生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

親密な関係が恐ろしい!

2013年09月18日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
親子でも、友人、恋人、学友でも「親密な関係は危険なものとして避ける」傾向のある人がいます。ロジャースはこの場合を低辺、「危険だという感じが減少する」を中辺、「瞬間的体験過程にもとづき開放的に自由な関係をもつ」を高辺、と解釈しています。この文章の解釈は面談の勉強会でも誤解されやすい文章ですが、とても重要な指標なのです。一番多い事例がお見合い結婚で散見出来る事例ですが、幸福の条件から見ても、デートの雰囲気から感覚的、体感的にみても、もう文句なし、という事例でも、少し親密な状態になりそうな場合に無意識で逃げ出す男女がいる話です。生育史上の理由があるので、何故、大事な時に、無意識で逃げ出し、折角の幸福への道を自分から閉ざしてしまうのか、とても重要な問題を潜在しているようです。生き甲斐の心理学は、この傾向を五感で恐怖を感じ折角の幸福への道、自己実現への道に支障がないように、心理療法を進めていきます。理性で恐怖を感じなくても、五感で恐怖を感じる病的な事例が今回の対象となります。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:42>


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(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。

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