生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:信じる力:その9:幸福な日々の為の自問自答集

2014年12月13日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
神学は難しく心理療法家の私には手におえませんが、心理療法の上では大変お世話になつている神学があります。それは「三位一体」という考え方です。例えば私はしばしば友人にこの三位一体が説明出来ないのによくカトリツク信徒をしているね、と侮蔑されます。しかし、私には、正直、どうでもいい、感じなのです。5位一体だろうが、6位一体だろうが構いません。私は自分の身体を見て頭の役割、手の役割、足の役割がそれぞれ違いましても私という一人の人間だ、と解釈していて、それ以上の難しい事は専門家に聞いてくれと友人にいいますので、友人はただただ呆れ果て、私の信仰を笑います。さて、この三位一体というカトリツクの神様のお陰で私は元気に生き抜いています。ラテン語に「Deo Gratias,Spititus sancti](聖霊様、有難うございます)という射祷(シャトウ:短い瞬間の祈りの意味)を若い頃、イギリスで教えてもらいました。嬉しい時、病気の時、困難の最中、事故の最中、海外の暴動の最中、どんな時でも、この祈りをしなさい、と神父に教えてもらいました。この祈りは不思議な現象を起こします。普通、有難く思う時に、感謝するものですが、この祈りは、どんな時も、例えば罪深い事をしているときでさえ、この祈りをしなさい、とその神父は言うのです。喜怒哀楽、どんな人生の場面でも、この祈りをすると、最初は抵抗があるのですが、三位一体の神様が戦友のような身近な存在と化し、恋人のような、親友のような、親のような不思議な存在と化してきます。三位一体の神とは先ず、天地の創造主の父、その息子のキリスト、父と息子の相互愛からほとばしる聖霊、この関係を言うのですが、私の場合は日常生活で、この聖霊に対する語りかけが大半なので、このラテン語を生涯、唱えてきたようです。その結果の今の幸福が厳然として身近に存在しています。この祈りは本当に不思議なものですので、これから、どんな時でも、体験として活用下さい。この三位一体の神のイメージを所持出来ますと、複雑怪奇なこの人生が意外とすんなり整合性のあるものに見えてくるのが不思議なのです。この祈りの体験から宇宙、人生を見直すと、アイデンティティが統合され、自己混乱感が解消され、サムシンググレートへの畏敬から、自分自身が謙遜になり、平安感が中心の日常が送りやすくなるようです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:<486>


自分の「生き甲斐」等の探究の方法について:どんな厳しい現実でも、そこには深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。:

(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)


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