生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

どんなとき、自然体になれたか?

2006年06月30日 | 第2章:心理療法の基本
自然体の原型について考えてみましょう。これが私の自然体の原型だ、と言い切れるものを意識してみましょう。自分の人生の、あの場面、この場面こそが、最高の自然体であった、といいきれるものを<自然体の原型>と言います。この体験した原型と、自分が理想とする姿を比較しながら、追求する喜びは言葉では言えない快感です。想い出しても嬉しい、心は穏やかだし、人間が好きになるし、健康で幸福で、何か整然とした気分、これが自然体である証です。過去の事はもうどうでもよく、明日のことも気にならず、今、ここでの開放感を堪能し、自然に、自由に、宇宙を舞うような気分。こだわりが一つも無く、のびのびと心も体も魂も乱舞している、そんな体感。これが究極の自然体。:<自然体論:94-4>:

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2 コメント

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ありがとうございます。 (八王子の森です)
2006-07-01 11:02:01
 いつも、有意義なブログありがとうございます。今回の自然体の原型を考えるテーマは、特に貴重でした。私の7歳ごろのアラスカ時代のできごとに思い当たることがあります。愛の原型と表裏一体かもしれません。

 植村先生のこれからのブログ楽しみにしています。
自然・天然・有りの儘・そして委ねる (kimura)
2006-07-02 12:23:51
身体と心の持ち方が”一致”しているときが、自然体でいられるような時のような、、、。

先生と、凡庸なる私に違い。「自尊心」が邪魔をしているということは、身にしみて体感しました。親友にも言われます。「俺の寺へ来い!一から修行してみろ!」ようするに「かっこつけて人生を送っているんですよね」本当の苦しみを体感してこそ、自然体とは何かが、徐々に感得されてくるのかなと思いました。

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