かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

乳酸菌で危険なピーナッツアレルギーを克服できるかも! という嬉しい話が豪州から上がりました。

2017-08-17 20:21:19 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は23.9℃、最高気温は32.9℃、五條市アメダスの最低気温は23.3℃、最高気温は32.3℃でした。今日は夕方局地的に大雨があるかも? という予報でしたが、一時パラっと雨粒が振りまかれ、車のフロントガラスに雨滴が5つ程付いただけで終わりました。ざっと一雨あってくれれば少しは気持ちのよい夜になったと思うのですが、今日も蒸し暑い一夜になりそうで少々うんざりです。

 さて、オーストラリアの研究者が、命にかかわるアナフィラキシーショックを引き起こすことでよく知られるピーナッツのアレルギーを抑制する治療法を開発、アレルギーの克服の可能性が高い方法として注目されているそうです。オーストラリア大陸の東側の南端、対岸にタスマニア島がある都市メルボルンにある小児医療研究所が開発したもので、ピーナツアレルギーの子供に、1年半にわたり、免疫強化作用が歌われる乳酸菌の一種「ラクトバチルス・ラムノサス」と少量のピーナツを、少しずつ量を増やしながら食べてもらうという、少々気の長い臨床試験を実施しました。その結果、被験者の82%の子供がピーナッツへの耐性を獲得、そのうち8割の子供が、試験終了から4年経過した今でも、問題なくピーナッツを食べることが出来るという、完全寛解状態に至っているとのことです。全体の6割が危険なピーナッツアレルギーを克服したという画期的なこのデータ、是非他のアレルギーでも試して見て欲しいものです。
 このラクトバチルス・ラムノサス、ちょっとググってみましたら、ヒトのお腹の中で常在している乳酸菌ではなく、外から入れるしか無い菌で、しかも腸内に定着することはないのだとか。それでもプロバイオティクスな効果は確かにあるらしく、ビオフェルミンのようなサプリメントが販売されているようです。
 一時、花粉症が改善されないかとしきりにヨーグルトを食べまくった時期がありましたが、残念ながらあまり効果が実感できず、その後ヨーグルトは縁遠くなっておりました。しかし、腸内細菌叢と免疫機構が密接に関連していることは最近の研究でも明らかになってきておりますし、実際にこうしてアレルギーを寛解させうるほどの効果があるというのなら、見直してみるべきかも知れません。問題は結構時間がかかることですね。それと乳酸菌を選ぶかもしれないということ。サプリメントは正直気が進まないのでどうせならヨーグルトなどで摂取したいものですが、最近ようやく定着してきたプロバイオティクスなヨーグルトをいくつか、内容を確かめながら気長に試してみても良いかも知れません。


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