しあい、軽視することなく円満な家庭もたくさんある。

そんなつもりないんだと思うんだけど、でも、彼女の言い方だと、そういう素晴らしい男性も中にはいると思うけど、たいていはとんでもない男ばっかり」という風に聴こえてならない。

完全に女性目線で書かれている。それはいいけど、本、というメディアで女性目線で男性を攻撃するのはそれはまずいんじゃないの??と読みながら思う。
やってること、一緒ですよ、と言いたくなる。

そんな男にしか出会えなかった信田さんは確かに不幸だと思う。
でも、その物差しだけで世の中の男を計らないで欲しい。

殴らない男、怒鳴らない男、暴言をはかない男。

そんなもん沢山いますよ。
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『僕はいかにして指揮者になったのか』〜佐渡裕〜

2011年08月18日 00時32分23秒 | めっさお勧め


正直内容が濃いとか、そんなんじゃないんです。
ただ、佐渡さんのまっすぐな生き方がすごく伝わってきて気持ちがいい。自然と応援したくなる。そんな人やな、と。

ご存知の方も多いと思いますが指揮者の佐渡さん。実力はもちろんですが、TVにも出たりして音楽をわかりやすく広めようとしてくれてはります。

別に音楽エリートというわけでもないし、我流だから苦労も多い。無駄な回り道みたいなんも多い。中々才能は開花されない。
でも、そんななかでレニーと世界の小沢と出会うことでその才能を見出され、色々なチャンスをものにしていく。
でも、華々しい大活躍、というわけではなくもうちょっと、という感じ。

でも、フランスの権威あるコンクールで優勝し、一気に活躍の場が広がっていき、もちろん実力ももっとついていき、また活躍する、みたいな。

佐渡さんの生き方は常に自然。
勝ちたい、とかではなく音楽を楽しみたい、という気持ちを大切にしている。

音楽を皆で楽しむオーケストラ。
オケはもちろんオーディエンスも一緒に楽しむ。そこに尽きる。だから演奏会が素晴らしいのだと思う。
それを師匠であるレニーに叩き込まれ、実践してきた佐渡さん。

音を楽しむ。
北条団(スイートプリキュア、響のパパで音楽家)
もそんなんゆってた。


そこにしか彼の欲求はない。

真っ正直で自然体なのでまっすぐ伝わってくる本です。
読みやすいしおすすめ。
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『気にするな』〜弘兼憲史〜

2011年08月12日 23時02分39秒 | レビュー『人間科学』


ご存知島耕作の作者、ヒロカネさんの著書。
彼のサラリーマン経験と漫画家になってからの人生を通じて学んだことをアウトプットしているのだが、彼基本的にポジティブなので何が起きても「ま、しゃーない」
みたいな感じ。(誉めています)
昔よんだ「ゆるみ力」という本があって、「そういうことになっている」と思えばなんだもどうってことない、と思える。という思想に近い。
結構さっくり入ってくる。

ヒロカネさんはそれを「ま、きにするな」で済ましている。
嫌なこと、嫌な人、なんでもそれで受け流す。
そう考えたらムーディーももう1ブレイクできるかも。

また、夢を見続けることはいかがなものか?とも書いている。
反感買いそうだが、いい大人が東大に行くのに10年かけて浪人しています。

これってどうなん?ということ。

人間には向き不向きもあるし、残念ながら皆天才ではないので出来ること出来ないことが当然ある。
それを受け入れるタイミングもあるし、また、受け入れた上で自分の人生を考えるべきだ。というわけ。
それと同時にネガティブなものの受け入れなければならない。
少し御幣があるが、例えば自分は不細工だ、とか、デブだ、とか、家が貧乏だ、とか、そもそも国が内戦でえらいことになっている、とか。

つまり、受け入れることからしかポジティブシンキングは始まらない。

「気にするな」と思えればま、いっか、と思える。

結構好きです。こういう人。

手前味噌ですが、うちの奥さんも私もかなりもポジティブシンキング。
色々な局面でもちろん悩むし迷う。

でも、出した結論についてはなにがあろうと否定しないし、結果どうなっても「でも、まあ良かったよね」と言える。

2人ともそれだから夫婦円満やし、ハッピーライフなんだと思います。てへ。

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『イッセー尾形の人生コーチング』〜朝山実〜

2011年08月07日 03時03分24秒 | レビュー『人間科学』


イッセー尾形とコンビの脚本家、森山雄三氏が手がけているワークショップの振り返りを中心に本はすすむ。
このワークショップがすごい。
演劇の素人を沢山あつめて、4日間で劇場で公開する、という荒っぽいもの。

演劇のしつはとりあえずおいておいて、何が凄いって、この稽古を通じて全員が「周りからみた今の自分」を徹底的に意識させられ、それをさらに演じること。

演技には真実味がない。
しかし、本当の素の表情がどんなものかを知り、その通りに演じることが出来たらそれは素に近い演技と言える。
そこにエネルギーがあり、観客に伝わるのだと森山は言う。

でも、本当の自分って結構認めたくないケースが多い。
理想の自分、頭の中で勝手に自己認識している自分とギャップがあるから。
でも、容赦なくそのギャップをさらけ出させるこのワークショップ。

いろんなケースを紹介してくれるがそれだけでも十分モリカワにも当てはまることが多くてすでに痛い。かなり読むのは疲れました。

でも、結構適切なアドバイスが乗っているので、一旦はそれを受け入れよう、という気持ちにもなります。

「困ったことや辛いことを共有できると、それは喜びに変わる」

まさに同大硬式の魂が集約されている。
その喜びのためにラウンドがあり、合宿がある。
その喜びを胸に対抗戦に臨む。
だから今でもあまり関係が色あせないのだと思いました。
ちなみにあとがきはイッセーさんが書いているが、少し感動的。距離の測り方が本当にうまい人だと実感します。
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『Facebook世界を制するソーシャルプラットホーム』〜山脇伸介〜

2011年08月07日 02時58分27秒 | レビュー『社会・経済・政治問題』


何か面白い使い方がのっていないか?と思って借りましたが、結局はHow to的であまり面白くありません。
Facebookの歴史なども、まあ、正直ね。。。

ただ、Facebook使いこなしている主婦のコメントがいい。
「自分の読みたいように雑誌を編集しているようなものです」

ファンページが雑誌の広告に近い。
そして、なにより友達の発信した情報は生の口コミ。
これほど頼れる情報はない。

信用できる人の口コミを整理し、ファンページでマスメディアに触れる。
雑誌みたいに要らない記事や広告はない。

まあ、便利そうなのでモリカワも活用を考えます。
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『慶喜の捨て身』〜野口武彦〜

2011年08月04日 23時12分00秒 | レビュー『社会・経済・政治問題』


歴史の教科書に必ずでてくる徳川慶喜。でも、実は大政奉還しか知らない。
そんな幕末の歴史を文化や戦争、庶民の暮らしっぷりなどから垣間見る本書。

慶喜の話に行く前に当時の江戸の話が多いのだが、なんか皆おおらか。お金があってもなくても生活を楽しんでいる。
今みたいに何かに追われていないし、金がないなりに文化的な生活をしている。
役者さんの真似などを通じて民衆レベルで文化が出来上がっていく感じ。
話にひねりをいれることも、しゃれを交えることも一緒。なんか楽しそう。

もちろん今よりは物騒だから人が簡単に殺されるし、政府の方針でいきなり旗本の年収が50%削減されたり、幕府ってやっぱりとんでもない。
家康とか家光の時代はそりゃあ求心力あったけど、幕末になると求心力がないから暴動も起きる。
でも、その暴動にもルールがあって、家や家具は壊すけど、人は殺さない、とか。
売り惜しみするお店は打ち壊しに入るけど、やっぱり人は殺さない。とか。
ええ¥じゃないかを踊りながら打ち壊しに入られたら、やられたほうもええじゃないかを踊って許しちゃう、とか。

生きっぷりが粋である。
粋でないひとはもてへんし、うまく生きていけない。だから皆粋なのでは。

慶喜は若く二病死した家茂の後をついで将軍になった。
でも、薩長同盟はつよいわ、戦争にまけるわ、お金ないわ、最悪の時期に登板した将軍。
でも、中々思い切りがよく、外交も諸外国に負けない胆力をもっている。
当時アメリカやイギリス、フランスから最も評価された外交手腕を持ったらしい。

彼はいつも身を切られたも最後実を得ようとする。それがしたたかな計算を働かせ、外交手腕をうならせ、奪い取っていく。
最後の最後に失敗し、手元も何も残せないが、しかし中々の生き様を本書では書いている。

大政奉還しちゃったへたれな将軍、というイメージは消えます。
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