生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:対人関係:その58:幸福な日々の為の自問自答集

2016年05月16日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
スポーツクラブ、その他のコミュニティでの嫌われ者、色々ありますが「威張りたがる人々」も、その一例です。普通の挨拶をしているのに、いきなり「君は何をしているんだね」ときます。誠実に対応している人も見かけますが、聞いた後、自分は外交官だったとか会社の社長をしていた、とくるわけです。あとは得意とする分野の自慢が始まります。さて、こう成るのはほぼ根深いお育ち上の劣等感で、子供時代から、その無意識の劣等感に気付かないで育ったか、でしょう。もし、具体的に自分の劣等感に気付けば、普通の人は、その劣等感の意味を思索し、謙遜になるべく成長するはずですが、対処方法を普通の人は知らないのが当たり前ですので、職業に成功したあとは、世間は、だいたい媚びていきますので、その成功者は或領域は未熟のまま人生を送ります。この精神力動(心の流れ方)はホモサピエンスの特徴で、日本だけでなく世界各地に見られる現象ですから、あまり深刻に考える必要はありません。歴史は繰り返し、流れていきます。ここでは神仏の愛や素敵な隣人の愛を得ていても、それでも、こんな現象があるので、その理由を思索してみます(幸福病のひとつ)。生育史で生活習慣として固められた性格は、そう簡単に修正出来ません。この事例の該当人物が、何故、自分は嫌われるのか、と悩みださないと解決しません。まして、その根本原因が生育史上、特に子供時代の心の傷でもある劣等感を補うものとしての「威張りたい」という心境を理解しませんと高齢者施設に入りましても嫌われ者で終わります。無意識に感じていた劣等感を補うべく人は勤勉に技能を磨きます。勤勉さと技能は劣等感を完全に補いますので、その人間の心の仕組みを大いに活用し、明るく爽やかに、共存共栄する生き方、周囲の人を大切にする技能に目覚めると、その生育史は劣等感を感じない人以上に美しく輝くかもしれません。劣等感は技能向上と勤勉性向上の最大のエネルギーだからです。

「自分は何処へ旅しているのだろうか?:<997>


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(1)「2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について」:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用して書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは私のカトリツク信徒としての信仰の発露として書いています。色々の考え方、宗教の違い、文化の違いに関係なく、とにかく人々が元気に明るく爽やかに、悔いのない人生を生き抜く為のブログですので、大いに勉強に役立てて下さい。



(2)「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:
自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(*1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(*2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(*3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(*4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(*5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(*6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(*7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(*8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)


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