かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

着たり埋めたりするんじゃなくて身体に張り付ける電子回路が生まれようとは、技術の進化とは面白いものです。

2017-08-18 22:49:36 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は23.4℃、最高気温は32.5℃、五條市アメダスの最低気温は23.6℃、最高気温は30.5℃
でした。今日は時折雨が降るあいにくの天気でしたが、降っては日が差し、降っては日が差しを繰り返すお陰で、やたら蒸し暑くなりました。しかも久しぶりに日没までしっかり日射が届いておりましたので、夕方も随分暑くて参りました。8月も後半に入ってきましたが、当分、まだまだ残暑厳しい、という状況は変わらないようです。

 さて、東京大学や慶応大学の研究開発チームが、人の素肌に長時間貼り付けることが出来る、極薄の電子回路を開発したと発表しました。
厚さ70~100ナノ・メートルの金で出来た回路は、従来のように通気性のないシートやフィルムを必要とせず、肌のかゆみや発疹を抑制する事ができるのだそうです。既にこれを利用して電気信号を測定するセンサーと組み合わせ、筋肉の動きを測定する実験にも成功、今後の応用が期待されています。
 どれくらい複雑な回路を、人体の表皮のどれくらいの面積に貼り付ける事ができるのか、またそれがどれくらいの強度で、いつまで機能を維持できるのか、など気になることは多々ありますが、とりあえずは入り口に立ったということなのでしょう。応用の範囲はまさに無限にありそうで、実に楽しみな技術であろうと思います。それこそ全身に入れ墨のごとく張り巡らせた回路を使って超常的な能力を発揮したりとか、機械の体にしなくてもできるようになるかも知れません。体の機能を機械に入れ替えるサイボーグ化が先か、iPS細胞技術や遺伝子組み換え技術をベースに強化した人体を作るのが先か、と妄想をたくましくしておりましたが、今新たに身体の電脳化も加わってくるとなると、本当に更に色々と妄想が捗りそうですね。
 ブレードランナーのようにジャックを使って電脳と繋がなくても良くなるかもしれないなんて、ついに現実がSFを凌駕し始めているのかと思わず興奮してしまいました。



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