かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

超音波加湿器というのは手入れを怠るとたちまち凶器に変わるのが恐ろしいです。

2018-01-19 21:58:32 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は4℃、最高気温は11.2℃、五條市アメダスの最低気温は1.6℃、最高気温は9.8℃でした。今日はやや雲の多い晴れの日でしたが、日々少しずつ気温が下がって来ています。まあ昨日までの天気がこの時期からすれば異例の高温でしたから、ようやく平年並みに近づいてきたというところでしょう。しかし、昨日発表された1ヶ月予報では、来週以降しばらく平年を下回る強い寒さに見舞われそう、となっていました。多少寒いのは致し方ないとして、雪とか凍結とかだけ無いように願いたいものです。

 さて、大分県国東市で、施設に入っている80−90代の男性3人が加湿器で繁殖していたレジオネラ菌に感染し90代の男性が死亡、80代の男性は、レジオネラ菌ついては治りましたが、その後肺炎になって死亡するという事故がありました。超音波式加湿器から、規準の2万2千倍相当量の菌が検出されたそうです。
 超音波式は熱をかけませんから、手入れを怠ったり適切な手入れがなされていないとすぐに雑菌が繁殖します。その菌類がそのまま蒸気とともに空気中に撒き散らされ、それを吸ったヒトの肺に感染して病気を引き起こすのだそうです。インフルエンザウイルスを警戒して室内の乾燥を防ごうと使った加湿器で、別の命に関わる病気が蔓延してしまうのですから、ままならないものです。
 しかし、加湿器のお手入れでぐぐってみたら結構トンデモナイことが書いてあったりするところがありますね。普通に毎日水を全部入れ替え、時々本体を洗ってやれば大体なんとかなるでしょうに、それができなかったというのは、施設としえは問題が多いだろうと思います。最初から超音波式でなく加熱式にしておけばこのような事故も起こらなかったでしょうが、今更詮無い話かもしれません。
 
コメント
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